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Kobby loves 埼玉&レッズ

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試合巧者(5/27日本対パラグアイ)

2008-05-28 20:47:48 | ワールドサッカー
平日夜、しかも親善試合のテレビ観戦だと、どうしても眠気をこらえるのが大変なので、最後までしっかりとは見ていませんがパラグアイ戦の感想です。まず、立ち上がりはパラグアイの出方を見てみましたが、慎重に自陣に引いて相手の出方をうかがうプレーでした。

どうやら、パラグアイはアウェーの戦い方を練習したかったようで、慎重策で後半に勝負を持ち越せるかがテーマだったようです。プロのレベルなら、4バックをしっかり守備専念にしてこられると、相手は次第に打つ手がなくなってきます。前半の日本のボールキープ率は高かった割には決定機が少なかったのはそのためです。

ただ、パラグアイがマークしていない意外な選手のオーバーラップは効きました。それは左SBの長友佑都選手で、スピードがあるので、パスの質が上がれば上がるほど、良いプレーができると思います。ただ、パラグアイの中盤の寄せは速く、日本のシュートチャンスには必ず一人は詰めていました。

その結果、試合はパラグアイの狙い通りに後半勝負に持ち込まれます。この後が、さすが南米の試合巧者と思わせる試合運びで、日本のプレッシングサッカーが90分もたないことに気付いていたのか、後半の途中から前目のプレスを掛けてきました。動きの落ちた日本はこの作戦に対応しきれず、どうしても苦し紛れのバックパスが多くなってきました。

引くときと、プレスを掛けるときを使い分けられるのは、さすが南米の強豪で、最初からプレスを掛けて途中から動きが落ちる日本とはまだまだ格の違いがあるように感じます。しかし、このまま相手にゴールを許さなかったところはこの試合の収穫です。

パラグアイはセットプレーでもいいボールを入れてきましたが、楢崎がよく止めてくれました。オマーンとのアウェー戦を考えたら、スコアレスドローを狙いに行かなければならない場面も考えられます。しっかり相手をゼロで抑えておいたことは、きっと今後につながると思います。

昨日の試合で印象的だったのは寺田です。上がる闘莉王の後ろのカバーが主な役割でしたが、体の使い方もうまく、ヘディングでも決して負けていませんでした。中澤と闘莉王の存在もあってレギュラーという訳にはいかないでしょうが、バックアップとして信頼感は得たと思います。
コメント (2)
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