慶応義塾大学公認学生団体 模型クラブBLOG

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赤縄

2007年09月05日 23時39分53秒 | 6ro
 うちの犬のリードは赤いです。すいませんどうでもいいですね。
 ワンワン日記で良いというお話もあるようですがここは由緒正しい模型部ブログ。そんな事をしたらこのblogの最盛期を築かれた速兎さんやnot Doさんに祟られそうなので模型話へ。

 バングの完成写真はどうせシグナスに載せるので今回は役に立ちそうなもののレビューで行きます。その名も「水性&油性残塗料処理剤」。そのままですね。

 これは水道に流すわけには行かないラッカーシンナーや水性塗料等をオカラ状の固体にして燃えるゴミとして捨てられるようにする、というものです。塗料を新聞紙やいらない紙に吸わせれば別に必要ないのかも知れませんが面白そうなので買ってみました。
 
 というわけで調色に失敗した塗料や洗浄に使って汚れきったシンナーを固めてみます。塗料400mlに対して1袋、さらに体積が約5倍になるという事なので大きめな写真の青い容器で作業します。



 処理剤自体はやや黄色がかった白色粉末です。油性塗料の場合処理剤を加えた後、塗料の3倍の水を加えて書き混ぜると固まります。
 水性だと水は加えなくてよく、体積膨張は2倍程度だそうです。
 すると体積膨張の主要因は水で水とそれ以外の物質の量の存在比率が大事なのか、等々妄想が広がります。ちなみに特許出願中で成分はアルミナケイ酸塩と高吸水性樹脂だと書いてあります。




 
 最終的にこんな感じで固まりました。水が1リットル超入っているのでけっこう重いです。かさばるし、重い、となるとただで手に入る新聞紙に塗料吸わせたほうがよさそうな気がしますが、処理剤の方が優れている点として臭いがしないということが挙げられます。固めたものからはシンナー臭がしません。後はすぐ固まるので時間がかからないという所でしょうか。
 
 それほど小難しく考えなくとも固まるのを見ているだけでも面白いので一度試してみると良いかもしれません。
 現在途中写真を追加してシグナスの原稿に使おうかと画策中。 

 ちなみにタイトル「赤縄」は「シグルイ」四十五景(コミック9巻収録)から。牛股師範なら「ベルセルク」の主役でもやっていけると思った。
 
 そういえば明日、三田祭で担当のガンダムエクシアが出荷されるそうなのでお店を覗いてきます。