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Kobby loves 埼玉&レッズ

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新星誕生(荻原拓也)

2018-03-09 22:36:31 | 浦和レッズ
デビュー戦のルヴァン杯名古屋戦で、2得点という会心の門出を飾った、荻原拓也選手を取り上げます。荻原は沖縄キャンプの練習試合でも好調をアピールしており、トップデビューは近いはずと思っていました。ルヴァン杯の特別ルールである、21歳以下を一人以上スタメンに含むルールでスタメン出場を果たしました。

荻原のポジションは左のウイングでした。名古屋戦でのプレーを見る限りではスピード型で、後ろの武富が上がっているタイミングでは戻って守備をこなすなど、地味な役割も嫌がらずこなしてくれます。カウンターを仕掛ける際にボールを持たせて起点にすると面白そうだと、一つ売り物を見せました。

もちろん、そのシュートテクニックの高さも武器です。特に、興梠のアシストで決めた2点目のゴールは、斜め後ろからの浮き球をハーフボレーで叩く、難しいシュートです。本人は思い切って狙ったようで、そういう思い切りの良さは浦和を変えてくれるポテンシャルも感じさせてくれます。

まだ、ユースから上がったばかりということで、体力的にはまだこれからです。この名古屋戦でも、後半の残り10分ほどで足がつり、その時間は数的不利に近い状況を作られてしまいました。しばらくは、ベンチに置くか、スタメンだとしても途中で代える起用をすることになるのでしょう。

それでも、スピードとテクニックを両立しているのは立派です。18歳という年齢を考えれば、使いたいと監督に思わせるだけでも立派ですが、これからは東京五輪のU-23代表も、もちろん狙って欲しい逸材です。ルヴァン杯の21歳以下のルールは、これまでは若手が育っていなかった浦和には不利なルールでしたが、荻原の台頭で意味合いが変わってくると思います。
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