３・２０渋谷反戦デモ

３・２０渋谷反戦デモは、本来はイラク戦争８周年の全世界一斉行動として企画された行動でした。しかし３・１１東日本大震災は情勢を激変させ、この集会の内容そのものが様変わりしましたし、「政治休戦」のなかで３・１９ワールドピースナウの集会デモが中止されるという事態もありました。「すべての原発をただちに停止せよ！」「被災地支援を労働者の団結でやりぬこう！」の訴えは、圧倒的なアピール力をもって渋谷の街を席巻しました。



集会に結集する前に、１時間でしたが荻窪駅で被災地支援の街頭宣伝を行ないました。「すべての原発をただちに停止しよう！」の訴えは、いくつかの反発を引き出しました。「そんなことは状況が落ち着いてから言え！」というのもそのひとつ。それでは現状の原発は容認せよということになるのですよ。まさに「政治休戦」が現状・現体制に対する批判を封じる手段としてあることがよくわかる反応です。