「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

2023年も過激に続くポーランドの嫌(憎)ロシア政策<2023年5月

2023-05-15 16:25:25 | ロシアと周辺国

やはり残虐行為をしては、ならないと言う歴史の教訓でしょう。
カティンの森事件
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%81%AE%E6%A3%AE%E4%BA%8B%E4%BB%B6
ポーランド侵攻
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E4%BE%B5%E6%94%BB

「ポーランドは、第2次世界大戦で最も甚大な被害を受けた国の1つである。 」
「1945年の終戦までに大都市の大半がドイツ軍によって破壊され、600万人もの死者を出した。」

ポーランド ナチス侵略被害は185兆円 ドイツに公式に賠償請求
2022年10月4日(火) 22:33
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/170778

その多くは、ナチスドイツによるものです。しかし、ソ連による被害もかなりのものです。ポーランドのドイツに対する憎しみも大きなものがあると思います。しかし、ヨーロッパの危機にある今、同じNATOであるドイツに対してそれを向けることは、出来ません。
一応、ドイツに・
「昔のことは、忘れていないよ!」
と、嫌味を一つ効かせて後は、その憎悪をロシアに全部向けています。出来うることならロシアを地図から抹殺したいと思っているでしょう。

以下、その憎悪の数々・・

ポーランドの親ウクライナ派団体、ロシア大使の献花阻止 対独戦勝記念日
2023年5月10日 11:35 発信地:ワルシャワ/ポーランド [ ポーランド ヨーロッパ ロシア ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3463278
ロシア大使に赤い液体 対独戦勝記念日、ポーランド首都
2022年5月9日 23:54 発信地:ワルシャワ/ポーランド [ ポーランド ヨーロッパ ロシア ウクライナ ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3403946?cx_part=related_yahoo
ワルシャワのロシア人高校を接収 ポーランド
2023年4月30日 18:02 発信地:ワルシャワ/ポーランド [ ポーランド ヨーロッパ ロシア ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3462253

ポーランド、カリーニングラードの呼称変更 「ロシア化」に対抗
2023年5月11日 10:13 発信地:ワルシャワ/ポーランド [ ポーランド ヨーロッパ ロシア ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3463436

ポーランド、ロシア領避ける運河開通
2022年9月18日 15:31 発信地:ワルシャワ/ポーランド [ ポーランド ヨーロッパ ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3424465?cx_part=related_yahoo
「ロシア大使館併合の是非問う住民投票」 ポーランドNGOが実施
2022年10月17日 19:26 発信地:ワルシャワ/ポーランド [ ポーランド ヨーロッパ ロシア ウクライナ ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3429332?cx_part=related_yahoo
ロシア飛び地をチェコに併合? SNS大喜利状態
2022年10月6日 14:12 発信地:プラハ/チェコ [ チェコ ロシア ロシア・CIS ポーランド ヨーロッパ ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3427545?cx_part=related_yahoo


ロシアの権力の行方<2023年5月

2023-05-15 16:25:25 | ロシアと周辺国

ワグネルのトップ、怒りのボルテージ上げる これは何を意味するのか?
2023.05.13 Sat posted at 18:15 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35203744.html

閉ざされた国の奥の院で起こるであろう将来ですから、誰にも正確な予測は出来ません。

衆目の一致するところでは、ウクライナでの戦争がロシアの敗北に終われば、独裁者は何らかの形でいなくなるであろう事です。

今、ウクライナの戦場ではロシア軍は劣勢又は守りに入りました。もう、ロシア軍の側から攻勢をかけることは、事実上不可能でしょう。冬の大攻勢は、失敗に終わりかなりの武器や装備を失ったと考えられるからです。

間もなくウクライナ軍の反撃作戦が始まります。ロシア軍不利の状況が、時間とともにはっきりしてくると予想されます。

それは、ロシアの政権の内部にいる者にも既に意識されていると思います。

気楽に戦争遂行をぶち上げまくっている者と、鳴りを潜めて戦争の成り行きを見守っている者と二通りいるでしょう。

次に何が起きるか予想できる者は、それに備えて準備をしていると思います。仲間を集めて混乱を有利に乗り切ることを考えていると思います。

ワグネルのトップは、最近過激になりました。独裁者がワグネルを排除する決定をすれば排除されるでしょう。そのリスクを冒してギリギリの処にいるようです。排除されるか?生き延びるか?

ギリギリの処にいる理由は、次に起きるであろう混乱の時に有利な立場に立つためです。過激の度合いが激化したのは、混乱の時が近いことを予想しているからだと思います。

ワグネルのトップが無事に生き延びれば、それは一つのサインだと思います。非常に微妙な言い方ですけれど、推測の域を出ないことですから?


激戦バフムト!(ロシア)逃げたのは、どっちだ?<2023・5・13

2023-05-15 16:23:57 | ウクライナ紛争

「逃げたのはワグネル」 ロ軍抵抗、創設者が偽情報か―ウクライナ軍
2023年05月13日08時05分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023051300237&g=int

バフムトのロシア軍が逃げたのは、どうやら本当のようです。そこで問題があり?逃げたのは、どっちだ?

ワグネルのオーナーは、ロシアの正規軍部隊が逃げたと主張しています。

ところが?
ウクライナ軍の現場指揮官は、ワグネルが真っ先に逃げたと言っています。

現地の指揮官の言うことですからね?多分、見た通りのことを言っているのであろうと思います。

ロシアの国防省は?
ワールド
2023年5月13日1:06 午前Updated 17時間前
ロシア軍、東部でのウクライナ軍の攻勢撃退=ロシア国防省
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-russia-soledar-idJPKBN2X318V

そう言いながら?
『一方、ロシア軍が一部地域の前線からやや後退したことも示唆。ドネツク州バフムトの北西に位置するベルホフカ貯水池近くで「より有利な陣地」を確保したという。』
とも、言っています。
逃げたとは言いにくいから、「より有利な陣地」を確保したと言っています。

ちなみに記事に出てくる「ベルホフカ」
英語 Beruhofuka ウクライナ語 Берховка(翻訳)
どちらも地図上には、見当たりません。
バフムト北西の貯水池だと?
「ベルキフカ」
英語 Berkhivka ウクライナ語 Берхiвка があります。
位置関係(バフムト北西)と地形的特徴(貯水池)を合わせると、ロシア軍はこの位置に後退したと思われます。

以上を総合すると、ワグネルが真っ先に逃げ出し支えきれなくなったロシア軍がバフムト北西の郊外に撤退したようです。北西と言うより、ほぼ北です。

ワグネルは、相当弱っていますね?ロシア軍は砲弾や銃弾の供給を絞ったままだと思います。「この際、ワグネルを潰してしまえ!」と言うことでしょう。

結論は、ワグネルが先に逃げその後ロシア軍が後退したのであろうと思います。地図上で見ると、あまり大した面積ではありません。ウクライナ軍が支配する市街地は、まだほんのわずかです。

そして記事の中では、ウクライナ軍が北部のソレダル方面を攻撃したとあります。ソレダルはバフムト市外から見て北東方向にありますから、西側から攻めているのとは別のウクライナ軍部隊が攻勢をかけているようです。多分、バフムトの北のスラビャンスク方面から新しい部隊が南下してきているのであろうと思います。つまり、それはバフムトのロシア軍に対しウクライナ軍が、西と北の二方面から挟撃体制を作りつつある事を示しています。

ソレダル・地図上の表記→Soledar Соледар
スラビャンスク Слов'янськ

BBCの記事から
ウクライナ、バフムートで前進をあらためて主張 ロシアの否定受け
https://www.bbc.com/japanese/65580093
略図URL
https://ichef.bbci.co.uk/news/800/cpsprodpb/A583/production/_129717324_11maybakhmut.jpg
今回、ウクライナ軍が奪還した地域は略図左上の紫の部分です。だから、それほど広い面積ではありません。そこを守っていたロシア軍部隊が、地図上北東の貯水池付近まで後退したようです。距離にすると5kmくらいです。大げさに言うほどのことでは、ないと思いますが?(騒いだのは、ワグネルのオーナーです。)
話題の提供でしょうか?
(ウクライナ軍の大勝利かと思ったら、全然違いました。)

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/


イギリスのインフレに見る他山の山<2023年5月

2023-05-15 16:22:37 | ヨーロッパ

貧しくなる英国、G7で最大の生活水準落ち込みか-MLIV調査
John Stepek
2023年5月9日 17:38 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-09/RUDJ52DWLU6801?srnd=cojp-v2


英インフレ率、3月も2桁台の10.1%-追加利上げ観測強まる
Tom Rees、Andrew Atkinson
2023年4月19日 19:19 JST 更新日時 2023年4月19日 21:10 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-09/RUDJ52DWLU6801?srnd=cojp-v2

確かに高インフレは、世界的なものです。だから各国の中央銀行は、金利引き締め政策を取っています。しかし、イギリスのインフレの進行度合いは、他の先進国に比べて高いです。

その原因を考えるなら、やはりユーロ離脱に大きな影響があると思います。
これにより人・モノ・金の流れが細りました。イギリスを他国から見た魅力は、EU域内に立地する点です。関税なしのEUの拠点を築けるのが魅力です。そしてユーロ内にあればこそ、ユーロの金融センターであることが出来ます。外国から見れば、そのようなイギリスの魅力は、ユーロ離脱でなくなりました。つまりは外国からの投資やお金の流入が減ります。

ユーロから出稼ぎに来ていた人々は、帰りました。当然、人手不足が起こります。それをユーロ圏以外の労働者が穴埋めする構図です。ユーロ圏の労働者より質が落ちます。ユーロ離脱には、外国人労働者を排除する思惑もありました。結論、同じことでした。ユーロ圏の労働者が、それ以外の地域に置き換わっただけです。その数が少なくなり業種によっては、人手不足に陥りました。

そして、物の流通が滞ればユーロ圏からの食糧輸入で成り立ってた業界が困ることになります。税関を通す分、割高になります。

観光業界と関連業界もそうです。不自由なイギリスを避ける傾向が出てきます。観光客はイギリスでは買い物せずにユーロ圏で買い物するようになります。イギリスで免税処置がなくなるからです。正確には、それを還付する手続きはありますが、そんな面倒なことは誰もしません。そうなると観光客のトータルの数にも影響が出てきます。

以上を見ると、イギリスのユーロ離脱には莫大なイギリス国家の損失があります。

それがイギリス経済の衰退になります。輸入品が割高になります。そこに世界的なインフレが起きました。イギリスの場合は、インフレの影響が他の国以上に増幅されます。

2023年4月19日
英政府統計局(ONS)
3月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比10.1%上昇
特に食品は約40年ぶりの大幅な上昇となった
前年同期のエネルギー価格急騰が統計から剥落、インフレ率に影響

消費者物価指数よりも食品やエネルギー価格の高騰は、大きいです。つまり生活者の生活のための費用は、消費者物価指数以上に大きくなっていると思います。

それが賃上げ要求となりインフレが高止まりする原因になります。

既に物価上昇率は、危機的な水準にありハイパーインフレ状態にあります。それを抑えるためには、大幅な政策金利の引き上げしかありません。今のイギリスの政策金利では低すぎるのです。4.5%では到底インフレを抑制することは出来ません。

それは、1970年代にハイパーインフレに陥った当時のアメリカが証明しています。当時のFRBのとった政策金利は、10%を大幅に超えるものです。

しかし、高金利政策を採用すれば不況になります。ハイパーインフレは、進行すればするほど制御不能になります。不況にしてハイパーインフレを抑制するか、放置して国家財政が破綻するかの二者択一になりつつあります。

イギリスの中央銀行であるイングランド銀行の認識は甘いと言わざるを得ません。

去年の段階でイングランド銀行は経済のリセッションを覚悟で大幅な政策金利の引き上げをするべきでした。去年なら7%くらいで済んだかもしれません。手をこまねいているうちに状況は悪化しました。

結局は、ユーロ離脱がイギリスの命取りになりつつあります。

日本政府と日銀は、これをよく観察するべきでしょう。安易なインフレ目標が暴走して高インフレになれば、イギリス以上に困難な状況が生まれます。1000兆円を超える国債の発行残高が金融政策の余地を許しません。インフレを放置するしかないでしょう。金利を引き上げれば、国債費で国家財政が破綻します。

つまり日本で高インフレが発生してもそれを放置するほかはなく、すぐにハイパーインフレに移行します。毎年10%以上物価が上昇していきます。それが何年も続けば通貨の価値は下落し続けます。10年後には、実質的に10年前の金銭的価値は、ほぼ無価値になるでしょう。これがハイパーインフレの怖さです。

イギリスの例を見てください。前年同月比で10.1%です。これが5年、続いたらどうなります?


(イタリア)パスタ価格高騰問題<2023・5・13

2023-05-15 16:21:11 | ヨーロッパ

パスタ価格高騰で伊政府に危機感、生産者らと対応協議
2023.05.12 Fri posted at 12:31 JST
https://www.cnn.co.jp/business/35203697.html

イタリアも物価高騰と不況に悩む国の一つです。
パスタは、イタリアの国民食ですから・・
パスタ価格は3月、前年同月比で17.5%の急騰
これは、大問題です。

ところが?
イタリアの消費者価格全般の上昇率は8.1%
パスタの値上がりペースはこの2倍以上
小麦の価格が過去数カ月下落する中での高騰

一方、イタリア最大の農業従事者団体「コルディレッティ」によると?
パスタメーカーの間で人気の高いデュラム小麦の価格は昨年5月以降、30%下落した
小売価格の大幅な引き上げは「ほとんど正当化できない」

非常に怪しいですね?
(便乗値上げ・・)
イタリア政府まで乗り出して解決策を探すようですが、強制値下げ命令を出した方が早いような気もしますが?


ドネツク州バフムトの戦闘の現状<2023・5・13

2023-05-15 16:19:47 | ウクライナ紛争

さて、バフムトについては情報が少なく不明な点が多いです。略図を見たのは、この記事だけです。

犠牲になっても、今なおロシアを美化してすがる住民たち──言語、宗教、経済...ウクライナ東部の複雑な背景とは
2023年2月24日(金)18時44分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/02/post-100948.php
略図
https://img-newsweekjapan.jp/stories/2023/02/24/230228p30_MAP_01-350.jpg

これは、古い略図であり現在はロシア軍は、丁度大きな道路の交差する左=バフムト市街西側まで占領し更にその西の郊外のウクライナ軍の陣地を攻めています。図にあるルート「Tー0504」の北に裏道がありそこがウクライナ軍の補給路です。
その補給路を遮断するためにロシア軍は、3月中頃から激しくルート「Tー0504」の北側を攻めてきました。
これが、今までの戦闘の概略です。しかし、ロシア軍は1か月半以上攻めながら前進できませんでした。

ワールド
2023年5月12日2:11 午後12時間前更新
ロシア、ウクライナ軍の前線突破否定 ウ大統領「反攻開始に時間」
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-idJPKBN2X307Y

攻撃に失敗したロシア軍とワグネルの部隊は、大きな損害を被り攻撃が出来なくなり陣地で防御していたようです。体制を整えたウクライナ軍が、局地的に攻勢をかけ部分的に進出したようです。

南のロシア軍を撃退したのであれば、ウクライナ軍の補給路の安全は、確保されたことになります。北を攻めているウクライナ軍が、どの方面から攻めているのかは、不明です。しかし、南と北から攻められると主に市街地を防御していると思われるワグネルの部隊は、西・南・北の3方向からウクライナ軍の攻勢を受けます。武器や装備、人員を失ったワグネルの部隊は、かなりの苦戦が予想されます。

ロシア軍のバフムトでの攻勢は、完全に失敗に終わりかなりの損害を被った結果、増援なしの現地のウクライナ軍が守備から攻勢に出たのであろうと思います。それほど、ロシア軍とワグネルの部隊は弱体化したと言うことであろうと思います。

まだウクライナ軍が本格的に反撃作戦に出たのでは、ないようです。アメリカ軍が言うには?

ウクライナ軍、反攻に向けた「形成」作戦を開始 米軍高官
2023.05.12 Fri posted at 11:43 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35203700.html

事前の準備段階のようです。しかし、バフムトに関しては長期間戦闘が継続していますから状況がウクライナ軍に有利になれば、すぐ攻勢に出られます。

情報は錯そうしていますが、ロシアの政府広報の言っているのは国内向けの言い訳でしょう。ワグネルもロシアの軍事ブロガーもウクライナの広報も、ウクライナ軍の局地的な進出を言っています。

去年の8月から続いているバフムトでの激戦もどうやら最終コーナーが近いようです。ロシア軍は望む方向「=コンスタンチノフカ=バフムト西のウクライナの拠点都市」にたどり着くのは、最早困難なように見えます。

ちなみにバフムトは、地図上ではロシア読みで「アルチェモフスク」と表記されています。「ウクライナのアルチェモフスク」でgoogleマップを検索すれば、場所が地図上で示されます。大き目に拡大すればバフムトの市街地が示されています。そうすると市街地の位置が分かり、その大きな縦横の幹線道路の交差する北西側の市街地がワグネルの部隊の現在いる場所です。

詳しく地図を示して説明すると以上の状況のようです。少なくとも4月中頃よりは、ウクライナ軍は楽に前線を維持できています。この戦線でウクライナ軍の敗北は、もうないと思います。

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/


立民と維新の応酬<2023・5・12

2023-05-15 16:18:19 | 日本の政治経済

立憲民主党、維新との共闘解消表明…安住氏「金魚のフンになったら終わりだ」
2023/05/12 19:05
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20230512-OYT1T50226/

大体、憲法問題や安全保障問題で妥協の余地はないのですから、国会対応で連携するのもおかしな話です。

2023年の統一地方選挙の結果を受けて立民も、尻に火が付いたようです。しかし、今更自民党との対決姿勢を言っても意味はないと思います。憲法問題や安全保障問題のような基本的な部分で国民感情と乖離していれば、どうにもならないと思います。

維新は次の総選挙では、全選挙区擁立を目指しています。当然、立民との選挙協力はありません。野党第2党を目指すのですから、それは当然です。
<立民の安住淳国会対策委員長>
「都合良く自民党の後ろをついていって、金魚のフンみたいになったら終わりだ」
<維新の遠藤敬国対委員長>
「我々は大人なので、できるだけ細い糸でつながっていこうとしたが、共闘ご破算だと言われるなら、お好きにどうぞ」

最近の立民が知性にかけるのは、明らかです。
「金魚のフン」とか「サル」とか・・
維新
『立憲共産党』

維新の方が、本質を簡潔に言っているのは確かです。
中々、分かりやすいです。

党の代表を党員の自由選挙で決めず、何となく仲間内で決めて代表・副代表を合計すると30年以上。党員から党改革の意見があったら、その党員を除名してしまいました。それは、どことは言わないが普通すごくおかしいです。そことグルになっているようでは、先は暗いと言うしかありません。

次の総選挙で、また結果が出ます。国民と乖離した政党は議席が減るしか可能性は考えられません。どこまで行っても、それが理解できないんでしょうね?

今どきの普通の国民は、『立憲共産党』より維新の方が、マシかな?と考えても私は不思議には思いません。(特に支持する訳ではありません・単なる消去法です・)

必達!150議席以上!
言うだけなら誰でも言えます。
「金魚のフン」よりダメなのは、何ていうんでしょうね?
次回の総選挙の後までに、良いネーミングを考えて欲しいですネ・・


5月14日プロ野球の結果<2023年

2023-05-15 08:03:12 | スポーツ

広島7-2巨人 中日5-8ヤクルト 横浜7-15阪神
ロッテ5-2日ハム 楽天5-0西武 ソバンク3-3オリ

と言う結果でした。
見どころは、横浜・阪神戦とオリックスの山下舜平大投手。

オリックスの山下舜平大投手
今日は、さすがに3失点で勝てませんでした。やはり打者の方が研究して狙い球を絞られましたね。3失点は、悪くありませんが球種が速球とカーブだけでは、やはり抑えきるのは難しいです。その辺は、本人も自覚していると思います。今、他にフォークとスライダーがありますからコントロールを磨いて投球の幅を増やしてほしいですね。やはり速球の威力は、すごいですが速球とカーブだけでは抑えきれません。今年、1軍デビューした若手のホープですから、期待したいと思います。まだ、防御率は1点台ですから優秀です。オリックスもプレーオフでは、ガンガン!投げて欲しいでしょう。

そのオリックスですが、今主力バッターが二人故障で休んでいます。それを他の選手がカバーしてしのいでいるところです。二人が戻るまでイーブンでいければ、オリックスとしては文句のない展開でしょう。今の感じだと、二人が戻れば走りそうですね。いなくても五分以上に戦っています。チーム力が、頭一つ完全に抜けています。

さて波乱のセリーグ!
と言っても2位以下には、波乱はありません。ドングリの背比べ状態です。
阪神と横浜の首位攻防3連戦。
あっさり阪神が3連勝して首位が逆転しました。最近は、貧打の阪神の打線が好調です。連打で得点できるのが大きいですね。ホームランに頼るチームは、波があります。阪神は得点力は弱いですが、コンスタントに得点できるのが強みです。それを投手陣の踏ん張りで守る勝ちパターンが出来ています。今日は、ダメの西純がいつもの通り試合を壊しかけましたが、打撃好調の佐藤輝明が3ラン満塁HRと大爆発して試合をひっくり返しました。

岡田監督もよくダメ西純に投げさせるなと辛抱強さに感心します。いくらなんでも、もう2軍行きでしょう。

阪神は4連勝で好調。
反対に横浜は、5連敗と絶不調。
5月の成績が、3勝7敗。
弱いときのカープ(鯉のぼり)と同じでは、優勝争いは無理ですね?投手陣が崩壊してしまいました。

阪神は上位のチームに勝ち越していますから、苦手の相手がいません。防御率も安定していますし、得点力もそこそこあります。やや優位に立ったと言えるでしょう。


欧州サッカー>(ドイツ)フランクフルトの鎌田大地選手の移籍先<2023年5月

2023-05-15 08:00:10 | スポーツ

フランクフルト鎌田大地とミランが来季入団で基本合意と地元メディア ナポリらとの争奪戦リード
[2023年5月14日19時17分]
https://www.nikkansports.com/soccer/world/news/202305140001380.html

アイントラハト・フランクフルトでは、昨シーズン欧州リーグ優勝の立役者になるなど活躍しました。今シーズンは、ポジションのかぶる選手をクラブが獲得し不本意なシーズンでした。それでも8得点を決めクラブの中心選手であることには、変りはありません。

フランクフルトに残っても同じブンデスのドルトムントに移籍しても給料は、もっと多かったと思います。
新年棒300万ユーロ(約4億3500万円)の見込み。もっともボーナス条項が付帯するかもしれません。

セリエAのACミランを移籍先に選んだのは、これまでのブンデス(ドイツ)とは、違うサッカーを求めたのであろうと思います。

もっとも、これで確定でもなさそうです。他にも・・
ナポリ、ドルトムント、ベンフィカ、ニューカッスル、アトレチコ・マドリードをACミランがリードしているという。>と言うことですので移籍先が変わる可能性もゼロでは、ありません。

鎌田大地選手は契約満了の移籍ですから移籍先に移籍金が発生しません。そのため移籍先を選ぶことが出来ます。普通に移籍すれば30億円~40億円の移籍金が発生すると思います。

ブンデスのサッカーを見ていると、日本人選手がやりたいサッカーとは、少し違うな?と言う印象があります。ボールを保持してパスをつなぎ崩して攻めるという部分がブンデスには、少ないように見えます。

そういうサッカーは、プレミアでありスペインです。イタリアも守備を重視するサッカーですから、鎌田大地選手の希望とは、やや違うようにも思います。しかし、自分がプレーできる(先発出場できる)ことを、一番先に考慮したと思います。

リーグ優勝の可能性のある事とチャンピオンズ・リーグ出場の可能性のあることを重視した結果の選択だと思います。ACミランは、今季のチャンピオンズ・リーグはベスト4に終わりそうですが、やはりイタリアの名門です。鎌田大地選手が選手としてのピークの時期にプレーするクラブとしては、良いクラブだと思います。

今年、フランクフルトで本来のポジションでないボランチで出場していましたから、本来の攻撃的なポジションでの活躍を期待したいと思います。


日本のバッターがメジャーで通用する条件と3割バッター<2023年5月

2023-05-15 08:00:10 | スポーツ

まず、日本のプロ野球を考えてみます。
レッドソックスの監督が言っていました。
「10年前と比べると今、日本のピッチャーのレベルが上がっている。」と言うのです。「だから、そこで活躍している選手はメジャーでも活躍できる。」
吉田正尚選手を見ての感想だと思います。

ここに注目するとメジャーで活躍できる選手と難しい選手の違いが分かります。

投手を見てみます。
「翔平、ダルビッシュ、田中将大(現・日本ハム)、菊池雄星、千賀滉大」
これが今、メジャーで先発して良い成績を残している日本人投手です。これだけ先発投手がメジャーにいるのも珍しいと思います。

共通点は?
全員、パ・リーグに在籍した投手です。つまり、レッドソックスの監督のコメントは、これを指しています。

パ・リーグの各チームのエースなら、今ほとんどメジャーの先発3本柱に入って投げることが出来ると思います。それほどパ・リーグの投手のレベルは、メジャーに近いと言えます。

逆に言うとセ・リーグの投手は、それに比べるとレベルが落ちると言えます。

広島からシカゴ・カブスに行った鈴木誠也選手は、4打数1安打の選手です。

吉田正尚選手はメジャー1年目であるのに、ほぼ3割バッターです。吉田正尚選手が現在、日本人選手の中で最高の打撃技術を持った選手であることを割り引いても、パ・リーグで常時3割以上を打てる技術を持っている選手は、メジャーで通用する可能性が高いことを示しています。

その証明は、投手のレベルが高いパ・リーグでは3割を打つのが難しくなりました。セ・リーグでは3割を打つ選手は、11人います。おそらくメジャーに行っても通用しないでしょう。

これらを考え合わせると?
「投手のレベルの高いパ・リーグで」
「安定して3割以上の打率を維持する」
+「速球に強いこと=パンチ力があること」
1年では、ダメです。3年はコンスタントに打って実力でしょうね?これが出来て、やっとメジャーの入り口です。

西武でかなり成績の良かった秋山翔吾選手は、メジャーで通用せず2年メジャーでやって日本に帰ってきました。今年広島に入り、現在打率368でランキング2位です。西武時代には、これほどの打率は示していません。

つまり、これがセ・リーグとパ・リーグの違いです。秋山翔吾選手がメジャーで通用しなかったのは、メジャーの投手の速球を打てなかったからだと思います。打てる翔平君や吉田正尚選手は活躍しています。

大体、これが「日本のバッターがメジャーで通用する条件」です。

☆3割バッター
メジャーだと大体1試合に5回打席が回ることが多いです。
そうすると2試合3安打で3割です。単純計算なら5打数2安打と5打数1安打を続けなければ、なりません。

これは、かなりハイレベルでしょう。打席数を減らすのが四球です。1試合1個四球を選ぶと、打席数は4になり2試合3安打よりヒット数が少なくても3割を打つことが出来ます。

つまりヒットを打つ能力は最低必要ですが、四球を選ぶ選球眼があれば更に3割に近付きます。

ここで出塁率の発想が出てきます。出塁率4割なら、チームの首脳陣は納得するでしょう。打率3割より出塁率4割の方が評価されます。

そこに10~20本のホームランが加われば、立派なメジャーのレギュラーです。

メジャーでプレイしたい選手は、ここら辺を目標にするとメジャーでも通用するしレギュラーを獲得できます。あまり打率3割にこだわる必要は、ありません。

むしろ「出塁率4割」「10~20本のホームラン」です。これが出来れば、間違いなくメジャーでも一流です。


5月13日プロ野球結果とMLB<2023・5・14

2023-05-15 07:58:52 | スポーツ

セ・リーグ
広島(5勝4敗)4-5巨人(5勝5敗)
中日(5勝6敗)1-4ヤクルト(5勝5敗)
横浜2(3勝6敗)-7阪神(6勝3敗)
パ・リーグ
ロッテ(4勝4敗1分け)0-5日ハム(6勝4敗)
楽天(4勝6敗1分け)4-7西武(3勝7敗1分け)
ソバンク(5勝4敗1分け)3-8オリ(7勝4敗)

こうして最近の成績を書きだすと調子のいいチームと調子の悪いチームが分かります。

セ・リーグは横浜が5月に入り絶不調。阪神は絶好調で、昨日首位に並びました。投手陣の出来不出来が結果を分けていると思います。
ヤクルトは、主砲・村上にあたりが出てきて打線が復活すれば2年連続のリーグ・チャンピオンですから上がり目があります。村上は、昨日久しぶりに1試合2発で復調の気配が出てきました。

パ・リーグは、オリックスは好調。西武は絶不調と言えます。
4月は最下位だった日本ハムは、5月になり順位を1つ上げました。その理由は、投手陣が安定してきたからです。得点能力がありますから、その分勝ちが増えました。若いチームですから勢いが付けば乗る可能性があります。パ・リーグで台風の目になりそうな予感がします。
オリックスは王者らしく順調に勝っています。2位ロッテは、投手力で勝っていますが攻撃力が弱体な点にやや不安が残ります。

MLB
(選手の活躍がないので記事は短いです)
大谷翔平君 4打数1安打1打点
エンゼルス負け 西地区3位にずり落ち
吉田正尚君 3打数1安打 3割維持
レッドソックス負け 東地区5位にずり落ち

吉田正尚選手には、タイトルの可能性が出てきました。
打率ランキング1位が、329まで下がってきました。メジャーの投手に慣れてきてもう少し打率を上げると首位打者の可能性が見えてきます。メジャーの投手も吉田正尚選手を研究するでしょう。打率3割を今の時点で維持できれば、チャンスはあると思います。


(MLB)アスレチックスの藤浪晋太郎の再生計画<2023年5月

2023-05-15 07:57:07 | スポーツ

少し説明します。阪神に10年在籍し、最初の3年は恵まれた才能を生かし活躍しました。4年目から突如、不調に陥ります。それが7年続きました。

藤浪晋太郎
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%97%A4%E6%B5%AA%E6%99%8B%E5%A4%AA%E9%83%8E

当然、その原因を考え不調を脱する手助けをしてあげなければなりません。ところが阪神の監督やコーチは、適切な指導も助言も出来ませんでした。

巡回コーチみたいな人たちを招いてコーチもしてもらいます。しかし、その人たちは全員不調の原因を技術的な問題であると決めつけました。

藤浪晋太郎投手の場合は、そうではありません。
プロ野球の選手ならだれでも知っている「イップス」です。これは、メンタルの問題であり肉体的な問題でも技術的な問題でもありません。「イップス」を克服するためのトレーニングをしない限り直りません。
イップスになった選手は、多数いて克服できた選手もいますし克服できずに引退した選手も沢山います。

2023年5月10日 22:51
イップスとは?
https://smcb.jp/diaries/9049010

有名選手では?
イチロー
松井稼頭央
内川聖一
岩本勉
阿部慎之助
【疑い】藤浪晋太郎

プロ野球選手なら、珍しいことではありません。
「スポーツ選手のイップス改善などに従事する阿部久美子は、藤浪がイップスであることを断言している。」

つまり、これを阪神の関係者や引退した大物選手は、きれいに無視していました。だから、 藤浪晋太郎が復調するはずが、ないのです。

藤浪晋太郎 メジャー初勝利 延長10回表に登板し無失点 その裏逆転サヨナラ弾で白星つかむ
[2023年5月13日14時33分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202305130000295.html

今年メジャーのおんぼろ球団のアスレチックスが藤浪晋太郎を獲得しました。格安で先発投手を獲得できるのですから獲得したのでしょうね。
何試合か先発してやはり、阪神時代と同じでボロボロ打たれました。アスレチックスは幸い?ダントツの最下位ですから、時間をかけて藤浪晋太郎投手を再生する時間的余裕があります。

阪神と違いアスレチックスは何試合か投げさせてみて、藤浪晋太郎投手が「イップス」であることをすぐ見抜いたと思います。

先発では到底無理ですから、リリーフに回しました。「イップス」克服の一番良い方法は、岩本勉によると考えずに反射的にプレーするのが、いいのだそうです。考えるとすぐ病状が出てしまうのですね?
中継ぎに回ると考える暇もなく、マウンドです。
つまり、アスレチックスは藤浪晋太郎投手のイップスを直するために中継ぎで投げさせて良い状態を取り戻すチャンスを与えています。

少なくとも藤浪晋太郎投手は、イップスを直す方法を知っているアスレチックスに移籍しました。阪神にいたら引退するまでイップスのままだったでしょう。

上手くイップスを克服できれば、藤浪晋太郎投手はクローザーのエースとして復活できるかもしれません。藤浪晋太郎投手も自分の不調の原因が何であるのか?自分で知る必要があります。メンタルの問題なのに、せっせと技術的な練習をさせられても不調が治るはずもありません。イップスは、一種の精神障害です。(多分、パニック症候群と似たような病気だと思います。)それを克服するには時間と努力が必要なのです。そしてそれを知るコーチの手助けが必要です。それを7年も出来なかった阪神は、「?」です。