Jリーグの最終節が終わると、今回はモロッコからの時差があって見るのは大変ですがクラブW杯が開催されます。柏がベスト4で敗れ、日本勢がいないのは残念ですが、可能なら映像でチェックできればと思います。そんなクラブW杯、高校サッカーと年末のサッカーは未知のチームと遭遇することになります。
私は、そういう未知のチームをスタンドで見るときは、まずトップ下から見ます。トップ下は必ずボールが集まってくるので、そこからFWに展開されるボールの質から、スピード型かポストプレーヤーかがわかります。もちろん、トップ下を置かないチームもあり、そういうチームはウイングサッカーであることが多いです。
過去には日本対ベルギーのW杯本大会(埼スタ)で、ベルギーの背番号が赤地に黒と見にくく、3バックか4バックか確認しようとして10分ほどベルギーの最終ラインを見てしまった苦い失敗があるので、先に攻撃からチェックすることが試合の世界にすんなり入っていけるきっかけになると理解しました。
もちろん、調べられる情報は調べた方が、試合を理解するうえでは大きな要素ですが、たとえ知らなくても楽しめるというのは、2007年国立競技場のクラブW杯、エトワール・サヘル(チュニジア)対パチューカ(メキシコ)戦で実感できました。当時は知らないチームに大金を払うのはもったいないと、カテゴリー3(3000円)の最上段の指定席で見ました。
しかもスタメン紹介に入場が間に合わず、選手の名前がわかったのはハーフタイムに試合のプログラムを買ってからという、今までなら痛恨の失敗と悔やんでいたケースでした。しかし、トップ下から両チームを見た結果、パチューカのアルバレスは全く守備をしないことと、サヘルのガルビは守備はするがプレー機会が少ないことがわかりました。
組織サッカーを重視する監督なら、アルバレスは使いたくない選手でしょうが、フリーになるセンスの高さとパスの精度を誇るアルバレスは機能していて、守備を度外視してもこの対決はアルバレスの勝ちのように感じました。未知のチームでも、試合を見るだけでこれだけ情報が得られたということは、自分にとって誇りに思えた試合だと、今でもクラブW杯の時期になると思い出します。
私は、そういう未知のチームをスタンドで見るときは、まずトップ下から見ます。トップ下は必ずボールが集まってくるので、そこからFWに展開されるボールの質から、スピード型かポストプレーヤーかがわかります。もちろん、トップ下を置かないチームもあり、そういうチームはウイングサッカーであることが多いです。
過去には日本対ベルギーのW杯本大会(埼スタ)で、ベルギーの背番号が赤地に黒と見にくく、3バックか4バックか確認しようとして10分ほどベルギーの最終ラインを見てしまった苦い失敗があるので、先に攻撃からチェックすることが試合の世界にすんなり入っていけるきっかけになると理解しました。
もちろん、調べられる情報は調べた方が、試合を理解するうえでは大きな要素ですが、たとえ知らなくても楽しめるというのは、2007年国立競技場のクラブW杯、エトワール・サヘル(チュニジア)対パチューカ(メキシコ)戦で実感できました。当時は知らないチームに大金を払うのはもったいないと、カテゴリー3(3000円)の最上段の指定席で見ました。
しかもスタメン紹介に入場が間に合わず、選手の名前がわかったのはハーフタイムに試合のプログラムを買ってからという、今までなら痛恨の失敗と悔やんでいたケースでした。しかし、トップ下から両チームを見た結果、パチューカのアルバレスは全く守備をしないことと、サヘルのガルビは守備はするがプレー機会が少ないことがわかりました。
組織サッカーを重視する監督なら、アルバレスは使いたくない選手でしょうが、フリーになるセンスの高さとパスの精度を誇るアルバレスは機能していて、守備を度外視してもこの対決はアルバレスの勝ちのように感じました。未知のチームでも、試合を見るだけでこれだけ情報が得られたということは、自分にとって誇りに思えた試合だと、今でもクラブW杯の時期になると思い出します。