GWの強行日程はまだ続き、浦和は明日埼スタで千葉と対戦します。土曜の川崎F戦のことを考えて、誰かを温存する可能性はありますが、エンゲルスは神戸戦でも誰も休ませなかったことから、意図的に外すことは考えにくいです。
オジェック、エンゲルスと前日練習は非公開なので、マスコミのスタメン予想は非公開練習の出口をチェックして「誰が非公開練習に参加していたか」という情報から出しています。しかし、今回は火曜の試合なので、頼みのGGR(テレビ埼玉のレッズ情報番組、金曜夜の放送)はありませんから、正直言うとわからないのが本音です。
対戦相手の千葉は、今季の成績は2分け8敗の勝ち点2で、勝利がなく最下位です。しかし、こういうチームに弱いのが昔の浦和で、1997年に17連敗の京都に初白星を献上したのも浦和です。もう、そういうメンタルの弱さは解消されたと信じたいですが、古くからのサポーターはどうしてもそういう歴史が記憶に残っています。
千葉は、昨オフに主力選手が大量に流出し、すっかり「別のチーム」のような雰囲気です。ただ、G大阪から青木良太、柏から谷澤、C大阪から苔口、FC東京から馬場と、準主力選手を素早く補強して対応しています。そのため、残留争いはするにしても、今の最下位という事態はあまり想像できませんでした。
代表クラスで唯一残った巻は、あまり好調ではないようで、むしろレイナウドをスタメンで出して、浦和の3バックにスピードで勝負してきた方が嫌かもしれません。千葉ダービーの柏戦の残り20分を見ましたが、相手GKのファインセーブで止められましたが、1点リードされた千葉が猛攻を見せていました。
それを考えると、簡単にはいかないはずで、去年の対戦でロングスローを頭でつながれて失点したドローを忘れてはいけません。ただ、千葉の弱点はCBだと思います。新外国人のボスナーは対人プレーに強くいい選手だと思いますが、もう一人のCBにこれといった選手がいません。
永井、エジミウソンあたりがドリブルで勝負すれば、少なくともノーゴールに終わることはないように思えます。先に点を取って守る展開に持ち込んで、とにかく勝ち点3をというのがサポとしての希望です。