「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

「ロシア義勇軍団」と「自由ロシア軍団」の今後の活動<ウクライナ紛争2023年5月

2023-05-26 10:00:32 | ウクライナ紛争

「ロシア義勇軍団」と「自由ロシア軍団」は成立した過程が違う別の組織です。目的は、ほぼ同じで協力関係を築いています。

所属も違います。「ロシア義勇軍団」はウクライナの国境警備隊に所属しています。
「自由ロシア軍団」はウクライナ陸軍に所属し、その中の独立した部隊です。去年は、ロシアとの戦闘に参加していました。実戦経験が豊富で強力な部隊と言えます。去年の段階で数百人規模の人員がいました。

字幕付きの記事の中に出てきますが、目的を語っています。
一つは、ウクライナが勝利するために戦うことです。
二つ目は、ロシアの現在の独裁政権を武力で打倒しロシア国民を(独裁政権から)解放することです。

去年は、ウクライナ軍も防衛戦争を戦うので精一杯で両グループもそれに従事したり支援していました。今年は、ウクライナ軍の方に余裕が出来て、両グループには自分たちの目的のために活動する事が出来るようになったようです。

それは、ウクライナ軍にとっても不利益な話ではありません。国境付近でロシア軍やロシアの国境警備隊を引き付けて牽制することが出来るからです。内側からロシアの独裁体制にゆさぶりをかけることにもなります。

そして参加している人員は、去年より大幅に増えているようです。読売新聞の記事によれば、ポーランドにロシア人義勇兵(志願者)の訓練キャンプがあり、今年の3月の段階で1000人がウクライナに赴いたという内容でした。その後も継続して志願者が来ているようでした。

つまり、現在のロシア国内の弾圧支配とウクライナへの侵略戦争に反対するロシア人は、ロシア政府が考えているより、かなり多いと言うことです。そう考えるロシア人が独裁政権打倒のためにウクライナに拠点を持つ反政府武装グループに参加していると言うことです。

そればかりではなく、ロシア国内で地下に潜りパルチザン活動を行っているグループへの参加者も増えていると思います。

「ロシア義勇軍団」と「自由ロシア軍団」の活動は、見えている部分だけです。実際にロシア各地で起きているパルチザン活動を考えるなら、小規模な地下組織はロシア全土に無数にあると考えるのが自然です。これまでは、それらの地下組織は、密かに静かに活動していました。しかし、今「ロシア義勇軍団」と「自由ロシア軍団」が、はっきりと反政府活動を始めました。

これまでは、密かに静かに潜行していたものが徐々に姿を現すでしょう。

つまり、これは始まりだと言うことです。

越境攻撃主張する反プーチン派組織、作戦は「継続中」と強調
2023.05.25 Thu posted at 06:55 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35204277.html

字幕:ロシア人義勇軍組織、越境作戦に「成功」
2023年5月25日 12:18 発信地:ウクライナ北部/ウクライナ [ ウクライナ ロシア ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3465392?cx_part=top_category&cx_position=1

トップニュース
2023年5月25日12:59 午後Updated 3時間前
アングル:ウ軍反転前に防衛線かく乱か、ロシアへの越境攻撃
https://jp.reuters.com/article/russia-ukraine-idJPKBN2XG06V

かなりロシアのクリミア軍事侵略を意識している部分があって・・
(ウクライナ当局の説明は、2014年にクリミア半島を併合したときのロシアの説明とよく似ている。)
(プー)
(記章のないロシア軍のユニフォームを着た男性らがいることについて・・)
「店に行けばどんなユニフォームでも手に入る」
(ウ)
ロシア国民から成る「地下のゲリラ集団」によるものだ
「知っての通り、戦車などロシアのどこの武器店でも売っている」

(プー)
「ドネツク人民共和国」
「ルハンスク人民共和国」
(ウ)
「ベルゴロド人民共和国」
(これから、「ロシア国民」が作る予定なのかもしれません?)

 

「自由ロシア軍団」が反政府活動を開始したようです?<ウクライナ紛争2023年5月
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/0b19c517b814766f393c15943897db1b

ロシア・ベルゴロド州での戦闘~その2ロシアの不都合な真実<ウクライナ紛争2023・5・23
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/4d8116c9b184e9b6d5199476e11751ae

ロシア・ベルゴロド州での戦闘<ウクライナ紛争2023・5・23
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/84246bef6f965c5fcdd24335eb5a2005


「自由ロシア軍団」が反政府活動を開始したようです?<ウクライナ紛争2023年5月

2023-05-26 10:00:10 | ウクライナ紛争

ロシア反政権組織、ベルゴロド州への攻撃は「ロシア解放のため」
2023.05.24 Wed posted at 16:07 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35204258.html

ロシア政府に対する反政府組織は、二つあります。
一つは、以前からある「ロシア義勇団」です。
もう一つが、「自由ロシア軍団」です。

ロシア義勇軍団
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%BE%A9%E5%8B%87%E8%BB%8D%E5%9B%A3

自由ロシア軍団
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E7%94%B1%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E8%BB%8D%E5%9B%A3

「ロシア義勇団」は、元からある組織でウクライナ国籍のロシア人が中心です。どちらかと言うとウクライナ国外が活動の中心で去年8月にウクライナに拠点を作りました。ウクライナ領土防衛隊の部隊の組織となっています。2014年ドンバス紛争でアゾフ連隊とともに戦って来たロシア人右翼の義勇兵を集めて2022年結成されたとあります。基本的に民族主義右翼で打倒ロシア独裁政権を目的として活動しています。

「自由ロシア軍団」は、ロシアの軍事侵略開始後にそれに反対するロシア人が義勇兵としてウクライナ軍に参加しウクライナの正規軍の部隊として結成されました。ロシア人をまとめて一つの部隊として編成されました。ウクライナ兵がロシア兵に疑念を持つのは、当然のことだからです。去年は、ウクライナ軍の「自由ロシア軍団」部隊として戦争に従事していました。

その理由は、侵略戦争やウクライナへの残虐行為に加担することは人道に反することであり、目的は侵略戦争を行う現在の独裁政権を武力で政権の座から追放して新しい政権を作ることです。

思想的背景を考えると民族主義者や右翼が中心です。

なぜ、ロシアの反政府武装グループに民族主義者や右翼しかいないのか?

ロシア国内の左翼の政党は、共産党です。だから左翼は存在しません。そして共産党は政権支持であり戦争遂行賛成です。おまけに共産党はロシアの第二政党です。

自由主義や民主主義的人々は、平和的な手段で抗議しましたが全部弾圧され投獄されました。

結果として民族主義者や右翼しかロシアの反政府武装闘争に参加するメンバーがいないことが理由です。平和的手段は、ことごとく弾圧され封じられました。

ウクライナへの侵略戦争が悪であると思う、ロシア人はロシア国内では地下武装組織に参加してパルチザン活動を行うしか方法がありません。

もう一つの方法が、ロシア国外に出てロシア国外の反政府武装組織に参加して独裁政権と戦うことです。武器を持って戦うしか、現在のロシアの独裁政権を打倒することは不可能です。

「自由ロシア軍団」は、そのようなロシア人が参加する組織です。去年は、ロシア軍との戦闘に参加していました。ウクライナ軍が勝利することにより目的を達成しようとしました。

しかしながら、それだけでは本来の独裁政権打倒の目的には不十分です。直接、ロシア国内での武装闘争や政治工作が出来ないからです。

だから、ロシア国内での武装闘争や政治工作を開始したのであろうと思います。
ロシア軍を狙わず、「内務省やロシア連邦保安局(FSB)」を狙う理由は?
ロシア国内を弾圧支配する道具が、この二つの組織だからです。この二つの組織を弱め無力化することが、独裁政権を足元から打倒することに有効だからです。

ロシア軍がロシアを独裁支配しているわけでは、ありません。情報組織が中心となりロシアを独裁支配しています。政権の大幹部は、ほとんど情報組織の出身者です。その目となり耳となるのが情報組織であり、手足となるのが内務省です。

ウクライナ軍とは、この点で目的が大きく違います。ウクライナ軍の戦争目的は、ロシア軍との戦争に勝利することです。

「自由ロシア軍団」の目的は、独裁政権を武力で打倒し政治改革を行うことです。ロシア軍との戦争に勝つことではなく、独裁政権を打倒することが最大の目的です。むしろロシア軍を自分たちの味方に変えることがより目的に叶っています。敵は、「内務省やロシア連邦保安局(FSB)」なのです。無力化することが目的であり殺害することが目的では、ありません。「内務省やロシア連邦保安局(FSB)」であろうと「自由ロシア軍団」に従う者は正しいロシア人です。

反政府活動と言うよりロシア独裁政権打倒活動です。基本的にロシア国外にいるゲリラまたはパルチザンです。ジワジワと浸透し賛成する者を増やし、活動を拡大しようとするでしょう。ロシア国内にいれば、地下に潜るしかありません。ロシア国外からゲリラ活動を行えば、大っぴらに堂々とできます。追い払われるとウクライナ領に逃亡できるメリットは、そこにあります。ロシア軍が追跡してくれば、ウクライナの国境警備隊が(大喜びで)ロシア軍を撃破するでしょう。そうしたくても国境の外の攻撃は禁止されていると思います。

つまり?
「自由ロシア軍団」が国境付近で出入りして軍事を伴った活動を継続するのは、ロシアにとって非常に都合が悪いことです。しかし追いかけられるのは、ロシア領だけです。ウクライナ領に逃げ込まれると手出しが出来ない。すごく困るでしょう?

ウクライナ領にロシア軍が入り込むと?
ばっちり、ウクライナの国境警備隊がお相手してくれます。人数も武器もを集めて待っていると思いますよ・・二線級のロシア軍に勝つ自信があればいいけれど、なければ止めるでしょう?つまり、そういうことを始めたのです。

追い払って、一息ついて油断してる・・
また、やってくる・・
また、追い払う・・
これの繰り返しです。

☆25日追記
「ロシア義勇軍団」と「自由ロシア軍団」のコメントは?
ロシア人義勇軍組織、越境作戦に「成功」
2023年5月25日 10:11 発信地:ウクライナ北部/ウクライナ [ ウクライナ ロシア ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3465334?cx_part=top_topstory&cx_position=1

ロシア国防省のコメントとは、かなり違います。
70人を殺害して国境の外に追い払い、砲撃してやっつけた・とコメントしていました。どうも?そうではないようです・・
(ホラならタダだから悔し紛れに?大ぼら吹いたのかな?不逞の輩に・散々荒らされて・オメオメと逃がすなど・あってはならない事です・・)

 

「ロシア義勇軍団」と「自由ロシア軍団」の今後の活動<ウクライナ紛争2023年5月
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/f4d7d78d984469ae3c9a6440d66c7424

ロシア・ベルゴロド州での戦闘~その2ロシアの不都合な真実<ウクライナ紛争2023・5・23
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/4d8116c9b184e9b6d5199476e11751ae

ロシア・ベルゴロド州での戦闘<ウクライナ紛争2023・5・23
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/84246bef6f965c5fcdd24335eb5a2005


ロシア・ベルゴロド州での戦闘~その2ロシアの不都合な真実<ウクライナ紛争2023・5・23

2023-05-26 09:49:13 | ウクライナ紛争

ワールド
2023年5月23日3:50 午前Updated 4時間前
ロシア西部州を反体制派攻撃か、知事「ウクライナの破壊工作集団」
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-russia-belgorod-idJPKBN2XD1GA

ロシア・ベルゴロド州のグラトコフ知事によると・・・
国境の地区グライボロンに侵入したが
ウクライナの「破壊工作集団」を
ロシア軍がこれを退けている
(のだ、そうです。)

ロシアに侵入した不逞の輩は・・・
内務省やロシア連邦保安局(FSB)の現地本部が狙われた
ボリソフカとグライボロンの2つの町では別々の攻撃で家屋や行政庁舎が被害を受けた
主要な町ベルゴロドでは内務省やFSBが入る建物が攻撃を受けた
(などの乱暴を働いたようです。)

反体制派イリヤ・ポノマレフ氏によると・・・
国境の町コジンカを「完全解放」
前方部隊はさらに東のグライボロン地区中心部に到達した
「前進している。ロシアは自由になる!」

ロシア大統領府は・・・
「妨害者」を追い出す作業が進められている

このような状況のようです。
やはり、特別軍事作戦を遂行中ですから、言葉に配慮があり・・・
戦争状態にないので表現に苦労しているようです・・・

「妨害者」を「追い出す」のだそうです。
なんだか、デモ隊を鎮圧する的な表現に聞こえます。
戦争ではないのですから、特別な表現が必要なようです。

「反乱者」とか「侵入者」では、ないようです。
「妨害者」なら単に邪魔しているだけで、それほど悪いことをしているようには、聞こえません。

戦争ではないのですから、「戦闘」などあるはずもなく「追い出す」ようです。

ここら辺は、ロシア国内向けにかなり苦しい表現です。偉大なるロシアが、しけた反乱者に侵入される事などあってはならない事だからです。だから、「妨害者」とか「追い出す」になるわけです。

そのような揚げ足取りみたいのは止めて、まじめに考えると?
1日以上経つのに、まだ不逞の輩はロシア国内にいるようです。
主要な町ベルゴロドは、州都のベルゴロドだと思います。他にベルゴロドの名前の町や市はないですから。ウクライナ国境から40kmくらいですから、それほど遠くはありませんが?不逞の輩に州都まで襲撃されるのは、普通に不味いですね?

ロシア軍の部隊は、ほとんどウクライナに行っていてロシア国内は、スカスカなのであろうと思います。ロシア西部の国境に近いところでこんな調子では、東に行けば行くほどスカスカ度が高くなると思います。

ちょっとした武装勢力が蜂起したら、鎮圧に苦労すると言うことです。ロシア国内には、地方に民兵組織や国境警備隊みたいのが沢山ありますから、そんな中に不逞の輩が現れると、普通に困りますね?

そして「内務省やロシア連邦保安局(FSB)の現地本部が狙われた」のは、どこを襲撃すればよいかを示しています。あちこちで、そんな事が起きれば収取のつかないことになりそうです。

ロシア国内がスカスカだと分かった以上、(ロシア政府に不都合なことが)色いろ起きるかもしれません。

「ロシア義勇軍団」と「自由ロシア軍団」の今後の活動<ウクライナ紛争2023年5月
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/f4d7d78d984469ae3c9a6440d66c7424

「自由ロシア軍団」が反政府活動を開始したようです?<ウクライナ紛争2023年5月
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/0b19c517b814766f393c15943897db1b

ロシア・ベルゴロド州での戦闘<ウクライナ紛争2023・5・23
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/84246bef6f965c5fcdd24335eb5a2005


ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/


ロシア・ベルゴロド州での戦闘<ウクライナ紛争2023・5・23

2023-05-26 09:47:29 | ウクライナ紛争

ロシア南西部で「破壊工作」、8人負傷と州知事発表 ウクライナを非難
2023.05.23 Tue posted at 07:33 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35204155.html

自由ロシア軍団とは何か、「ロシアを自由にする」ため自国と戦うロシア人志願兵たち
2023.05.23 Tue posted at 10:40 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35204167.html

モスクワ大学の上に反体制旗か、自由ロシア軍団が映像を投稿
2023.05.23 Tue posted at 09:28 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35204161.html

(ロシア)ベルゴロド州のグラトコフ知事によると、同州国境近くのグライボロンで反政府(ロシア)組織による戦闘行動があったと言うことです。

ウクライナ国防省情報総局のアンドリー・ユーソフ報道官も同様のことを認めているので戦闘行動があったことは、事実のようです。

その組織に「自由ロシア軍団」と「ロシア義勇部隊」の二つの組織名で声明が出ているようです。

「ロシア義勇部隊」の方は、ブリャンスク州で越境活動を行ったグループだと思います。これは、ウクライナの国境警備隊に属しています。「自由ロシア軍団」は、ロシア人義勇部隊としてウクライナ軍に所属して実際に戦闘に参加している部隊です。

その他にも今年に入りポーランドに訓練拠点を持ちロシア人義勇兵をウクライナに送り込んでいる組織があります。すでに1000人を超える人数です。

これを全部、合計すると1300人はいると思います。どの程度の人数が参加したのかは、不明です。ウクライナ側の立場は、「ロシア人らによる独立した活動だ」との主張です。実際、その通りであろうと思います。(ただ、ウクライナ領から出撃していますので全然ウクライナが無関係と言うわけでもありません。都合の悪い部分を、ウヤムヤにするのはロシアもウクライナも同じです。)

これまでもベルゴロド州には、ウクライナ側から砲撃や無人機による攻撃が行われてきました。しかし、地上戦力による攻撃は、これが初めてです。

人数を考えると2個大隊は編成できます。どの程度の人数が参加しているのかは、不明です。どの程度、戦闘を続けるつもりなのかも不明です。

ロシア人によるはっきりと表立ったロシア政府打倒の軍事行動が起きたことになります。もちろん、参加している人数を考えればロシア軍がロシア領から駆逐するのは、簡単です。

しかし、ロシア人によるロシア政府に対する反政府軍事行動が起きたという事実は残ります。ロシアには、非合法地下武装組織が複数あると思われます。それらの組織も何らかの活動を行う可能性があります。

今後どうなるのかは不明ですが、ロシアに政治的な変化を起こすきっかけになるかもしれません。

自由ロシア軍団
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E7%94%B1%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E8%BB%8D%E5%9B%A3

ロシア義勇軍団
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%BE%A9%E5%8B%87%E8%BB%8D%E5%9B%A3

(ベラルーシ人義勇部隊・ロシア人とは別に1000人程度が参加しています)
カストゥーシュ・カリノーウスキ連隊
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%82%AD%E9%80%A3%E9%9A%8A

 

「ロシア義勇軍団」と「自由ロシア軍団」の今後の活動<ウクライナ紛争2023年5月
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/f4d7d78d984469ae3c9a6440d66c7424

「自由ロシア軍団」が反政府活動を開始したようです?<ウクライナ紛争2023年5月
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/0b19c517b814766f393c15943897db1b

ロシア・ベルゴロド州での戦闘~その2ロシアの不都合な真実<ウクライナ紛争2023・5・23
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/4d8116c9b184e9b6d5199476e11751ae

 


ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/


5月24日メジャーの日本人選手(大谷翔平12号本塁打)

2023-05-26 09:43:03 | スポーツ

<カブス4-2メッツ>24日
カブス鈴木誠也外野手
3打数1安打1打点打率は2割8分5厘
安打は3試合連続で、二塁打は今季8本目、打点は19
23日6号本塁打

<エンゼルス7-2レッドソックス>24日
大谷翔平投手
4打数1安打1打点
第2打席で12号ソロ本塁打
エンゼルス3連勝
前回登板は、6回1失点勝ち負けなし

レッドソックス吉田正尚外野手
4打数1安打

<レイズ7-3ブルージェイズ>24日
菊池雄星投手
5回8安打5失点2四球5奪三振
2敗目(5勝)防御率は4・56

<カブス4-2メッツ>24日
メッツ千賀滉大投手
5回を6安打3失点5四球今季3敗目(4勝)

<ナショナルズ4-7パドレス>23日
パドレスのダルビッシュ有投手
今季3勝目(3敗)
6回6安打3失点1四球4奪三振防御率は3・67
メジャー通算98勝目パドレスは2連勝

最近、好調なのがカブス鈴木誠也外野手。
打率も上がってきましたし、最近ホームランも多いです。
年間通してこれくらいに出来れば、メジャー定着ですね。
今年2年目ですから、それなりにやると思います。
出だしケガや不調で心配しましたが、好調です。

いい投球が続いても勝ち星がなかったダルビッシュは、やっと3勝目。
メッツ千賀滉大投手は、勝ちは付きませんが先発投手の責任は、果たしています。5回投げ切って自責点3ならOK!です。
大谷翔平投手は、前回登板では6回1失点で勝ちは付きませんでしたが、その前の4試合失点が多かったのを立て直してきました。12号本塁打を打って好調です。

エンゼルスもレッドソックスとの3連戦で3連勝と好調で、28勝25敗勝率549で勝率争いの4位まで浮上してきました。地区の首位争いは、1・2位が同率で3ゲーム差の3位です。まだ地区優勝も勝率3位も狙える位置に付けています。やはり、個人成績も大事ですがチームの成績が一番大切です。大谷翔平投手が投打で健闘しているからエンゼルスも何とか踏ん張っています。正に投打の大黒柱の活躍です。ホームランダービーもトップと2本差の5位タイまで浮上してきました。2021年は46本打っていますからね?堂々のキング候補です。その時は2位だったので今年は、キング狙いを考えているかもしれません。

サイ・ヤング賞は無理っぽいから?
ホームランキング狙います!

ってか?2回使える便利な翔平ネタ・・
今年は、オフもあるから4回は使えます。
マスコミに大人気なのは、当然です。

☆後でビデオ見ました。
状態のいい時の、翔平君の打ち方です。
コースに逆らわず軽くミートしたように見える打球がスタンドまで届いていました。2021年の再来?あるかな?


G7広島サミットでウクライナが得たもの(Fー16戦闘機)<2023年5月

2023-05-26 09:39:22 | ウクライナ紛争

一つは、G7からの絶対的な支持と支援です。G7が共同声明でそれを明確にした意味は大きいと思います。そして、そこに招かれたと言うことは、NATO加盟の切符を手に入れたと言うことでもあります。これは、ウクライナ紛争終了後になりますが、ウクライナは大きな安全保障を得ることになります。そのあと、ロシアが再度ウクライナに軍事侵略する事は事実上、不可能になります。
違う言い方をするとNATOとロシアの境界線はウクライナの東側国境になります。

そのためには、ウクライナは今回のロシアとの戦争に勝たなくてはなりません。事実上、NATOの代理戦争の性格がより明確になったと思います。代理戦争である以上、武器や物資、資金の支援は戦争が終わるまで継続すると言うことです。

二つ目は、アメリカ製の新型(でもないですが)Fー16戦闘機の供与が決まりました。これまでアメリカは否定してきました。しかし「戦闘機連合」と言う支援の枠組みを作りNATO諸国が分担して支援する内容です。

アメリカがこれを明確にしなかったのは、費用の問題が大きいと思います。今、1機70億円くらいだと思います。50機の戦闘機部隊を編成すれば、機体だけで3500億円。関連経費を含めると、大雑把に5000億円くらい必要であろうと思います。アメリカ1国で負担するには、さすがに金額が大きすぎると言うことだと思います。過去帳方式でNATO諸国に応分の負担をしてもらうと言うことでしょう。

これからパイロットの訓練が始まりますが、ウクライナ空軍のミグ29戦闘機とは、全く違う機種です。ウクライナ空軍のベテランパイロットが、訓練を受けても1年以上の訓練期間が必要だと思います。だから、Fー16戦闘機がウクライナの防空任務に就けるのは、速くても来年の夏以降であろうと思います。

だから、今回のウクライナ軍の反抗作戦には間に合いません。しかし、ロシアとの戦争を考えるならウクライナ空軍の強化は、絶対に必要なことです。取り敢えず、今から始めようと言うことになりました。

これでウクライナ軍は、兵器は必要な種類を全部調達するめどが立ちました。仮に戦争が長引けば、この戦闘機の供与が役に立ちます。

旧式のミグ29戦闘機は、ポーランドとスロバキアから30機ほど供与されますので今年は、それで頑張るしかありません。防空には大した役に立ちませんが地上攻撃には十分な威力があります。空中発射型のミサイルの供与もありますから、機体数は多いに越したことはありません。

来年の話にはなりますが、ウクライナの必要としていた防空戦闘機は、来年の夏以降には就役できるでしょう。


2023年5月24日ドネツク州バフムトの現状<ウクライナ紛争

2023-05-26 09:37:18 | ウクライナ紛争

私の日記を読んでいる方は、大体ご存じだと思いますが再度、今現在の現状を整理します。色々情報が錯綜しているからです。

ワグネルがバフムト市街の戦闘について勝利宣言を出しました。これは、あくまでバフムト市街限定の話です。実際には、4月の段階でウクライナ軍はバフムト市街から西の郊外に拠点を移して防衛線を築き戦闘が続いていました。

その時点でウクライナ軍が支配していたのはバフムト市街の西のはずれの一部です。なぜ、そんなきれっぱしの土地を防衛していたかと言うと、5月9日のロシアの戦勝記念日に勝利宣言を出させないためです。

要は、バフムト市街についてはどっちでもいいことであったのです。ワグネルが勝利宣言を出したのは、独裁者に報告して功績を認めてもらうためです。さっさとそうしておかないと危ない状況があるからです。お手柄があるうちに実績を作りに行きました。ロシア政府としても負け戦続きの中で唯一の戦勝報告ですから、国内向けに必要でした。バフムト市街の勝利宣言の意味は、これだけです。

実際には、激戦が続いていたのはバフムト市街の西の郊外です。これは、地図で確認してください。Googleマップで「ウクライナのバフムト」と入力して検索するとバフムト市街が表示されます。その市街の西の郊外が戦場です。

地図上に幹線道路T0504が東西に通っています。

バフムトからコンスタンチノフカ方面に西に行くと中間に「Chasiv Yar」があります。

バフムト西の郊外から「Chasiv Yar」にかけてロシア軍は、幹線道路T0504の南側から北側に攻めていました。目的は、その更に北にあるルート00506を遮断するためです。このルートがウクライナ軍の補給路だからです。

4月半ばから5月初めにかけてのバフムトの激戦は、ここで戦われていました。ここをロシア軍が制圧すればウクライナ軍はバフムトから撤退するしかありません。つまりバフムト市街は、ほぼ実際の戦闘とは無関係になっておりここが3週間~4週間の激戦の中心でした。

ロシア軍はバフムト方面で投入できる戦力を全部投入して攻撃を続けました。しかし、5月10日ごろにその攻撃は失敗に終わり逆にロシア軍は、T0504の南側の更に南側まで押し返されました。

これでバフムトに市郊外の戦闘は、完全に流れが変わりました。ウクライナ軍は補給路の防衛に成功し、そこを全力で攻めていたロシア軍は力を失いました。そして南に後退せざるを得ませんでした。その戦闘は、今も続いています。

これがバフムト西郊外の戦闘状況です。

ところが、ウクライナ軍は新たにバフムト市街北の郊外のソレダル方面に新たに攻撃を開始しました。これがウクライナ郊外北側の戦線です。これも今も戦闘が続いています。

つまりバフムトの戦場全体を見ると、西ではロシア軍は南にやや駆逐され、北にウクライナ軍が新たに戦線を構築して北の郊外でロシア軍を攻撃し始めました。

これがバフムトの戦域全体の現状です。
ウクライナの反撃作戦が順調に進行するならバフムト市街は、やがて包囲されます。ロシア軍やワグネルは目下劣勢であると言うことです。

それが分かっているから、ワグネルのオーナーは勝利宣言してお手柄を確定させました。

その次にワグネルのオーナーのやるべき事は?
『ワグネル、ウクライナ前線から「25日に撤退へ」と創設者』
2023.05.22 Mon posted at 09:42 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35204111.html
『プリゴジン氏はSNS「テレグラム」を通し、ロシア国防省に拠点を引き渡して25日に撤退すると予告。』
「ワグネル、6月1日までにバフムート撤退 ロシア軍に引き渡しへ」
2023年5月22日 20:33 発信地:モスクワ/ロシア [ ロシア ウクライナ ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3464955?cx_part=top_category&cx_position=3

お手柄をロシアの正規軍に引き渡してバフムトから撤退することです。やたら「勝利宣言」の後、バフムトから逃げたがっていますね?

つまりそれは?
バフムト全体の戦域ではロシア軍が不利になりつつあり、バフムト市街はやがて包囲されることが予想されるからです。包囲されるお役目は、ロシアの正規軍に譲りたいのが本音です。(しかも、出来るだけ早くそうしないとワグネルが包囲されます。包囲されると全滅です。逃げたい理由は、それを回避するためです。)

大体、バフムト全体の戦況が分かったでしょうか?

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/