2022年10月28日(土)
この所歩いていない熊野古道大雲取越を歩くことにした、7年7か月ぶりである。
那智熊野大社上の大戸平(那智高原)から大雲取越のほぼ中間地点である地蔵小屋跡まで行って見ることにした。
総歩行距離: 14.06Km
総所要時間: 7時間31分 (食事休憩 37分)
累計高低差: ±777m
歳と共に歩くのが遅くなり7年前に比べ同じコ-スで1時間多くかかりました。特に石畳の下りが苦手になって来ました.
土曜日と言うのに那智高原駐車場には一台の車もありません、トイレ(昔はこの奥に古い建物がありました)が新設されていました。向こうの三角の山は烏帽子山です、雲一つない青空ですが、風が少しあり肌寒く感じられる朝です、8じ5分に出発です。
駐車場の奥に登山口があります
この古道は石畳の階段や坂道が多くあります
敷石の為道の土が流れることなく雰囲気もあり良いですが、常に足元を見ながら歩かなくてはならなく、気が疲れますね
本日の最高地点船見峠に来ました、東屋が見えて来ました
この古道は殆どが杉檜の植林地の中を歩きますが、ここの東屋からは唯一海が見える所で左手から、勝浦の市街地、太地湾と太地の町が見渡せます、手前右下方向には先ほど歩き始めた大戸平(那智高原)がはるか下方に見えます。
船見峠を降ると林道に合流します、ここは八丁の掘割と言う所です、この林道を横切って谷に降り、谷筋を歩きます、10年ほど前の1月に歩いた時には谷の水は凍り石段の石はツルツルで難儀したことを思い出しました。
この谷は真っ白でしたが、今回は綺麗な苔を楽しむことが出来ました。
可愛いですね、落書きはいけませんね
この丸い石(岩)は玉ねぎ状風化石とも球状風化石とも呼ばれ、風化によって(主に寒冷時の凍結によるひび割れが)卵の殻が剥けるように割れ落ちて行きます、中に残っている部分をコアストンと呼ばれるようです。
地蔵小屋跡には綺麗な休憩所が建てられていますが、外の日当たりの良い所で休憩しました。左奥のベンチで休憩
今日会ったリンドウと小さな白い花
今日の高低図