ルヴァン杯G大阪戦プレビュー

週2試合の日程だと、毎日レッズのことを書いているイメージですが、今度の水曜日にホーム埼玉スタジアムでルヴァン杯予選リーグのガンバ大阪戦があります。ルヴァン杯の使い方は、今季の浦和の鍵を握りそうです。前回の名古屋戦は槙野や西川を出場させて、チーム状態を上げに行きましたが、肝心の長崎戦を引き分けて目的は果たせませんでした。

これまでの試合で、相手に狙われているマウリシオとマルティノスのバックアッププレーヤーは、是非とも試して欲しいものです。マウリシオのところは阿部勇樹も岩波も考えられますが、マルティノスを使わないとすれば代役は誰だ？となかなか思いつきません。名古屋戦は李の右FW起用でしたが、このポジションに新しい選手の台頭に期待したいです。

21歳以下の枠は、間違いなく荻原でしょう。彼の名古屋戦でのセンセーショナルなデビューは将来を期待できますが、まだ体力的には課題もあるので、スタメンで出して途中で交代させる起用が妥当でしょう。これほどの才能ですから、是非とも無理せずに大きく育てたいものです。

対戦相手のガンバ大阪は、今季公式戦4連敗と苦しんでいます。浦和と同じように、ルヴァン杯をチームの立て直しに使おうとしたものの、そのルヴァン杯で広島に惨敗するという悪循環に陥っています。監督のレビー・クルピは思い切って若手を使う監督ですが、その若手がなかなかチームを勝利に導けません。

そのため、ガンバ大阪がこの試合をどういう目的に使うか次第で、この試合は大きく変わることになります。遠藤保仁や藤春が出る可能性もありますし、思い切って若手が並ぶメンバーになる可能性も考えられます。21歳以下の枠もありますから、誰だ？という選手も見ることになるでしょう。

浦和にとっては、何か有意義な目的に使えたという試合にしなければなりません。開幕3戦勝ちなしのチーム状態を、どう好転させるか、堀監督の策を見たいものです。