内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

ブリュッセル自由大学(ULB)でのENOJP第二回シンポジウム第二日目

2016-12-09 08:48:04 | 雑感

 昨日の朝は、南山宗教文化研究所のジム・ハイジック先生のキー・ノート講演を聴き、昼からは日本におけるデカルト哲学受容に関する二つの発表を聴く。森有正についての発表は、若い頃森を愛読したこともあり、配布された発表原稿の引用を読みなら、懐かしくその頃を思い出すとともに、発表そのものも大変興味深く聴いた。その後は、三時間ほど図書館に篭って自分の原稿を推敲した。その後主催者の一人の大森荘蔵についての発表を聴き、キャンパスを後にした。
 ホテルでの朝食の席で初めてお目にかかった、日本からいらっしゃったギリシア哲学の美学的研究をご専門とされる先生と一緒にホテルまで戻り、ホテル脇のレストランでディナーをご一緒しながら二時間半ほど歓談した。部屋に戻ってからは、原稿の推敲とパワーポイントの修正・増補に睡魔が襲ってくるまで取り組む。
 今朝、朝食の席でギリシア哲学の先生とまた一緒になり、一時歓談。今日、午前中には、一つだけ聴きたい発表があり、それに間に合うようにあと一時間くらいしたらホテルを出る。