下界へ通じる道②

我が家へ通じる唯一の道の修理の話がでて以来、半年以上の時間が過ぎた。

そんな話があったことすらすっかり忘れていた。


ところが先週急に業者が周りの竹やぶを刈ってユンボが作業していた。

なんの前触れも周りの住人にお知らせもなく…

「すげ～な～！突然かよ」

でもかなり道幅広げてる。というよりは、

両脇にたまった落ち葉や泥を削って掃除しているので広くなったように見える。

そしてきれいになった道の両端に杭、板で枠を作る。

今週末にコンクリートを流す予定。


ということでコンクリートが乾くまでのあいだ車両通行止め。

その期間は道の手前に車を置かせてもらい約１㌔の道のりを歩くことになる。

運動不足にはちょうどいいけど夜は森に囲まれてるだけに真っ暗になり危ない。

しかもどんな動物が現れるかわからない…

そして俺は自動的に嫁の帰りのお迎えをしなければならないことになる。







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