小網神社blog

東京・日本橋に鎮座する強運厄除の神さま・東京銭洗い弁天の社 小網神社のブログです。

「終りの厳粛さ」を語る。

2015年12月29日 | 小網神社教学
人生における最大の儀式は、誕生、結婚、そして死であるといわれています。

これらの共通点は、神秘性を帯びているところであろう。

誕生を神様からの授かりものとし、結婚は、いわゆる赤い糸が生後で結ぼれているといい、死もまた神様の思召しだという。

この中で、とくに死の問題に限つては、討論も議論もなされていない。

神道の生死観は、祖先の子として誕生し、人生は、神ヘ近づく為の修行であり、世のため、人のために生を全うし、神に召される、と説いています。

死して「遺体(なきがら)」は自然に還し、「霊魂(たましい)」は肉体から離れ、祖先の元ヘ帰るといわれています。

死後「たましい」は、その家の守り神となり、浄化昇華を繰り返しつつ、神の列ヘ近づいていくのです。

この信仰は、古来長い間、多くの日本人の信仰の継承の中で、培われたものであることを、わすれではなりまえせん。

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