「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

(MLB)アスレチックスの藤浪晋太郎の再生計画<2023年5月

2023-05-15 07:57:07 | スポーツ

少し説明します。阪神に10年在籍し、最初の3年は恵まれた才能を生かし活躍しました。4年目から突如、不調に陥ります。それが7年続きました。

藤浪晋太郎
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%97%A4%E6%B5%AA%E6%99%8B%E5%A4%AA%E9%83%8E

当然、その原因を考え不調を脱する手助けをしてあげなければなりません。ところが阪神の監督やコーチは、適切な指導も助言も出来ませんでした。

巡回コーチみたいな人たちを招いてコーチもしてもらいます。しかし、その人たちは全員不調の原因を技術的な問題であると決めつけました。

藤浪晋太郎投手の場合は、そうではありません。
プロ野球の選手ならだれでも知っている「イップス」です。これは、メンタルの問題であり肉体的な問題でも技術的な問題でもありません。「イップス」を克服するためのトレーニングをしない限り直りません。
イップスになった選手は、多数いて克服できた選手もいますし克服できずに引退した選手も沢山います。

2023年5月10日 22:51
イップスとは?
https://smcb.jp/diaries/9049010

有名選手では?
イチロー
松井稼頭央
内川聖一
岩本勉
阿部慎之助
【疑い】藤浪晋太郎

プロ野球選手なら、珍しいことではありません。
「スポーツ選手のイップス改善などに従事する阿部久美子は、藤浪がイップスであることを断言している。」

つまり、これを阪神の関係者や引退した大物選手は、きれいに無視していました。だから、 藤浪晋太郎が復調するはずが、ないのです。

藤浪晋太郎 メジャー初勝利 延長10回表に登板し無失点 その裏逆転サヨナラ弾で白星つかむ
[2023年5月13日14時33分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202305130000295.html

今年メジャーのおんぼろ球団のアスレチックスが藤浪晋太郎を獲得しました。格安で先発投手を獲得できるのですから獲得したのでしょうね。
何試合か先発してやはり、阪神時代と同じでボロボロ打たれました。アスレチックスは幸い?ダントツの最下位ですから、時間をかけて藤浪晋太郎投手を再生する時間的余裕があります。

阪神と違いアスレチックスは何試合か投げさせてみて、藤浪晋太郎投手が「イップス」であることをすぐ見抜いたと思います。

先発では到底無理ですから、リリーフに回しました。「イップス」克服の一番良い方法は、岩本勉によると考えずに反射的にプレーするのが、いいのだそうです。考えるとすぐ病状が出てしまうのですね?
中継ぎに回ると考える暇もなく、マウンドです。
つまり、アスレチックスは藤浪晋太郎投手のイップスを直するために中継ぎで投げさせて良い状態を取り戻すチャンスを与えています。

少なくとも藤浪晋太郎投手は、イップスを直す方法を知っているアスレチックスに移籍しました。阪神にいたら引退するまでイップスのままだったでしょう。

上手くイップスを克服できれば、藤浪晋太郎投手はクローザーのエースとして復活できるかもしれません。藤浪晋太郎投手も自分の不調の原因が何であるのか?自分で知る必要があります。メンタルの問題なのに、せっせと技術的な練習をさせられても不調が治るはずもありません。イップスは、一種の精神障害です。(多分、パニック症候群と似たような病気だと思います。)それを克服するには時間と努力が必要なのです。そしてそれを知るコーチの手助けが必要です。それを7年も出来なかった阪神は、「?」です。



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