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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

守り合い(5/10川崎F対浦和)

2008-05-11 09:48:09 | 浦和レッズ
更新が遅くなり失礼しました。昨日の川崎F戦ですが、浦和もいつもより闘莉王の上がりを抑えて慎重に入りましたが、川崎Fも確実な試合の入り方をした印象があります。それは菊地の起用に現れています。菊地はサッカー専門誌によく書かれる表現を借りると「フォアリベロ」というボランチの位置の守備専門の選手です。

この選手が入ったことで、梅崎が完全に相手に1対2の形を作られて潰され、単独突破よりもパスをもらって生きるタイプのエジミウソン、高原はあまり輝けませんでした。また、菊地に守備をしてもらうことで、中村憲剛の守備の負担が減り、中村憲剛のキラーパスと谷口の前線への上がりが両方出せる状況でした。

ただ、浦和も阿部勇樹を中心に、堀之内、堤がよくジュニーニョを消しました。ただ、ジュニーニョを見てさすがと思うのは、浦和ボールのCKのときです。川崎FがCKをクリアすると、ジュニーニョは堤や山田に厳重にマークされているのに、しっかりキープして味方の上がりを待てます。それでチャンスになりそうな場面は何度かあり、関塚監督の作った攻守の切り替えのサッカーは根付いていると感じました。

しかし、ハーフタイムの指示で、両チームとも狙い所を見つけたようでした。浦和が狙ったのはオーバーラップを繰り返す右ストッパー、井川の裏のスペースでした。後半1分に高原のトラップミスで潰れましたが、相馬から質の高いクロスが入った時点で、その狙いを確信しました。結果的に決勝点になるPKも、その井川の裏を高原が突いたことによって相手のファウルをもらいました。

川崎Fは、3バックの外側のスペースを狙っていました。前節の千葉戦で、堀之内が引っ張り出される傾向があるのを狙って、真ん中を阿部勇樹一枚にしてしまえば点は取れるという発想です。確かにこれで多くのチャンスを作りましたが、不運にもオフサイドの判定でゴールが取り消されたりして、浦和に守り切られてしまいました。

本当は、浦和はエジミウソンがやった「コーナーポスト時間稼ぎ」は、本来弱者の戦略なのでやってほしくなかったですが、思わずやりたくなるくらい、川崎Fの圧力が強かったのだろうと思います。それほど、苦しい試合でしたが、それを勝ったことは喜びです。いろいろな方の協力を得られて、等々力に行って生で見られたことに感謝したいと思います。
コメント (2)
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