内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

ブリュッセル自由大学(ULB)でのENOJP第二回シンポジウム第三日目

2016-12-10 10:11:05 | 雑感

 昨日は、自分の原稿の推敲のこともあり、朝少し遅めに出た。会場に着いたときには、聴きたいと思っていた発表が行われる会場はすでに満席であった。それぞれの教室は、二、三十人が座れる程度のこじんまりとした部屋で、そのような三つの教室に分かれてのパネル発表であった。真ん中の広場に面した扉側はすべてガラス張りで、しかも窓が大きく庭側に開いている教室は特に感じがよく、建物全体も白亜のシックなデザインである。昨日は、そういうわけで教室をあちこち移動しなくてもよく、すべての発表が同じ建物で行われた。最後のキー・ノート講演だけは、一昨日の朝と同様、広い階段教室で行われた。しかし、今日着いた知り合いの二人の研究者がそれは聴かずに帰るというので、一緒に街の中心まで出て、早めの夕食を共にした。
 今日は、いよいよ自分の発表である。今朝、三時過ぎに起きて、最後の推敲を始めたが、やはり見直せば見直すほど直したいところが出てきて、朝食を挟んで十時近くまで推敲を続け、今さっきようやくケリをつけた。これから会場に向かう。