テコンドーを中心とした筋トレ、アンチエイジング

年齢に関係なく、筋肉、脳は鍛えるほどその重量、能力は増加します
テコンドーはインナーマッスルもバランスよく鍛えられます

脂肪コントロールの重要性

2023年03月28日 08時38分54秒 | アンチエイジング

脂肪コントロールの重要性

脂肪というと、マイナスのイメージがつきまとい、脂肪を避けて摂取する人も多いかも知れません。

しかし、アンチエイジングには実際には、欠かせない事も多い脂肪であるお話しです。

 

1.アンチエイジングに欠かせない脂肪は?

肉類の脂肪、脂肪酸のオメガ6のアラキドン酸は認知機能亢進します。

青魚類の脂肪、脂肪酸のオメガ3DHAも認知機能亢進します。

料理には、酸化しにくく、沸点の高い、動脈硬化予防効果の高いオリーブ油を使いましょう

中鎖脂肪酸のMCTオイルは脂肪代謝を促進し、サーチュイン遺伝子の活性化、オートファジーを促進する効果があります。

アマニ油などのオメガ3脂肪酸は、高血圧、動脈硬化の改善、花粉症の改善効果があります。

 

2.脂肪を溜めない工夫は?

夜遅くの食事は、脂肪沈着につながるので、控えましょう。

過剰な糖質摂取は、脂肪に変換されます。

果糖は消化されず、肝臓で脂肪に変わりますので、果糖ブドウ糖を多く含むジュース類は控えましょう。

 

3.命に危険をもたらす脂肪は?

過度の内臓脂肪です。内臓脂肪が多いと、高血圧、血栓症、インスリン抵抗性になり高血糖になります。

 

4.最後にアンチエイジングに役立つ脂肪は?

適度な皮下脂肪を保つ事です。

適度な皮下脂肪組織は、アディポネクチン、e NAMPTの分泌をしてくれるので、アンチエイジングには必要です。

 

以上、脂肪コントロールを上手にして、健康寿命を伸ばしましょう。

 

なお、減らしたい部分の脂肪がある時は、その周囲の筋トレをすると優先的に減っていきます〜。

 

付記

 

🌟アディポネクチン

アディポネクチンは脂肪細胞から血液中に分泌され、血管のメンテナンスなどしてくれる 善玉ホルモンです。

プラーク形成を防ぎ血管壁の傷を修復するなど動脈硬化を予防・改善する。インスリンの働きを良くして糖尿病を予防改善する。

中性脂肪を下げ、HDL( 善玉 ) コレステロールを増やす。

血管を拡張して高血圧を予防・改善する。

がんを予防する働きがある などです。

しかし、内臓脂肪が過剰に蓄積される とアディポネクチンの分泌量が減り、血中濃度が低下します。

🌟eNAMPT

 

eNAMPTは、皮下脂肪より分泌され血液中に存在するNAD合成系酵素です。各組織でNADにより、ミトコンドリアが活性化されたり、若返り遺伝子のサーチュイン遺伝子を活性化したりします。

海馬に働き認知機能を亢進させる事も知られています。

 

 

 


筋トレにより筋肉内にNMNを生み出す酵素eNAMPTが増加することをご存知ですか?

2023年03月20日 16時11分34秒 | HIIT

🌟脂肪と筋肉から分泌されるeNAMPTは、NAD +を増加させ、サーチュイン遺伝子の活性化、ミトコンドリアでのエネルギー増加に寄与する。

そのeNAMPTを増やすのには筋トレが有効なのをご存知ですか?

アンチエイジング作用のNAD+前駆体を増やす方法は、NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)をサプリメント として補充するという方法と、レジスタンストレーニングが、筋肉のNAD+を上げるのに効果的であると論文発表されました。

さらに、血液中を巡っているNAD合成系酵素eNAMPTが、哺乳類の老化と寿命を制御していると解明されています。

 

実は、脂肪組織がeNAMPTを内包するEVを分泌しており、全身性にNAD合成能を保って、老化抑制、寿命の延長の効果を出しているのです。

さらに視床下部の特定の神経細胞群が、高次の老化のコントロール・センターであり、哺乳類における老化・寿命の制御に重要な機能を果たしているのです。(Satoh et al., Cell Metab., 2013)。

脂肪組織がその「老化のコントロール・センター」に対して、さらには他の臓器に対しても、eNAMPT内包EVの分泌を通して「モジュレーター」としての役割を果たしていることが証明されています。

 

 

🌟つまり、適度な脂肪を保つことは、eNAMPTを血中に出し続け、色んな臓器で若返りのNAD +増加を促し、視床下部の老化コントロールセンターには、老化抑制、寿命延長のシグナル刺激となるという事になります。

マウスの実験では、NMNを1年間投与で、顕著な抗老化作用が確認されています。

 

NMNは野菜やフルーツ、タネ類に含まれてますが、それだけでは量は足りません。

 

補充するには、サプリでNMNを取る事も大事です。

 

一方、筋肉量が多いほど筋肉内でNAD +が多く発生するので、長生きできることも知られています。

 

抗老化作用の強いNMNNAD +系を増強する意味でも、筋肉をつける事の重要性があると考えられます。

https://www.nomon.jp/lab/nmn/20210401-1/

 

https://www.natureasia.com/ja-jp/ndigest/v13/n1/%E8%80%81%E5%8C%96%E3%82%92%E5%88%B6%E5%BE%A1%E3%81%97%E3%80%81%E4%BA%88%E9%98%B2%E3%81%99%E3%82%8B/70752

 

https://medibio.tiisys.com/27098/?amp=1

 

https://medibio.tiisys.com/27098/5/

 

https://www.ibm.com/blogs/think/jp-ja/mugendai-6576-interview-nmn/

 

https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_186.html

 

付記1

iNAMPTは白色・褐色脂肪組織の中にアセチル化され固定されて存在してますが、53番目のリジン残基が(NAD依存性タンパク脱アセチル化酵素である)SIRT1によって脱アセチル化されると、eNAMPTとして脂肪組織から分泌されます。(Yoon et al., Cell Metab., 2015)。

 

eNAMPTは細胞外小胞に内包された形で血液中を巡り、標的臓器・組織で細胞質に送り込まれて、NAD合成を賦活化します。

 

 

https://www.amed.go.jp/news/release_20190614.html

 

https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu/51/3/51_147/_pdf

 

付記2

 

DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)は「若返りホルモン」といわれ、DHEAの低下が老化につながります。
DHEA
はトレーニングをした筋肉から分泌されるため、女性にとっても軽度でも筋力トレーニングは老化防止のためにも重要になってくるわけです。


特に下半身には大きな筋肉群が多く、ここを鍛えると効率的にDHEAが分泌されやすいのでおすすめです。

 

https://www.training-lepre.com/dic/hormon.html#:~:text=DHEA%E3%81%AF%E3%80%8C%E8%8B%A5%E8%BF%94%E3%82%8A%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%80%8D%E3%81%A8,%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%84%E3%81%99%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%A7%E3%81%8A%E3%81%99%E3%81%99%E3%82%81%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

 

DHEAを増やすのに効果的なのは運動です。

https://ginza-yobo.clinic/column/115

 

付記3

DHEAの効果

0. 男性ホルモン・テストステロンや女性ホルモン・エストロゲンをつくる材料になる

1. 免疫力を高め、炎症を抑えたり腫瘍を予防する

  1. インスリンの働きを助け、糖尿病を予防する
  2. 筋力を維持し、代謝を高めて体脂肪を減らす

4. 動脈硬化を予防する

 5. 脂質異常症を予防する

 6. ストレスを緩和し、意欲を向上させる

 7. アルツハイマー病を予防、改善する

 8.不妊症を改善する

 9.性的欲求を高める

 

 

付記4

 

DHEAを増やすのに効果があるのが運動です。なかでも下半身の筋肉を活用し、軽い負荷のかかる程度の運動が、DHEAを増加させるのに効果があるといわれてます。

 

食事でDHEAを増やすなら、ヤムイモを取ることが効果的です。ヤムイモとは、ヤマノイモ科ヤマノイモ属の植物のことです。自然薯や長芋もヤムイモの一種です。
研究で、自然薯にDHEA類似物質が含まれていることが明らかになっています。同じヤムイモのなかでも、自然薯には抗酸化成分であるビタミンC15㎎、ビタミンE4.1㎎、亜鉛が0.7㎎(いずれも可食部100gあたり。以下同)含まれています。長芋や大和芋のビタミンC46㎎、ビタミンE0.2㎎、亜鉛は0.30.6g4ですから、副腎疲労を抑える成分の面でも、自然薯の方が効果的だと考えられます。

 

最後に、運動とバランスのとれた食事、十分な睡眠はDHEAの味方です。

自分の体の中で自然にDHEAを増やすことができるよう、生活習慣を再確認してみましょう。

 

注意点1

睡眠不足はDHEAの分泌に影響します。
睡眠が不足するとストレスがたまり、コルチゾールの分泌が増えます。するとDHEAだけでなく、睡眠に関するホルモン・メラトニンやセロトニンの分泌が減少してしまい、いっそう睡眠不足が深刻になります。

質の高い睡眠をとることは、ホルモンバランスを整える意味でも重要です。

 

注意点2

副腎は酸化に弱いといわれています。副腎の疲労を防ぐためには、ビタミンCやビタミンE、亜鉛やセレンなどの抗酸化物質を積極的に取ることが勧められます。

特にビタミンCは重要です。体内でビタミンCの濃度が高く、消費する量が多い臓器が副腎です。

 

 

https://www.healthcare.omron.co.jp/resource/column/life/169.htm

 

NMNの報告されている3つの効果について解説します。

  • エイジングケア
  • 体力の向上・ぐったり感の軽減
  • 睡眠の質の向上

 

 

付記5 NAMPTを増やすには

NADに関して、体内でNADを作る酵素であるNAMPT(ナンピィーティー;ニコチンアミド・ホスホリボシルトランスフェラーゼ)を増やすというアプローチがあります。

有酸素運動でも、レジスタンス運動(筋トレ)でも増えることが証明されています。有酸素運動では最大酸素量の7075%強度の有酸素運動を週3~4回、週当たり180分を12週間のプログラムでNAMPTの量が増えることが証明されてます。筋トレでは、上半身と下半身合わせて145分を週に3回、12週間のプログラムでNAMPTが増えることが証明されています。

 

これまで有酸素運動や筋トレについては、心臓血管の老化防止や、筋力低下による老化防止という視点で、推奨されてきたが、より本質的に体内の抗老化ビタミンを枯渇させないためにも、行うべきだというエビデンスが見えてきたことになる。

 

NAMPTについては、脂肪細胞の中からも供給されています。なので、急に体重が減るフレイル現象が起こると、NADの生産も酵素段階で遅延してしまい、老化を加速するというメカニズムも考えられます。

https://project.nikkeibp.co.jp/behealth/atcl/feature/00009/122500090/?P=2

 

 

https://project.nikkeibp.co.jp/behealth/atcl/news/domestic/00201/

 

運動をすると筋肉中のNAMPT(ニコチンアミド・ホスホリボシルトランスフェラーゼ)の量が上昇して、エネルギーの産生とサーチュイン(老化や寿命をコントロールする酵素)の活性化に不可欠なNAD(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)の量が増えます。NAMPTというのは、体の中でNADを合成するために必要な酵素です。

 

NADを増やすために重要なのが、生体リズムを整えることです。私たちの体の中のNADの量は、サーカディアンリズム(概日リズム)と呼ばれる生体リズムに従って増えたり減ったりしています。(マウスは夜行性なので、NADの量が昼間の明るいときに減り、夜は多くなります。)人間は逆で昼にNADの量が増え、夜には減るようになっています。

付記6 皮下脂肪を保つことは重要である話

脂肪から分泌されNADの合成に欠かせないeNAMPT(細胞外に分泌されるNAMPT)という酵素が、脳の視床下部という老化のコントロールセンターの機能を支える重要な役割を果たしています。

太り過ぎはよくありませんが、脂肪の組織から老化・寿命のコントロールセンターである視床下部に非常に重要なこの酵素(eNAMPT)が送り込まれているので、老化を遅らせるためには、ある程度、最適な量の脂肪を蓄えておくことが必要です。

 

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO68775350T00C21A2000000/

 

新事実! ウエイトトレーニング+有酸素運動は長生きの秘訣

 

https://www.womenshealthmag.com/jp/fitness/a42526698/weight-training-and-aerobic-exercise-may-lower-risk-of-early-death-study-20230128/

 

付記

筋トレをはじめとする無酸素運動と、ランニングなどの有酸素運動の、若返り効果と理由をお伝えしました。最後に今回あがったポイントを振り返ってみましょう。

筋トレなどの無酸素運動

・キーワード:NAD、成長ホルモン、DHEAの増加
・具体的な若返り効果:低下していたさまざまな代謝がアップし、疲れにくく、太りにくい、健康的なボディラインとメンタルヘルスの維持に有効

ランニングなどの有酸素運動

・キーワード:テロメアが延長し、神経幹細胞やミトコンドリアの増加
・具体的な若返り効果:若々しい見た目年齢や認知機能の維持、スタミナの向上に有効

HIIT

・キーワード:有酸素運動と筋トレをミックスさせた内容で、双方の効果を得られる
・具体的な若返り効果:ミトコンドリアの増加、心肺機能の向上、脂肪燃焼に有効

最強の若返り運動

・結論:空腹×寒さ×スクワットを含むHIITにチャレンジ

 

 

 

https://www.infinixx.jp/journal/0007

 

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/b469870072a1e64b69c1a9471fc7db7ecbe5c197?page=6

 

付記

どうすればマザーホルモンは増えるの?

とはいえエネルギッシュな日々を送ったり、
魅力的になるためにも無視できないホルモンなので、
ここからは安全にマザーホルモンを増やす方法をお伝えしていきます。

ストレスコントロール

まずはDHEA(マザーホルモン)を減らさないことが重要です。

DHEA(マザーホルモンは
ストレスに対抗する「抗ストレスホルモン」でもあります。

ヒトはストレスを受けると、
副腎からコルチゾールというホルモンを出します。

コルチゾールは戦うときに分泌されるホルモンで
血圧や血糖値を上げ、身体を戦闘モードに切り替えてくれます。

コルチゾールが増えるとDHEA(マザーホルモン)も増えて
バランスを取ろうとします。

このバランスが凄く大切で、
過度なストレスが続くとコルチゾールが過剰に分泌し続け、
副腎が疲れてDHEA(マザーホルモン)も出せなくなってしまうんです。

この状態を副腎疲労といいます。

なので、もしあなたが

「辛くて楽しくない仕事」
「無理をしながら保っている人間関係」

など、重いストレスを感じる毎日を送っている場合は、
まずはそれを抜け出すことをおすすめします。

健康よりも大事なものはありません。

まずは自分がなににストレスを感じているかを把握することが大事です。

運動

それでもDHEAが減っているときは増やすよう働きかける必要があります。

DHEAを増やすのに効果的なのは運動です。

とくに下半身の筋肉、つまり太ももやふくらはぎを中心に、
軽い負荷のかかる程度の運動が、DHEAを増加させるのに有効といわれています。

残念ながらウォーキングなど、
ただ歩くだけではDHEAを増やす効果はあまり期待できません。

ウォーキングをするなら、坂道を選んだり、階段を利用するなど
負荷を加えることを意識しましょう。

途中で速歩きやジョギングを加えるなど
単なる散歩ではない歩き方をすることをお勧めします。

また、15分程度の軽い筋力トレーニングも、
DHEA
の分泌を促すと言われております。

しかし、「運動をしなきゃいけない」などと考えすぎると
かえってストレスがたまってしまいます。

さらに、激しい運動自体もストレスになります。

単にDHEAを増やすだけでなく、ストレス解消させることも考えて
適度な運動を行う必要があります。

そのためには、ジョギングやサイクリング、ヨガや水泳など
自分が苦痛なく楽しく続けられる運動を見つけることが重要です。

食事

食事でDHEAを増やす方法もあります。

ヤムイモを取ると効果的です。

ヤムイモは、ヤマノイモ科の食用イモで熱帯から温帯にかけて
世界中で約700種類が存在しています。

日本では自然薯や長芋がヤムイモの一種です。

 

https://www.healthcare.omron.co.jp/resource/column/life/169.html#:~:text=DHEA%E3%81%AE%E5%88%86%E6%B3%8C%E3%82%92%E5%A2%97%E3%82%84%E3%81%99,%E5%8A%B9%E6%9E%9C%E3%81%AF%E3%81%82%E3%81%BE%E3%82%8A%E6%9C%9F%E5%BE%85%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%BE%E3%81%9B%E3%82%93%E3%80%82

 

https://ginza-yobo.clinic/column/115

 

DHEAを増やすのに効果的なのは運動です。

 

https://ginza-yobo.clinic/column/115

 

長芋にはジオスゲニンが含まれており、経口摂取することにより、血中のDHEAが増強することが知られています。

 

 

https://blog.goo.ne.jp/kjohnoss/e/86af4d06fa1e4a409a2e3d307adcb2c6?fm=entry_awc