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朝寝-昼酒-夜遊

日々感じたことを思いのままに書き散らすのみ。
※毎週土曜更新を目標にしています。

修禅寺物語@松竹座初春大歌舞伎

2012年01月22日 20時26分53秒 | 歌舞伎・文楽
先週木曜、松竹座に行ってきた。

昼の部、「修禅寺物語」のみの幕見。
天気も悪く、幕見席の客は私を含めて2人だけだった。

我當の面作り夜叉王、扇雀の姉娘、吉弥の妹娘、
海老蔵が頼家。

最初の姉妹の会話、
この姉娘の「職人」への忌避や高貴なものへの憧れが出る場面。
まあまあ出ていたようにも思うが、
如何せん扇雀が歌舞伎らしくない。
喋り方と言い、歩き方と言い。
吉弥とえらい違い。

ここに職人の弟子である進之介が出てくる。
これも歌舞伎らしくない言動だが、
まあ、一本気なところを出せば済む役だからどうにか見られた。

夜叉王の出。
扇雀や進之介に比べれば余程聞けた。
ただ、冷静に見ればその腹の薄さは否めないわな。
足の具合があまり良くないらしく、そこは気の毒ではある。

頼家が出てくる。
一遍に舞台の空気が変わるところは流石。
声や間など、癇症なこの役によく合っていると思う。
我當が面を渡さなかった説明をするが、
「死相が出ている」ことは言わないんだな。

面を受け取った頼家と姉娘が歩き、
北条方の侍とのやり取り。
このあたりの海老蔵の雰囲気は良かった。

面を着けた姉娘が戻ってきての話、
死に瀕した姉娘の表情を描こうとする夜叉王、
このあたり、テキストの緊迫感が全く伝わってこない。
扇雀の話し方・動きは、死にかけているように感じられない。
技術がなさ過ぎるのかも知れない。

我當の夜叉王も、自分の娘が死にかけている、
しかし「職人」「芸術に生きる者」として
それを受け止めつつ自分の技芸に生かそうとする
業に塗れた者だと思うのだが、
そのような腹・内面が伝わってこない。

台本面からはこの芝居が良い芝居だと確認でき、
海老蔵については、まあ満足できた。
ただ夜叉王などは、他の顔ぶれで見たいと思う。

1月21日(土)のつぶやき

2012年01月22日 01時16分09秒 | つぶやき
09:06 from モバツイ
起床。夕方の新年会までのんびりせむ。

14:52 from モバツイ
3軒目確定。あと1軒♪

16:50 from モバツイ
4軒確定。さて、軽くパンフを作って、ハメやネタの練習じゃ。

16:53 from モバツイ
ちと早いが、大阪に向かう。適当に時間つぶしできよう。

17:14 RT from Keitai Web
3月で終了の長寿番組「N響アワー」の次は、石田衣良が登場!: 1980年よりNHK交響楽団の演奏するオーケストラ音楽を親しみやすい解説とともに紹介してきた「N響アワー」が3月で終了し、4月からは「ららら♪クラシック」が始まること ... bit.ly/Aei43M
クラシック研究家さんのツイート

22:35 from モバツイ
新年会終了。やはりダミーでも、名刺作っておく方が良いな。

23:53 from モバツイ
帰宅。やらねばならぬことはいろいろある、気もする。

by kkmaru on Twitter