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春日大社の国宝殿の古伯耆物の名刀

2018年02月23日 12時22分14秒 | アンチエイジング

春日大社国宝殿の、伝説の名刀たち、を見に行って来ました。創建1250年記念だそうです。

春日大社宝庫の天井裏から、太刀が12本発見され、磨きあげたところ、平安時代の古伯耆物の古い太刀であることがわかったそうです。有名な童子切の安綱の製作した可能性があるそうです。今回は、それを含めた多くの刀剣を見に行こうと思い立ち、春日大社を訪れました。

近鉄奈良駅から歩いたら15分程度。
東大寺は、10年前に一度訪れたくるい、春日大社は、初めてかもしれません。三笠山を含めた境内のスケールの大きさにびっくりです。

春日大社は、都が、奈良・平城京に遷された頃、平城京鎮護のため、藤原氏の氏神である常陸国の鹿島神宮から武甕槌命(タケミカヅチノミコト)を御蓋山(ミカサヤマ)山頂浮雲峰(ウキグモノミネ)に迎えた(勧請した)のが礎とされます。実際には、神護景雲(じんごけいうん)元年(767年)6月21日、鹿島から白鹿に乗って(鹿を引き連れて)出立し、一年ほどかけて、神護景雲2年(768)に奈良の御蓋山(みかさやま/春日大社)に至った(鎮座された)そうです。武甕槌命は白鹿に乗って御蓋山に来られたとの説話から鹿が神鹿(しんろく・神使)とされました。その後、神護景雲2年(768年)11月9日、称徳天皇の勅命により左大臣藤原永手によって、中腹となる今の地に壮麗な社殿を造営して、武甕槌命(第1殿)の他に、下総の鹿取神宮から経津主命(第2殿)、河内の枚岡神社から天児屋根命(第3殿)・比売神(第4殿)をお招き(勧請)し、あわせて四柱の神を祀ったのが春日大社としての創起とされています。
この故事に由来して、旅に出ることを「鹿島立ち」といい、祭神だけでなく祭神と共に、神使のシカも「鹿島立ち」して奈良に至ったようです。今、春日大社から奈良公園にいる1400頭以上のシカは、鹿島から来た鹿の末裔になるんですね。
サッカーの鹿島アントラーズの鹿のロゴが急に身近なものに感じられて来ました。

藤原家の氏神様をお祀りしていることから、平安時代にも藤原家を中心に多くの刀剣などの奉納があったそうです。天皇家のお参りも多かったそうです。また、軍神であられる武甕槌命、経津主命をお祀りしていることから武家、武家政権からも、手厚い信仰を受け寄進、奉納があったそうです。今回も、源義経の奉納された太刀も展示されがちてありました。

今回は、藤原家の氏神も祀る春日大社と、神武天皇の時代から続く古い鹿島神宮、香取神宮との由緒を知り、さらに春日大社の鹿が、鹿島神宮から来たことも知り、感激の『伝統の名刀たち』展でした。

帰りに国宝殿直営のお土産屋さんで、春日大社の猫が刀をくわえたトートバックを買い求めました。
白鹿が、口にくわえたおみくじも可愛いですね。