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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

天皇杯準決勝プレビュー

2013-12-27 21:28:08 | 他チーム
浦和敗退で、中立観戦になりますが、天皇杯の準決勝は見るつもりでいます。もちろん、浦和ほど情報は持っていないので、そのクラブのサポを満足させるレベルではありませんが、天皇杯準決勝のプレビュー記事を知っている範囲で書いてみます。

横浜国際競技場(日産スタジアム)では横浜FM対鳥栖というカードです。このカードの決着は中村俊輔次第と思っています。退団するマルキーニョスは準々決勝の大分戦にベンチ入りもしていなかったので出ないと思いますが、それでも代役の1トップ藤田も実績ある選手で、中村俊輔次第で生きる能力はあると思います。

横浜FMのいいときは、ボランチの富澤と中町が献身的にボールを奪って、シンプルに中村俊輔に預けることでこの司令塔を攻撃に専念させることができています。中村俊輔はうまくポジションを取って相手のマークを外すことはできると思いますから、そこにいいボールを配給できるかの勝負と予想します。

逆に鳥栖は運動量で横浜FMを上回りたいです。川崎戦で見せた延長戦のカウンターのように、とにかく相手より一人多く走ればいいという展開は鳥栖は得意にしています。豊田というJ1でも屈指のレベルのFWを持つ以上、相手より走って豊田を生かす展開にできれば勝機はあると思います。

国立競技場はFC東京対広島というカードです。このカードで楽しみなのは、今大会を最後に引退するFC東京FWルーカスのプレーです。うまさも運動量も持っているルーカスの引退は惜しいですが、2年前の天皇杯のタイトルはまさに彼の貢献です。見るのは最後のチャンスなので、彼がどんな選手か記憶に刻めたらと思っています。

広島はJリーグとの2冠がかかります。今年の広島は佐藤寿人だけではないというチームになっており、トップ下から飛び出すセカンドストライカーの石原は確実に今季ブレイクしました。大宮時代から持っている能力は高かったですが、大宮ではFWに外国人を補強されて思うように出場機会を得られませんでした。

広島の森保監督の戦術はミシャサッカーを受け継いでいます。そのため、浦和と似ているアウトサイドのミキッチが4バックのFC東京にはマークしにくいというストロングポイントを出したいでしょう。ミキッチが目立つか、ルーカスが目立つかは見ものです。

追記:ルーカスは足を骨折していて、天皇杯の残り試合には出ません。失礼致しました。
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欧州CL疲れ?(ニュルンベルク対シャルケ)

2013-12-27 18:17:11 | ワールドサッカー
ドイツ、ブンデスリーガの日本人対決、ニュルンベルク対シャルケを見ました。ニュルンベルクの長谷部、清武、シャルケの内田は全員スタメンフル出場と、日本人が活躍しているところを見るという意味では悪くない試合のように見えますが、実際はシャルケの動きが信じられないほど鈍く、ニュルンベルクも決定力不足でスコアレスドローと、正直面白い試合ではなかった印象です。

試合前の順位はシャルケは6位、ニュルンベルクは降格圏の17位でした。シャルケがアウェイとはいえ圧倒するのではとの予想は覆されます。ブンデスリーガはセリエAやプレミアとは違って、バイエルンを例外として世界中からワールドクラスの代表選手を集めているほどのレベルではない印象で、選手を知らないのもあまり楽しめなかった理由かもしれません。

それでも、戦術的に機能して、狙い通りに戦っていることがわかれば、ある程度以上ならレベルに関係なく楽しめます。この試合はシャルケの1トップがほとんど目立たず、サポートするはずのペルー代表MFファルファン(17番)もドリブルが足についておらず、内田(22番)が目立つ展開にはできませんでした。欧州CLで疲れてベストコンディションでないと言われても仕方ない出来です。

試合を支配していたのは、下位に沈むニュルンベルクでした。17番(フランツ)をアンカーに置いて、ボランチとトップ下を出たり入ったりする役割が長谷部(15番)と清武(13番)と、戦術的にはニュルンベルクの方が整理されていました。清武も長谷部も、前線にうまく出すスルーパスは狙っていて、チャンスはニュルンベルクに何度もありました。

しかし、ニュルンベルクは10分け6敗という成績で、開幕後16試合勝ちなしという泥沼で苦しんでいるチームです。そんなチーム状態はトップの11番(ギンチェク)や18番(ドロリッチ)が決定機を外すという微妙な心理状態に反映されてしまいました。シャルケが良くない試合なので、この試合は勝っておきたかったニュルンベルクですが、試合は痛恨の0-0決着になりました。

それでも、ニュルンベルクは全試合の半分以上を引き分けに持ち込めるのですから、決して弱いチームではないことはこの試合でも示されました。あとはこの冬の移籍市場でどう動くか、冬が厳しく1月に試合ができないドイツの特性を生かして欲しいと思います。
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