コタンクルカムイのまったり生活

野山の散策、小さな旅行、テニス遊びなど、札幌生活を不定期に掲載。
'06年版は「みみずく先生の日記」で。

2013年12月04日 | よろず覚え書き
ひどいですね~。秘密保護法案。
こんな法案がろくな審議もせずに国会を通ろうとする。
戦前の軍機保護法、軍用資源秘密保護法、国防保安法および治安維持法がどのような結果を招いたか知らないわけではあるまいに。
暴力団対策のために作られた「凶器準備集合罪」が別対象に適用された例もあった。

国会というのは提出された法案を精査する場ではなかったのではないか。
成立した法案がどのような波及効果を持ち、どのように運用されうるかを精緻に議論し、拡大運用されることを極力未然に防止するよう議論を尽くすことは国会の当然の義務ではないか。
個々の議員は立案者を性善説に立って支持するのではなく、むしろ性悪説に立って追求してほしい。
何々党に居るのだから党の方針(党のリーダーの方針)に従う、というのでは個としての議員の存在意義はない。良心もない。
そんな議員達は不要である。

なぜにかくも拙速に成立を急ぐのか?
アメリカとの協調関係に何か期限があるのかと勘ぐってしまう。
安全保障条約の運用、沖縄基地の縮小(高次運用?)、TPPなどアメリカの国家戦略に乗って身の安全を図るため、もしくは自前の軍備の増強をアメリカに許してもらうための裏交渉の期限が近いためなのではないかと勘ぐってしまう。

絶望しなければ行けないのだろうか?

「秘密保護法案」違反の第一号が安倍晋三であることを願うのみ。

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