カモシカ

退職後主に夫婦で野山を歩いた記録です

熊野古道大雲取越

2022年10月30日 | 熊野古道歩き

2022年10月28日(土)

この所歩いていない熊野古道大雲取越を歩くことにした、7年7か月ぶりである。

那智熊野大社上の大戸平(那智高原)から大雲取越のほぼ中間地点である地蔵小屋跡まで行って見ることにした。

 

総歩行距離: 14.06Km

総所要時間: 7時間31分 (食事休憩 37分)

累計高低差: ±777m

 

歳と共に歩くのが遅くなり7年前に比べ同じコ-スで1時間多くかかりました。特に石畳の下りが苦手になって来ました.

土曜日と言うのに那智高原駐車場には一台の車もありません、トイレ(昔はこの奥に古い建物がありました)が新設されていました。向こうの三角の山は烏帽子山です、雲一つない青空ですが、風が少しあり肌寒く感じられる朝です、8じ5分に出発です。

駐車場の奥に登山口があります

この古道は石畳の階段や坂道が多くあります

敷石の為道の土が流れることなく雰囲気もあり良いですが、常に足元を見ながら歩かなくてはならなく、気が疲れますね

本日の最高地点船見峠に来ました、東屋が見えて来ました

この古道は殆どが杉檜の植林地の中を歩きますが、ここの東屋からは唯一海が見える所で左手から、勝浦の市街地、太地湾と太地の町が見渡せます、手前右下方向には先ほど歩き始めた大戸平(那智高原)がはるか下方に見えます。

船見峠を降ると林道に合流します、ここは八丁の掘割と言う所です、この林道を横切って谷に降り、谷筋を歩きます、10年ほど前の1月に歩いた時には谷の水は凍り石段の石はツルツルで難儀したことを思い出しました。

この谷は真っ白でしたが、今回は綺麗な苔を楽しむことが出来ました。

可愛いですね、落書きはいけませんね

この丸い石(岩)は玉ねぎ状風化石とも球状風化石とも呼ばれ、風化によって(主に寒冷時の凍結によるひび割れが)卵の殻が剥けるように割れ落ちて行きます、中に残っている部分をコアストンと呼ばれるようです。

地蔵小屋跡には綺麗な休憩所が建てられていますが、外の日当たりの良い所で休憩しました。左奥のベンチで休憩

今日会ったリンドウと小さな白い花

今日の高低図

 

 

 

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熊野古道大辺路(浦神~湯川)

2021年03月14日 | 熊野古道歩き

2021年3月14日(日)

快晴で長閑な天気でしたので久しぶりに熊野古道を歩いて来ました、車を一台JR湯川駅にデポし、JR浦神駅からスタ-トです。風が無い穏やかの晴天の中気持ち良い歩きをスタ-トです。

 

総歩行距離: 9.8Km

総所要時間: 3時間59分(内食事休憩 31分)

高低差:  +366m -374m

 

ここからスタ-トです、所々にこの標識が設置されています

人家の庭に綺麗な花が

線路を渡って神社の前を進みます

谷向かいに綺麗な桜が、クマノザクラかなぁ?

歩きやすいトレイルです

休平峠に着きました、

段々と降って行きます

古道の脇にこんな石柱が・・・

太田の向地集落に降りて来ました、この辺は休耕田が多いいです

今回のル-トの丁度中ほどにある大泰寺のお寺の庭で食事をすることにしました

大泰寺の宿坊の玄関口のベンチをお借りしました

ここから太田川に架かった橋を渡り、市屋集落から山越えで与根河池を通って湯川に向かいます、このキリンが目印です

綺麗なセンリョウの群生地です

市屋峠から300m程進むと高速道路の下をくぐるトンネルとなります

与根河池から進んで社会保険年金が裕福な時全国で何カ所も作り、失敗したグリンピアの奥で高速道路の廃土を置くため古道は迂回していました、ここから廃プラで作った急な階段を登ります

相当急です

二河峠に来ました、ニコウトウゲと読みます

もう直ぐゴールです

もう直ぐ湯川駅です、お疲れさまでした。

本日の高低図

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熊野古道中辺路

2016年11月01日 | 熊野古道歩き

2016年10月30~31日(日~月)

今回4回目の熊野古道中辺路歩きは民宿泊りの一泊二日で滝尻から本宮熊野大社まで約40Kmです。

民宿で同宿となったニュ-ジランドの女性と案内役の日本人男性二人連れと本宮まで抜きつ抜かれつの楽しい歩きでした。

今回山中で出会ったトレッカ-は十数人、殆ど外人さんです。民宿でも十数人の宿泊者のうちで日本人は案内人の男性と僕たち夫婦の3人です。

民宿の人「宿泊者の7~8割方は外国人ですよ」との事です。

青線は一日目、赤線は二日目の軌跡です。

 

総歩行距離:   38.27Km

総所要時間:   16時間4分 (昼食休憩等含む)

累計高低差:   +2,069m   −2,095m

 

本宮大社近くの駐車場に車を置き龍神バスで中辺路滝尻まで行き歩き始める

国道361号線滝尻バス停から傍の富田川を渡ると直ぐに滝尻王子がありその裏から登り始めます

最初から急登が待ち受けています、最初は石の階段

続いて木の根っ子の階段

また石の階段と、初っ端から疲れこみます

登り切るとなだらかなトレイルが続き、今回唯一の三角点がある頂上に。飯盛山(341.1m)です

ここから高原の里までは緩やかな道が続きます、まわりの山々が見られる所もあり爽快な気分で歩けました。

高原神社です

高原神社から少し行ったところに広場と休憩所、トイレがあり多くの外国人が休憩されていました

高原を過ぎると十丈峠逢坂峠から近露手前の国道近くを通るまで約11Km程は人家もない山中を大きく越えなければなりません。

気持ち良いトレイルが続きます

綺麗な苔です

箸折峠にある「牛馬童子像」です

近露の集落に降り川沿いにある民宿に一泊することにした

2日目早朝、川霧が立ち込め幻想的です。空はうっすらと青空です。

近露から一方杉までは200mほどのだらだら登りが続きました。右手神社前の二人はニュ-ジランドの女性と案内者です。

上の写真の向こう側の一方杉です、でかいですね

一方杉のすぐ近くにわらぶき屋根のお茶屋さん

頂上以外でのツ-ショットは久しぶりです

小広峠からの降り

小広峠から降って林道に出たところから先の方で古道の一部が崩落により通行止です、3.8Kmno迂回道を進みます。

迂回道も案内が多くされており安心して歩けますが、岩上峠越となりきついですよ

峠手間の見晴らしの良いところ

降りはこんな階段が延々と

久しぶりに写してもらいました

木橋を渡る♀カモシカ

三越峠から降った所にある廃集落跡、五右衛門風呂釜が懐かしい

発心門手前の船玉王子です、ニュ-ジ-ランドの女性と案内人

発心門王子です

ここから本宮大社までは一般の観光客も歩くので道は綺麗です

中央は飯盛山(昨日登った飯盛山とは違います、同名の山です)、向こうの稜線は果無山脈です

今日は25Kmほど歩きましたから足元はふらふらです、こんな根っ子にも気を使います

やっと本宮大社に到着、参拝して2日間無事に歩けたことを報告しお礼の賽銭を投げ入れました

大社を後に長い階段を降ります

一日目の高低図

二日目の高低図

 

今回出逢った花たち

 

 

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熊野古道赤木越

2016年09月11日 | 熊野古道歩き

2016年9月10日(土)

久しぶりの歩きで熊野古道の赤木越を散策して来ました

本宮大社の前に駐車し熊野古道中辺路を歩き発心門王子から約1Kmほど進んだ所の船玉神社から中辺路と別れ熊野古道赤木越を湯峰温泉まで歩いた。

湯峰温泉から本宮までは熊野古道大日越を通って本宮まで歩くのが本当ですが、湯峰温泉で本宮までのバスが丁度来たので乗って帰ることにした。怠け心に負けました。

 

 

総歩行距離:    14.47Km

総所要時間:    6時間33分 (食事休憩等含む)

累計高低差:    +1,001m   −952m

 

熊野本宮大社の正面です、ここから出発です。

脚ならしに長い石段を登ります

朝の早い時間の為参拝者がほとんど居ない静かな境内です

大社の境内を通って裏から熊野古道中辺路へと足を踏み入れます。緑のシダが生い茂った植林地の中の道です

朝日が林内に差し込んでいます

三軒茶屋後です、現在休憩所となっています

伏拝王子から見た熊野の山々、中央下部に本宮大社大斎原(昔社殿が建てられていた所)が見れます。

途中こんなキノコが、大きさは軸の部分が手の指くらいです、

熊野古道中辺路を7Kmほど歩いてやっと発心門です、ここで一休みです。

発心門から約1Kmで中辺路と赤木越の分岐点船玉神社です

金六谷を渡り

標高差150mほどの急登です

尾根に出れば緩やかな道が続きます

気持ち良い歩きが

いたる所に咲いていた花です、名前は判りませんが・・・・

ちょっとアップで撮って見ました

赤木越の終点湯峰温泉へは、最後に人家と山の間の狭い背戸を通ります。

湯峰温泉の県道に出ました。

今日の高低差

Googlで3D図、

 

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古座街道(蔵土から明神)

2016年03月13日 | 熊野古道歩き

2016年3月12日(土)

京都や大阪方面から海岸沿いを南下し田辺から熊野三山を目指す巡礼の道として田辺から紀伊山地の山中を通る熊野古道中辺路と海岸通りを通る熊野古道大辺路が昔から知られていましたが、田辺から周参見や古座を通り大辺路に合流する最短の道がある。生前に古座川町内に別荘を持っていた司馬遼太郎も古座街道に注目しシリーズの紀行文「街道をゆく」で書いています。この古座街道一部を昨年暮れの「宇津木峠越え」に続き1月に「法師峠越え」と「すさみ町栗垣内から佐本深谷」間を歩きました。今回は蔵土から明神間を歩きました。

****NPO法人「魅来づくりわかやま」さんのHPから地図を参照させて頂きました***

 

今回も古座観光協会(http://www.kokoza.com)の「熊野・古座街道踏破ウォ-ク」に参加させてもらいました。

 

 

総歩行距離:        12.5Km

総所要時間: 5時間3分(食事休憩34分含む)

累計高低差:     +313m -337m

 

今回の歩きは殆ど現在車が走るアスハルト道を歩くが、時たま旧道をゆったりと散策出来た、今まで車で通っている時には気が付かなかった、新しい発見が出来楽しめた。

 

出発から少し歩いた古座川の川向に鉱山跡地があります、昔銅が産出していたそうです、ちょっと見に行きます

 

今日の僕たちの班の案内人は何時もの上野一夫さんです、石の色が鉱山らしさを・・・・

精錬に伴い排出されたスラグです、福島の原発の最深部ではこんな物・・・・

 

途中こんなものも見ました。ホウキラン(マツバラン)です

 

ランの先端には胞子を包み込んだ黄色い胞子嚢が付いていました

 

下蔵土でコ-スから少し離れた所に「宝簴印塔」があります

 

赤丸印が宝簴印塔です

 

少し下った所で対岸に急峻な岩山が見えてきました。「天柱岩」です、これは一度登りたい。

 

今日の歩きも大方半分の所に来ました。一枚岩が見えてきました。この先の道の駅で食事休憩の予定です。

 

食事休憩後相瀬橋を渡って対岸を進みます

ソメイヨシノはまだですが綺麗な桜が咲いていました、山さくらかなぁ。

 

山さくらは葉っぱも一緒に出るのやけど

 

嶽ノ森山雌峯です、何時も登っていますが雌峯のこんな急峻な姿は初めて見ました。

 

古座街道を広く世に知らしめた「街道をゆく」を書いた司馬遼太郎の別荘です

 

神水瀑(ヤナコの滝)を見に少しコ-スを外しました。なかなか見ごたえのある滝でしたよ。

 

あと少しで今日の終点明神です。お疲れさまでした、今日の高低図

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古座街道(栗垣内から深谷)

2016年02月14日 | 熊野古道歩き

2016年2月14日(日)

京都や大阪方面から海岸沿いを南下し田辺から熊野三山を目指す巡礼の道として田辺から紀伊山地の山中を通る熊野古道中辺路と海岸通りを通る熊野古道大辺路が昔から知られていましたが、田辺から周参見や古座を通り大辺路に合流する最短の道がある。生前に古座川町内に別荘を持っていた司馬遼太郎も古座街道に注目しシリーズの紀行文「街道をゆく」で書いています。この古座街道一部を昨年暮れの「宇津木峠越え」に続き1月に「法師峠越え」を歩き、今回その続き「すさみ町栗垣内から佐本深谷」間を歩きました

****NPO法人「魅来づくりわかやま」さんのHPから地図を参照させて頂きました***

 

今回も古座観光協会(http://www.kokoza.com)の「熊野・古座街道踏破ウォ-ク」に参加させてもらいました。

 

 

総歩行距離:    5.9Km

総所要時間: 3時間35分

累計高低差:+288m、-316m

 

先日のゴ-ル地点までマイクロバスで送ってもらい出発です

 

少し古道を歩いた後、県道38号線を西に1Kmほど進んだ所にある「中山神社」に立ち寄る、

 

この神社の参道には石を積んだ綺麗な太鼓橋があります

この太鼓橋はくさび状の石を使って石の重さのみで架かっております

  

臨泉寺に寄り道、寺の裏山には西国33か所めぐりが出来るよう石佛が祭られていた。

 

小山を一回りすれば33か所を回ったことになります

 

佐本平野の集落の手前、西野川に秋に行けば「キイジョウロホトトギス」の綺麗な花が見れます

 

観岩寺に着きました、お昼休憩で~す

 

道端にこんな可愛い花が咲いていました、大きさは小指の先ほどです。

調べました「セリバオウレン」です

 

昼食後近くの根倉会館に寄り道しトイレ休憩、その後県道から離れ今回唯一の山道歩きで峠越となりました。

 

峠から降りた所が深谷集落で、今回の歩きの終点となりました

本日の高低図

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古座街道(法師峠越え)

2016年01月31日 | 熊野古道歩き

2016年1月31日(日)

京都や大阪方面から海岸沿いを南下し田辺から熊野三山を目指す巡礼の道として田辺から紀伊山地の山中を通る熊野古道中辺路と海岸通りを通る熊野古道大辺路が昔から知られていましたが、田辺から周参見や古座を通り大辺路に合流する最短の道がある。生前に古座川町内に別荘を持っていた司馬遼太郎も古座街道に注目しシリーズの紀行文「街道をゆく」で書いています。この古座街道一部を昨年暮れの「宇津木峠越え」に続き今回「法師峠越え」を歩いてきた。

****NPO法人「魅来づくりわかやま」さんのHPから地図を参照させて頂きました***

今回も古座観光協会(http://www.kokoza.com)の「熊野・古座街道踏破ウォ-ク」に参加させてもらいました。

 

総歩行距離:    8.6Km

総所要時間:   4時間26分

累計高低差:+540m −606m

 

すさみ町海水浴場の駐車場からマイクロバスで送ってもらい、すさみ町大附のバス停から出発です。総勢30人ほどが2班に分かれて歩きます

 

道端に変わった石積みがありました。赤丸の石が石垣の面より10~15cmほど出ています、これは石垣の草取りの時の足場となるようです。今回の案内人(青い帽子の方)は熊野古道大辺路刈り開き隊の上野一夫さんです。

 

杉檜林の中の古道です

 

出発して900mほど進んだ所から少し道をそれて石段を上がります

 

石段を上がり木製の鳥居をくぐると金毘羅さんが祭られていました。立派な祠と説明される上野さん

 

古道に戻り2百数十mほど行くと渡渉です

 

刈り開き隊が整備した丸太橋を慎重に渡ります

 

ここから法師峠に向け急登です

 

人一人歩ける山道ですがれっきとした県道です、昔この県道を荷車が通れる広さに拡幅する予定でしたが諸般の事情により中止となったようです。

 

今回の最高地点法師峠に着きました、左右の大きな杉の木は夫婦杉と言われています。

 

法師峠で峠名の由来等説明を受ける

 

昔の石積が残っています。

 

食事休憩する大泉寺です、石積が素晴らしい、なんともきれいな曲線の立ち上がりです。

 

無住職寺ですが内部は檀家の方々がきれいにされていました。

 

50分弱食事休憩です

 

昼食後出発、600mほど歩いた所に国の登録有形文化財に指定されている「福田家住宅」主屋は明治34年石垣は江戸末期の建設だそうです。左手石階段は勝手口、右手は玄関階段。

 

綺麗な曲線の石積

 

勝手口の石段

 

玄関と白い漆喰の倉

 

役行者の碑です

庚申さんの前で説明を受ける参加者

 

古座観光協会さん、熊野古道大辺路刈り開き隊の皆さん、案内人の上野一夫さん有難う御座いました

今日の高低図

 

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古座街道(宇津木峠越)

2015年12月14日 | 熊野古道歩き

2015年12月13日(日)

京都や大阪方面から海岸沿いを南下し田辺から熊野三山を目指す巡礼の道として田辺から紀伊山地の山中を通る熊野古道中辺路と海岸通りを通る熊野古道大辺路が昔から知られていましたが、田辺から周参見や古座を通り大辺路に合流する最短の道がある。生前に古座川町内に別荘を持っていた司馬遼太郎も古座街道に注目しシリーズの紀行文「街道をゆく」で書いています。この古座街道の一部「宇津木峠越」を歩いてきた。

****NPO法人「魅来づくりわかやま」さんのHPから地図を参照させて頂きました***

今回は古座観光協会(http://www.kokoza.com)の「熊野・古座街道踏破ウォ-ク」に参加させてもらいました。

 

 

総歩行距離:      6.9Km

総所要時間:    4時間12分

累計高低差: +541m -556m

 

上富田町鳥淵神社から出発です。30数名の参加者が居られ受付、準備体操です。

 

林道に入ってすぐに「鹿供養塔」が建てられていました、この地の猟師が鹿を千頭射止めた為その霊を供養するため建てたと言われており珍しい供養塔であり町の指定文化財に指定されています、また道しるべの役割もあります。

  

最初1.7Kmほどの林道歩きです

 

ここから宇津木越に入ります。中央で説明されている方が熊野古道大辺路刈り開き隊の神保圭志さんです。

 

峠まではおおむね杉檜の人工林の急登です

 

多くの方の隊列の一員として歩くのは久しぶりです、一番最後を歩きました。

 

一か所段築があり後ろ方向を撮りました

 

今回の歩きでここ一か所だけ展望がありました。田辺市の南東部と田辺文里湾です、

左端の一番高い山は城ノ森山と思います

 

よく手入れされた植林地

 

皆さん綺麗に整列して歩いています

 

峠です、ここでは林道と交わっており広場で昼食休憩です

 

降る途中に昔の備長炭の炭焼き窯が・・・

 

写真的にいい景色もなく皆さんの顔出しを避ける為最後尾を歩くとこんな写真ばかりです

 

もう一枚

 

白浜町宇津木方への降りは急です

 

今回の宇津木越の中で唯一危険な所です。短いですが滑ると相当下まで滑落しそうです

 

後ろ向いて一枚

 

白浜町宇津木合口に全員無事到着、マイクロバスで駐車地まで送って頂きました。

古座観光協会の方々、案内人の神保圭志さん、上野一夫さん有難う御座いました。

 

高低図

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熊野古道 赤木・大日越

2015年09月13日 | 熊野古道歩き

2015年9月12日(土)

久しぶりの天気の予報、大峰釈迦ヶ岳にゆっくり登りたく前日(11日)の夕方遅く自宅を出発し車中泊の予定で奈良県十津川を目指す。

途中道路横に「落石・・」等の看板があったがあまり気にせず進むと、七色集落を過ぎ二津野ダム手前で車のライトの先に道路を完全にふさいだ「全面通行止」の標識、えぇ・・・、ガ-ドマンが近づき「落石の為通行出来ません」「十津川温泉や風屋の方にはう回路を」「う回路は龍神スカイラインの方を廻って百瀬の方を回るか、北山を通ってう回するかです」・・・・・・何時もは県の道路情報をネットで調べるのですが、今回は天気廻りに気が行って調べなかった・・・・・

う回路は遠すぎ、狭すぎ、昼間なら走るが夜間は危険である。仕方なく道の駅「奥熊野古道ほんぐう」で車中泊し明日の行き先を計画することにした。

車中泊でビ-ルをプシュし考える、最終的に明日朝からこの近くの「熊野古道赤木越大日越」を歩くことに決定。

早朝6Kmほど降った所の熊野本宮大社に駐車し赤木大日越を廻ってくることにした。

 

      総歩行距離:   17.1Km

      総所要時間:   7時間5分  (含む食事休憩等)

      累積高低差;   ±1215m

 

本宮大社の石段を登っていきます

 

 

朝早かったので参拝客も神社の職員も誰も居らず社務所も閉めたままです。ここでお参りして今日の安全を・・・・

 

 

伏拝集落まではこんなきれいな概ね水平道です

 

 

古道の周りの森は霧にかすんでいます

 

 

三軒茶屋です、この下に道路が通っていて昼間は観光客や参拝者の内大社とここの間を歩く人もいます。

 

 

伏拝王子が見えて来ました。最高の天気です

 

 

北方向には百前森山とその後ろには果無山脈

 

 

道端にこんな花が点々と、名前は判りません             mayutsuboさんに教えて頂きました「チャボホトトギス」です。

 

 

点々と人家があるアスハルト道を歩くと「発心門王子」です。ここからまた山道に

 

 

発心門から熊野古道中辺路を田辺方面に少し歩くと赤い鳥居の船玉神社がありその向こうの赤い橋を渡って赤木越に

最初檜林の中の急な登りです

 

 

登り切ると水平道になるが、これが思ったより長く(約4Km)歩きがいがある。

 

 

昔の生活道であり参詣道であるため所々に段築が

 

 

木々の間から向こうに雄大な果無の山々、中央には今朝歩いた伏拝集落が見えます

 

 

カモシカも歩いていますよ

 

古道は良いですね

 

 

ここは緊張した、しかし道に生えた苔は綺麗

 

 

赤木越終点の湯峰温泉に到着

 

 

こんな人家の脇に登山口が、この奥の人家では古道真上に下着が干していてびっくり、洗濯物をくぐって来ました

 

 

坪湯の手前の小さな橋を渡って「大日越古道」に進みます

 

 

大日越も4回目ですがこんなにきつい登りだったかと、歳と共に記憶が薄らいできています

 

 

もうこの辺でギブアップ直前

 

 

峠が見えてきた、あそこから水平道を進んでその後は劇下り

 

 

やっと本宮の街です

 

 

ここから車道を歩いて本宮大社まで、青空で暑くて暑くて・・・・

 

 

今日の高低図

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熊野古道大雲取越Ⅱ

2015年03月28日 | 熊野古道歩き

2015年3月27日(金)

今日は那智から熊野川町小口に至る大雲取越の内、先日(23日)歩いた那智から中間地点の地蔵小屋往復の残りを歩きに行ってきた。

"> 

 

    総歩行距離:   13.7Km

    総所要時間:   7時間06分  (食事休憩等 47分含む)

    累計高低差:   ±1362m

 

国道168号線の熊野川町日足から赤木川を小口の集落まで上り、人家の横から登り始める

 

 

少し登った所から小口の集落を振り返る、あの赤い橋の下に駐車

 

 

何軒かの民家の脇を通って行くと苔むした石畳みの古道になる

 

 

♀カモシカも今朝は寒くて今一元気が出ません様です

 

 

円座石(わろうだいし)の所に来ました。刻まれている梵字は、右から阿弥陀仏(本宮)薬師仏(新宮速玉)左観音仏(那智)を表し、熊野三山の本地仏を表現しているとのことです。

苔がはぎ取られ・・・・・・・

 

 

杉檜林の中の苔むした石畳の古道は趣があります

 

 

小口から地蔵小屋までの間に唯一ある東屋です、給水もできます。

 

 

所々には地蔵さんが祭られ、また廃集落の石崖の一部が残っており、それらが苔むして心が癒されます

 

 

森の中に朝日が差し込んできました

 

 

胴切坂と言われる長い急な坂がダラダラと続きます。此処が今日の一番しんどい所でした

 

 

道端にバイカオ-レンが

 

 

まだまだ続きます

 

 

胴切坂もやっと終わりの様です

 

 

今日の最高点越前峠です。

 

 

越前峠から次の石倉峠の間で見つけた石の上の苔に群生して花を咲かせているバイカオ-レン

 

 

石倉峠に向かいます。この辺から例の丸い石が

 

 

石倉峠に着きました

 

 

林の中の苔むした古道、相当急な下りです

 

 

林の中にも古道脇にも丸い石がゴロゴロ

 

 

やっと地蔵小屋が見えて来ました、僕らの前を歩いていた九州から来られた20人のツア-トレッカ-が休憩していました。

 

 

小屋の手前に大雲取地蔵尊が祭られています。此処で昼食休憩し来た道を帰ります

 

 

帰り円座石の所で

 

 

今日の高低図

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