テコンドーを中心とした筋トレ、アンチエイジング

年齢に関係なく、筋肉、脳は鍛えるほどその重量、能力は増加します
テコンドーはインナーマッスルもバランスよく鍛えられます

納豆をワサビマヨネーズで頂く、強力なアンチエイジングタッグです🌟

2022年05月30日 07時19分16秒 | アンチエイジング

アンチエイジングに良い納豆を美味しく食べようと思ってわさびマヨネーズにオリーブ油垂らしてたべたら、実はアンチエイジングの最強タッグだったというお話しです。🌟

以下は本わさびの効果を列挙します。

わさびの効果

1.食中毒予防(抗菌・抗虫作用)
わさびの辛み成分であるアリルイソチオシアネートには殺菌・抗菌作用があり、細菌の繁殖を防ぎ食中毒を予防する効果があります。

寄生虫の活動停止の効果もあるそうです。

2.消臭効果

魚介類の生臭さの原因となる成分はアミン類ですが、わさびに含まれるアリルからし油はアミンと反応して他の化合物に変化させることで生臭さが消えます。

3.抗酸化作用、抗がん作用

(ワインポリフェノールの抗酸化作用は増加した活性酸素を消失させる仕組みですが、)わさびに含まれる6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネート(6-MSITC)は、芥子油の一種で本わさびにしか含まれていない成分です。6-MSITCには強い抗酸化作用があり、活性酸素の発生を抑制する効果があります。抗酸化効果も持続性があるといわれています。

がん予防効果としては、
6-MSITC
は肝臓の解毒代謝酵素を活性化させます。解毒代謝酵素は発がん物質を体外へ排出しやすい形に変換する酵素で、この酵素を2倍以上活性化することが知られ、発がんを抑制することができます。さらに6-MSITCは、がんの転移を抑制する作用も知られています。

    1日に摂取したいわさびの量は、35グラム。小さじ1杯分が目安です。

 

4.アレルギー症状、花粉症緩和

さらに、6-MSITCは、接触したヒト好酸球の遊走活性が抑制されるので、花粉症の症状を軽減させることができます。

さらに、わさびの香りの成分にもくしゃみや鼻水の原因となるヒスタミンの放出を抑制する作用があります。

5.美肌効果

6-MSITC11.0㎎は、シミ・そばかすにおいて改善効果があるそうです。血流促進の作用もあり肌の新陳代謝を促進することとあわせて美肌効果が期待できると考えられています。

6.血液サラサラ効果
6-MSITC
には血液の凝固を防ぎ、血栓予防効果があります。

注意点

最も大事なのは、本わさびでないとこれらの効果はないことで、本わさびをすりおろすか、本わさび100%のチューブわさびを選ぶことです。

ちなみに、本わさびを100%使ってるのはSB食品の本生本わさびでした♪〜

https://www.h-fureai.com/column/about-wasabi-effect-efficacy

 

https://shizuoka-wasabi.jp/summary/

 

https://himitsu.wakasa.jp/contents/wasabi/

 

https://www.h-fureai.com/column/health-benefits-of-wasabi

 

https://www.j-cast.com/2016/07/16272547.html?p=all


乳酸は疲労物質でなく、エネルギーということをご存知ですか?

2022年05月26日 20時35分50秒 | HIIT

乳酸は疲労物質ではなく、エネルギーという事をご存知ですか?

脳の神経細胞は、グルコース、ケトン以外にも乳酸をエネルギーとします。

速筋の激しい運動で溢れ出た乳酸が遅筋、脳、心筋などに流れそこで効率良く消費される訳です。

筋肉には、グリコーゲンという多糖が蓄えられ(全身の8割)、運動時に分解されブドウ糖となり、筋肉を収縮させるエネルギーとなります。その糖の分解過程で産生されるのが乳酸です。激しい運動をすると糖をたくさん消費すると同時に速筋では、乳酸も多く産生されます。

 乳酸は、以前は疲労物質と考えられてきましたが、ブドウ糖と同様にエネルギー源であり、筋肉で使用しきれないほどの乳酸が出来ると、全身に溢れ出します。

心臓、脳細胞にも利用されるわけです。

さらに、特に、運動中の脳のエネルギーは、糖質ではなく乳酸である事もわかってきました。

https://news.line.me/issue/oa-tarzan/aiozp7ddasi3?mediadetail=1

この仕組みを利用すると、食事前に筋トレすると、筋肉のグリコーゲンが枯渇し、食事の糖分は、優先的に筋肉でグリコーゲンに変換される訳で、血糖値の上昇、糖質の脂肪への変換が妨げられます。

さらに、食事後も筋トレすれば、さらに、食後の血糖が取り込まれることになります。

 

最近では、筋肉疲労の原因は、乳酸の生成過程で水素イオンが作られるため筋肉が酸性に傾くこと、エネルギー源である筋グリコーゲンの蓄えが少なくなることなどが関係していると考えられてます。

 

解糖系(嫌気的代謝)では、筋肉を収縮させるエネルギーを得るために、筋肉に蓄えられたグリコーゲンをピルビン酸から乳酸に分解します。このエネルギー発生のしくみは乳酸性機構と呼ばれており、血液中に増えた乳酸の量を測定し体内に急激にその量が増え始めた値(乳酸性作業閾値 LT: Lactate Threshold)は、運動強度の目安として用いられています。
血液中の乳酸は、肝臓でグリコーゲンに再合成され、再びエネルギー源として利用されます。

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/exercise/ys-045.html

https://brand.taisho.co.jp/contents/tsukare/detail_125.html

🌟乳酸の作用の説明

 

1.PGC−1αの増加でミトコンドリアの増加と機能亢進

2.TGF−β2を脂肪細胞に作らせ脂肪燃焼、インスリンの効果増強

3.筋肉の増強

4.遅筋、心筋、脳細胞のエネルギー源

 

ちなみに、

PGC−1αの増加させるには

1.運動

2.AMPキナーゼの亢進

3.アイリシンの増加

4.サーチュイン1遺伝子の活性化

5.乳酸

 

ミトコンドリアを作り出す役割を果たすのは、運動によって筋肉から分泌されるPGC−1αというタンパク質です。そのPGC−1αが現れるきっかけは、以下のさまざまな因子があります。

運動によって発動し、インスリンに代わって糖質を細胞に取り込むAMPキナーゼという酵素が挙げられます。

同じく運動によって筋肉から分泌されるアイリシンというミオネクチンです。長寿遺伝子と呼ばれるsirtuin1遺伝子も挙げられます。

そして、乳酸もその因子のひとつです。

 

乳酸はミトコンドリアの機能アップだけでなく、数を増やす役割も果たします。乳酸は強度の高い運動で増えます。有酸素運動の刺激でミトコンドリアが増えるから、陸上の長距離選手にスタミナがあるのは当然ですが、ボートやスピードスケートの選手も負けず劣らずのスタミナを備えています。

筋トレで乳酸を作り出すことによってミトコンドリアが増え、エネルギー代謝が高まるロジックが脚光を浴びてきました。

 

2019年、『ネイチャー・メタボリズム』という学術誌に発表された内容は、マウスに運動をさせて筋肉で乳酸を大量に作らせたところ、その乳酸が脂肪組織を刺激してある物質が分泌され、それにより脂肪代謝がアップし、インスリンの働きが良好になり、脂肪にまつわるさまざまな炎症反応が抑えられたといいます。

その物質の名はTGF−β2で、TGF−β2は善玉アディポサイトカインの一種。もともと胎児の成長や炎症の抑制に関わることは知られていたが、乳酸の刺激で分泌され脂肪燃焼やメタボの改善作用があることが初めて明らかにされました。

乳酸には脂肪燃焼を促す可能性があるだけでなく、筋肥大にも有効という実験結果もあります。

 

 

https://tarzanweb.jp/post-238543?heading=2

 

https://biz.arkray.co.jp/lact/hatta/index.html

付録1

運動時には活動筋が活性化するだけでなく、脳内の神経細胞も活性化します。その際には、さらに脳内のアストロサイトに貯蔵されるグリコーゲン由来の乳酸が、運動時の脳における重要なエネルギー源として持久性の維持に貢献してます。

 

https://www.tsukuba.ac.jp/journal/medicine-health/20170525170022.html

 

 

付録2

ミトコンドリアを増やすPGC-1αの発現には、AMPキナーゼの増加、長寿遺伝子の活性化、運動系では、ミオカインのアイリシン、高強度運動で速筋から出る乳酸の4種が挙げられます。

乳酸には脂肪燃焼を促す作用もあり、筋肥大にも有効です。

 

 

付録3

筋肉を動かすエネルギーシステムには、三系統あります。ATP-CP系、乳酸系、ミトコンドリア内の酸化機構です。

短距離走の爆発的な力は、ATP-CP系です。これを高めようとするならクレアチンのサプリを摂ることが推奨されます。

中距離走の比較的継続した力強い力は乳酸系で、マラソンのような継続的な力は、酸化機構です


アンチエイジングには、脂肪が大事

2022年05月01日 11時20分49秒 | アンチエイジング

🌟アンチエイジングには、脂肪が大事である話しをします。

極力、脂肪を取らないダイエットは間違いということを強調します。

1.認知症予防、改善にオメガ3脂肪酸のDHA、オメガ6脂肪酸のアラキドン酸の摂取が大切だという事実。

そもそも、脳は乾燥重量の6割が脂質です。脳を構成する神経細胞やグリア細胞は、長く複雑な細胞突起を有し、ミエリン鞘が形成されています。つまり細胞膜成分の割合が大きいので、コレステロールやリン脂質が多くなるわけです。リン脂質を構成 する脂肪酸の中でも、脳にはドコサヘキサエン酸(DHAω -3 )やアラキドン酸(ω -6 )などの多価不飽和脂肪酸(PUFA)が多く含まれています。

DHAは、鯖缶、サンマ缶などでの週に二回以上の摂取が推奨されています。

アマニ油、エゴマ油に多いオメガ3脂肪酸のα-リノレン酸から体内でDHAにも変換は、されますが人の場合は数%しか変換されないので、直接DHAとして摂取した方がいいです。

オメガ6脂肪酸のアラキドン酸は、牛肉、豚肉の脂肪に沢山含まれています。近年、認知症予防に有効という事で一躍脚光を浴びています。

さらに、アラキドン酸は、脳内で一部はアナンダマイドという神経伝達物質になり、至福の快楽を感じるそうです。アナンダマイドは至福物質と呼ばれています

 

牛肉を食べることで赤身から摂取できるトリプトファンは幸せホルモンのセロトニンになり、脂肪のの中のアラキドン酸は至福物質のアナンダマイドになるという事で、二重に喜びを感じるという事です。

https://www.nutri-facts.org/ja_JP/news/articles/what-the-brain-craves.html

https://www.suntory-kenko.com/column2/article/750/

https://www.nutri-facts.org/ja_JP/news/articles/what-the-brain-craves.html

 

2.花粉症、アレルギーを抑えるのにオメガ3が有効である話し。

 

近年、花粉症などアレルギー疾患が増えているのは、オメガ6脂肪酸のリノール酸の摂取過剰によるものだとわかってきました。

 

オメガ3脂肪酸のα-リノレン酸、オメガ6脂肪酸のリノール酸、この二つの必須脂肪酸は互いに協調してはたらき、自動車でたとえればブレーキとアクセルの関係と似ています。
リノール酸はアクセルの働きに似ていて、過剰に摂取するとアレルギーやガンの発生を助長します。

逆にα-リノレン酸はアレルギーやガンの発生を押さえるなど、ブレーキに似た役割をしています。

 

花粉症などを抑えるのには、積極的なオメガ3脂肪酸の摂取が有効なのです。

実際には、アマニ油、エゴマ油なら小さじ二杯くらいを一日に摂取すれば充分です。

コーヒーとか、牛乳、サラダなどにかけても良いです。

https://www.juntendo.ac.jp/news/20181105-04.html#:~:text=オメガ3脂肪酸摂取は,開発につながる成果です%E3%80%82

 

付記

オメガ3脂肪酸、α-リノレン酸の効果

 

血流改善、血栓予防効果

アレルギーを抑制する効果

老化を予防する効果

うつ症状を軽減する効果

 

https://himitsu.wakasa.jp/contents/a-linolenic-acid/

http://jsln.umin.jp/pdf/meeting/Vol26_No2abstracts.pdf