今日の朝日新聞の夕刊にソウルで川を人工的にとはいえ川を復活させたという記事が載っていました。
一方、札幌では町の中心部で創成川に完全にふたをする工事が完成を迎えています。
町を縦断あるいは横断する川は交通を遮断しがちであることから消してしまう傾向があります。
残念なことです。
小都市では川の存在が生活の一部になっているところも多く見受けられますが、中・大都市ではどぶ川となっているか単なる放水路となってしまっています。
豊平川、創成川、新川、琴似発寒川が市内の主要な川で、月寒川や厚別川も大切な川です。
でも、豊平川を除けば、また上流を除けば、まあ放水路ですね。
サケの稚魚やヤマメの稚魚もいますよというだけではうるわしい川とはいえません(居ないよりはましですが)。
琴似発寒川の場合、平和の滝の上流は砂防ダムがあるとはいえ、ヤマメかイワナでも住みそうなこんな川になっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/ab/9078db6557b8a10d6f1732acfddace8f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/c7/b4496c15891c9a8cc7cf89338136a56b.jpg)
平和から福井、西野、発寒あたりは川に曲がりもあり、かろうじて「川・河」ですが、新川になるともはや「カワいそうな放水路」状態です。
四万十川の川漁師は言っていました。「川は曲がっていないと川じゃない」と。
曲がっていない川には自浄作用はありません。
札幌はよい町です。
もっと緑を、もっと川を得られれば、どの世代にとっても もっといい町になるでしょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます