goo blog サービス終了のお知らせ 

Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

北京国安戦マニアック分析

2015-03-19 19:08:04 | 浦和レッズ
昨日の記事で、書き足りなかった北京国安戦の記事です。北京にはモンテネグロ代表ダムヤノビッチ(10番)という強力な1トップがいました。KリーグのFCソウル時代に、前人未到の3年連続得点王を達成した選手です。このダムヤノビッチへの対策は浦和も十分立てていました。

4-2-3-1のチームが3バックを攻略する方法として、1トップがおとりになって3バックを引き付けて、MFをフリーにする方法があります。そのため、浦和は永田が常にダムヤノビッチを見て、槙野か森脇のどちらかがカバーする守備でした。

ダムヤノビッチのシュートのうまさが発揮された場面はありましたが、ダムヤノビッチが常にボールを持てていた訳ではなく、ダムヤノビッチに関しては対策は成功した部類でしょう。相手サイドハーフの28番と11番もうまく消していました。

ただ、トップ下のアルゼンチン人、バタージャ(17番)だけは非常に嫌な存在でした。小柄ながら、どこに行けばフリーになれるかの感覚が素晴らしく、浦和の守備ラインのギャップを常に狙われていました。バタージャをマークしようとすると、阿部勇樹を当てざるを得なくなり、それでは浦和の攻撃の枚数が厳しくなります。

その結果として、前半からセカンドボールを相手に拾われる苦しい試合になりました。悪いピッチコンディションや、移動を挟んだ中2日も理由の一つでしょうが、シビアに見れば勝てる内容ではなかったと思います。

ただ、強そうに見える北京にも弱点はありました。確かに、スピードとパワーでは浦和を上回っていますが、技術レベルはそれほど高くありません。ボランチとCBのパス回しにはぎこちないところもあるので、守勢に回ったら脆い可能性があります。

次の埼玉スタジアムでは勝ってリベンジしたいですが、最初から激しくプレッシャーに行けば、脆さを見せる可能性はあります。たとえ決勝トーナメントは難しくても、最後まで戦うところは見たいので、アウトサイドが空く浦和のストロングポイントを出す試合を是非とも見たいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする