雨が降りそうだから、早くいこうねコバスケと家を出たとたん、アレックス君に
会った。いつもの通りお嬢ちゃんに連れられている。
「アレックス君、こんにちは!」
「コバ君、ボクのほうが先にクンクンちゅるよ!」
同い年の仔たちがじゃれあう姿はほほえましい。
実は今日は鎌倉霊園までコバスケを連れて行ってきた。
私の父が亡くなってから、もう13年めになる。
神道なので、13回忌と言うわけではないけれど、毎年命日付近に姉妹と姪達でお墓参りをし、ちかくの日本料理の店で食事をするのが習慣になっているのだ。
コバスケはいつもの通り猫をかぶり、おとなしくしていて皆に‘とてもいい子‘
とほめられ、愛想を振りまいて疲れたらしく、いつもより早く寝てしまった。
今までのシュナ達の中でも、一番いい子なーんて言う人もいて、それは違うと
思うものの、ちょっと嬉しくもあった。
「コバちゃん、おりこうだったね。おやすみ。」
会った。いつもの通りお嬢ちゃんに連れられている。
「アレックス君、こんにちは!」
「コバ君、ボクのほうが先にクンクンちゅるよ!」
同い年の仔たちがじゃれあう姿はほほえましい。
実は今日は鎌倉霊園までコバスケを連れて行ってきた。
私の父が亡くなってから、もう13年めになる。
神道なので、13回忌と言うわけではないけれど、毎年命日付近に姉妹と姪達でお墓参りをし、ちかくの日本料理の店で食事をするのが習慣になっているのだ。
コバスケはいつもの通り猫をかぶり、おとなしくしていて皆に‘とてもいい子‘
とほめられ、愛想を振りまいて疲れたらしく、いつもより早く寝てしまった。
今までのシュナ達の中でも、一番いい子なーんて言う人もいて、それは違うと
思うものの、ちょっと嬉しくもあった。
「コバちゃん、おりこうだったね。おやすみ。」