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朝寝-昼酒-夜遊

日々感じたことを思いのままに書き散らすのみ。
※毎週土曜更新を目標にしています。

雪を見ながら米朝を聞く

2008年02月04日 07時12分17秒 | 落語・講談・お笑い
昨日は一日雪。出かける気にならず。

家で洗濯した後、コインランドリーで乾燥機にかけるのが
いつものパターンなんだが、
そのために出かけるのも面倒なため、なし。
室内で干している。

コンビニで弁当を買い、
どうせ出かけないから、と朝から飲んでいる。

昼前に、注文していた米朝のCDが届いた。

※画像をクリックすると、楽天のページに飛びます



昭和40年代後半~50年代前半の、元気だった頃のもの。
うつらうつらしながら、後ろの方の2枚程を聞いた。

「いもりの黒焼」は好きなネタで、
「特選米朝落語全集」で覚えかけたこともあるが、
それとは科白などが異なる。
個人的には、「特選」の方が良いと思う。
「トットットット隣の町内の」とか好きだし、
後半の押し方も「特選」の方が強くて好み。

あと、米朝の「キバリ」と言うが、
私が聞き出した昭和60年代や平成になってからというのは、
若干弱くなっていたんだな、と思った。
「足上り」の「あるある」とか、
「鯉舟」の「何言うとんねん」のツッコミの口調とか、
ここまで粘っていたんやね。

まあ、そのあたりのあざとさ、クサさが、
6代目や文枝に比べて、米朝を好きになれない理由ではあるが。
とはいえ、揃える価値はあるだろう。
安いタイミングを見計らって、残りの3箱も買うことにしよう。

久々の末広亭

2008年02月03日 07時03分01秒 | 落語・講談・お笑い
昨日は、末広亭に行ってきた。
メモを見ると、定席は1年半ぶり。
(ロケット団の定例集会は行っているが)

顔ぶれが手堅く「外れがなさそう」という感覚と、
「危ない」と噂の圓菊を見ておこう、という気持ちから。

12時開演で、11時半ごろ行ったらそこそこ並んでいる。
とは言え、開演時は立見になる程ではなかった。

桟敷席で見る。
昼席の途中で帰ったのだが、トータルで見ると、やはり良かった。
その中から、いくつかピックアップして。


「漫談」(勢朝)
私は、この人を好きではない。
だが、定席ではこういう人が大事なのだろう。
今日の寄席の雰囲気を良くしたのはこの人だと思うし。

噺家らしいセンスの漫談だと感じた。
「農薬は口に苦し」といったちょっとしたシャレとか、
「吉兆の親子をネタにした3バカ小噺」とか。

トリをとって欲しい人ではないし、
「真打」らしいか、というと微妙。
ただ、今日の漫談とその後の寄席の雰囲気を見ると、
こういう人も良いな、と思った。


「太神楽曲芸」(勝丸)
一人の座り高座で、傘の曲芸・どんつく。
失敗(どこまでネタかマジかよく分からない)しながら
ウケをとっていく。
少し変わった太神楽で、面白い色替りでした。


「ぜんざい公社」(馬桜)
公社そのものは時代錯誤だが、
「お役所仕事」と考えれば今でも使えるだろう。
私は免許証の更新で行く「運転免許センター」を思い出した。
そのあたりのイメージで、もっと遊べるかも。

「ヒラ」を繰り返してウケをとるところ(小南あたりからか?)や
サゲの「別館が網走」ってのは、いまいち。
途中でウケをとるギャグが難しいネタだとは思うが。


「千早ふる」(文楽)
適当な入れ事をして、よくウケていた。

演る時に気をつけた方がいいな、と思ったことが1つ。
男が隠居さんに「話を進めて下さい」みたいな科白を入れていたが、
入れない方が良いと思う。
このネタ、「何か訳の分からんことを延々と喋る」状況があって、
その後に「初めが千早振る、だろ」で転換してサゲまで走るのが本筋だろう。
その転換を弱める恐れがあるので、
「話を進めて下さい」といった(話全体に客の意識を向かせるような)
科白は避けた方が良いと感じた。


「漫才」(笑組)
うーん。気持ち悪さが先に立ってしまう。
話し方がおばさんくさい。
内容も「おばさんの話しそうな話」だし。
ちとしんどかった。


「肥瓶」(小燕枝)
圓菊の代演。出来は流石。
演者の筋の運び方や「こう仕草をして」という考えが
見え過ぎるところがあるが、
まあ、分かりやすいといえば分かりやすい。


桟敷で疲れて、このあたりで出た。
中入後も「外れなし」の顔ぶれだったので勿体ないが、仕方がない。

今月の上席は池袋も良い(好みの)顔ぶれなので、
こちらも行くかも知れない。

広告費と思えば、やむなしだろう

2008年02月02日 07時59分17秒 | 社会
げげっ…やり直し予選は赤字に(スポーツニッポン) - goo ニュース

ハンドボールというスポーツが存在する、ということが宣伝できただけでも、
今回のやり直し予選は良かったのでは?
その効果は、赤字額の比較にならないだろう。

昔ハンドボール部に所属していた(幽霊部員でしたが)人間として、
そんなことを感じる。

ハンドボール協会にも、
マイナーなスポーツらしい「粗さ」があって、
運営面ではいろいろ甘さが出たのだろうが、
それも仕方ないと思う。