goo blog サービス終了のお知らせ 

Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

広島戦プレビュー

2011-06-13 18:42:41 | 浦和レッズ
浦和は今週は強行日程で、水曜にアウェイの広島戦です。広島は今季好調のチームで、試合終了間際にゴールを決められる勝負強さが光ります。アウェイ戦は結果を出していない浦和ですが、これまで勝ちを計算した相手から勝ち点を落とした以上、こういうはた目には勝ち目の薄い試合を勝って穴を埋めるしかありません。

広島は上位では唯一になった3バックのチームです。去年の試合では守備のときはダブルボランチの一角を下げて4バック気味にしていましたが、今季はスカパーの実況を聞く限りでは押され気味の展開では5バックにしてもいいから、その代わりボランチを1枚前に出すようにという指示らしいです。

また、広島の強さを感じるのはセカンドボールに対する強さです。去年、トップ下の位置には若手の高萩と高柳が入っていましたが、今季は昨年佐藤寿人の代役から一気に日本代表までブレイクした李忠成と、新加入のグルジア人MFムジリが入っています。

この二人のキープ力は相当のレベルで、特にムジリがボールをキープしていると相手は奪い返すのは難しく、大抵シュートにされてしまいます。去年、埼玉スタジアムで浦和に勝ったことがなかった広島が引いて守りカウンターに賭けたことがありましたが、カウンターサッカーは嫌いと公言するペトロも、この広島戦だけはカウンターをやりたくなるかもしれません。

そんな厳しい相手に、チーム得点王の原口をU-22代表で欠く浦和ははた目では苦しいでしょう。こういうときはペトロサッカーの原点回帰の可能性もあり、原口の抜けた左ウイングに柏木を置いて、ダブルボランチを鈴木啓太と青山あたりで固める守備重視の4-2-3-1です。

このサッカーにすると、エジミウソンがなかなかボールに触れなくなって、それでも真ん中でワンチャンスを待って我慢できるかという展開になりますが、広島相手に打ち合いを挑むなら左ウイングにマゾーラを起用してそのシュート力に賭ける手もあるかもしれません。

後者の方が面白いけど、負けたら大敗という展開もあり得ます。確実性か勝負手か、ペトロの選択に期待しています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする