都知事選挙立候補者の動きもあれこれあり、いよいよ状況は煮詰まってきました。自民党は枡添支持に落ち着くのでしょうが、官房長官が「厚生労働相も経験していて行政手腕がある…」などと言っているのは笑えます。目的意識をもって言っているのだと思いますが、都知事選挙で問われているのは そんなことではありません。政治権力をめぐる階級的激突が闘われているというのが、事の本質ではないでしょうか!人口1200万―年間予算7兆円のトップを支えるべき権力構造が、ガラガラと崩れ落ちている現実。それを自力ではどうにもしようがない権力政党の現実。それをどう突破するか(できない!)、そのことが問われている選挙です。バッサリ言うと、「革命」が問われているのです。「行政手腕」など、あえて言えばどうでもいい。都知事選挙って、これまでもそうした階級的本質をもっていたのに、権力政党によってその本質が隠蔽されてきたんでしょうね。その本質が、新自由主義の崩壊によって隠しようがなくなったということです。さあ、どう闘うか?