慶応義塾大学公認学生団体 模型クラブBLOG

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魔を断つ者

2007年08月09日 07時12分34秒 | AAA
今日の新幹線で実家に帰るので、あわてて投稿するAAAです。
撮り溜めていたネタを今のうちに消化しておかなければ。


まずは珍しく最新キットの話題。御覧の通り、コトブキヤのデモンベインを作りました。というか、本来ならばようやく装甲の処理が終わったF91ハリソン機の塗装に入るつもりだったのですが、パーツを紛失(後日発見)していることに気づいて戦意喪失。ふて寝した後バケモノを先に処分することにした次第です。

全身440パーツ(電ホビ参照)のボリュームは伊達ではありませんでした。電ホビの作例記事に「パーツが色分けされているからマスキングの手間が省けて楽チン~」みたいなコメントがあったのですが、どう考えても分解するよりマスキングの方が作業量少ないとおもいます。またパーツ同士の接続強度が弱いので接着剤は必須です。おそらく記事のモデラーさんも「分解→組立→パーツポロリ」の繰り返しに発狂寸前だったのではないでしょうか。仮組み段階だと接着剤使えないから。

キットのサイズはMGガンダムクラスと同じくらい。見た目のボリュームはもっとありますが。そして箱のサイズはヒュッケボクサーと戦えるくらい。これが部屋に鎮座していると精神衛生上よろしくないです。

キットは3Dの設定準拠で作られており、原作ノータッチなので説明書やホビー誌からの情報を見る限り、再現度は高いです。そういえば6roさんは以前に「膝のラインが許せないんだよぉ」とか熱く語っておられましたが、さほど違和感はありません。説明書には2Dのイラストもありましたが、2Dと3Dでは全然印象が違うので、6roさんの違和感はそのせいかもしれません。
他にもパーツ構成はできるだけゲート跡や合わせ目が表面にこない親切設計。コトブキヤの特徴であるシャープなパーツ成型もすばらしいです。特に付属武器の拳銃は一体成型で技術力の高さを見せつけています。

マイナス点を挙げるとすれば、パーツが各ランナーに散っていて非常に探し難いこと。成型の都合もあるのでしょうが、同じ色のパーツはできるだけ同一ランナーに配置して欲しいところです。と同時に説明書の表記が小さく、目が疲れます。この辺りは新参メーカーゆえの問題ですかね。
関節強度も頼りなく、そもそもあまり可動しないので固定ポーズでも良かったかも。更に欲を言えば、もうちょいオプションが欲しかった。拳銃2丁に必殺技用平手と、タテガミだけってのは寂しいです。もっとも設定を知らないので、他に希望するものも特にないですけど。
ついでに、某氏にとっては残念なお知らせですがアル・アジフは付属しません。(参考資料)
個人的にはどーでもいいですが。

さて、これからどういじろうか思案中。当然ながら全身フル塗装なんてやりません。
そういえば電ホビの作例ではパール塗装の上から薄めたスモークでコートしていましたが、似たような手段で簡単フィニッシュできないですかね?

<今週のランスロット>

バラバラ状態。関節改造の目途がつきました。
とりあえず肩をボールジョイント、膝を二重関節に。
腹部にも関節入れて前後可動を追加したいのですが、なにしろキットが小さいので自分にできるかどうか・・・。

<しつこいオマケ>

話題のコトブキヤメカニカルベースを購入してみたのですが、いい感じです。
モデルのヒュッケバインMk-3くんは関模連で両腕骨折の大ケガを負いましたが、ベースに乗せた途端にまるで「整備中」のシーンに

・・・ごめんなさい、できるだけ早く修理します。