体内で産生出来るアンチエイジングホルモンをどんどん作っていきましょう‼️
日常の睡眠と筋トレで体内で作成されるメラトニン、セロトニン、成長ホルモンの3種類に焦点を絞りお話しします。
A. メラトニン
メラトニンは、午後8時から深夜にかけて睡眠中に沢山産生されます。そのためには、寝る前にパソコン、スマホからの視覚刺激を控えること、寝る時は部屋を暗くして寝るのがポイントです。朝は眩しい朝日を浴びること、朝食にはトリプトファンを多く含んだ朝食をしっかり摂ることです。
セロトニンを昼間に増やすこともメラトニンを増やすことになります。リズムを持った軽いウォーキング、ガムを噛む運動が有効です。口角を上げる笑顔を忘れず過ごすことが望ましいです。日光を浴びること、引き続きトリプトファンを多く含む食事が大事です。
メラトニンの効果は、抗酸化作用で寿命を伸ばす、破骨細胞抑制により骨粗鬆症を防ぐ、免疫力を高める、認知症の進行を遅らせる、インスリン感受性が増強し、2型糖尿病の予防になるなどです。
(メラト ニンの脳内代産物である N-acetyl-5-methoxykynuramine
(AMK)が長期記憶誘導作用があることが発見されてます)
B. 成長ホルモン
成長ホルモンは、メラトニンより少し後の深夜2時くらいをピークに寝ている時に沢山分泌されます。また、筋トレ、特に高強度の筋トレ、加圧筋トレで沢山の成長ホルモンが出てきます。
成長ホルモンの効果は、その分解物のIGF-1により、小児期であれば、骨を伸ばします。生涯通じては骨密度の増加になります。
生涯通じて、IGF-1により、筋肉を増強させます。
代謝促進 作用
炭水化物、タンパク質、脂質の代謝を促進します。つまり基礎代謝が上がります。
血糖値上昇は、肝臓でのグリコーゲン分解を促し、また抗インスリン作用(インスリンを抑制し、血糖値を上昇させる)を持つため、血糖値を一定に保ちます。
恒常性の維持作用として、カルシウム濃度などを一定に保ちます。
体脂肪動員の促進作用があり、エネルギー不足の時、脂肪組織から遊離脂肪酸を放出させます。
体脂肪を減らす
動脈硬化の予防になる。
認知症を予防する
糖尿病を予防する(内臓脂肪が減少し、インスリン抵抗性が改善するため)
皮膚の厚みと弾力性が増す 免疫機能改善 紫外線によるしわを減らす 全身の脂肪を減らす コレステロール関連データの改善 LDL(悪性)コレステロールの減少 HDL(良性)コレステロールの増加
まとめ
どうですか?メラトニン、成長ホルモン、幸せホルモンのセロトニンを増やさない手はないでしょう?
おまけに
老化を促進する揚げ物、焼き物の食事は控えましょう。
肥満の人たちは、普通体型の人と比べ、成長ホルモンの分泌量が半分以下になると報告されています。
白米などの精製穀物や糖分は、インスリンの分泌を増やしますが、一方で成長ホルモンの分泌を減少させます。