大峰奥駈道を虫食い状態で今まで一部分歩いていますが、山上ヶ岳から大普賢岳の間は僕にとってはまったくの未踏の区間である。この区間の中程にあり近畿の1500m以上の山(国土地理院の地図に山名が書かれている)23峰の一つである竜ヶ岳(1,725m)に登ることにした。奈良県川上村の和佐又山スキ-場から大普賢岳分岐を通り奥駈道を北の山上ヶ岳方面に竜ヶ岳までピストン登山となった。
総移動距離: 14.4Km
総所要時間: 8時間38分
累積標高差: ±1,644m
↓ 歩いたGPS軌跡
↓ 和佐又からの尾根歩きは大きなブナやモミジの新緑が大変綺麗です
↓ 可愛そうですがブナの根を踏みしめての歩きです
↓ 段々と山も急になり少し危険な所も出てきます
↓ 生ノ窟です。ここからは無数の鉄階段や鉄梯子、チェ-ンの連続です
↓ 崖にひっそりとイワカガミが咲いていました
↓ 鉄階段です。振り返って見ています
↓ 綺麗な石楠花が迎えてくれました、竜ヶ岳まで沢山咲き誇っていました
↓ 鉄梯子
↓ 西の方向に雲海が少し発生していました。7時25分。
↓ やっと大普賢岳と竜ヶ岳方向の分岐です。前を登山者が歩いています。
↓ ここからは竜ヶ岳までは奥駈道稜線歩きです。一旦200mほど降り返しますが全体的には新緑の気持ち良い稜線です
↓ ブナ、トウヒ、モミ、もみじの道です。石楠花がいたるところで咲き誇っていました
↓今が一番見頃な石楠花(シャクナゲ)
↓ 足元の笹はまだ青くなっていません
↓ 脇ノ宿跡です
↓ 鬱蒼とした森が続きます
↓ 女性入山禁止の「女人結界門」です。これより大峯山の聖域に入ります
↓ ここからの尾根は広く霧が深い時には相当気をつけて歩かなければ迷いそうな所が何箇所かあります
↓ 大峯奥駈道から少し逸れて適当に山頂向け歩くとやっと竜ヶ岳頂上です、見晴らしはまったく無く三角点も無い山でGPSで地理院の地図の「・」マ-ク辺りに着くと登山者の山名札が何枚か木に掲げられていましたのでここを山頂と納得しました
↓ 記念に
↓ 大普賢岳に向けて今来た道を引き返しました。大普賢岳頂上は快晴で最高の見晴らしでした。ここで少し休憩です
↓ 先ほど歩いた脇ノ宿跡から竜ヶ岳への稜線
↓ 上の写真の左手方向、先ほど登った「竜ヶ岳」と山上ヶ岳
↓ 上の写真の左方向、稲村ヶ岳と大日岳
↓ 南西方向 八経ヶ岳 弥山
↓ 頂上にて
↓ 大普賢岳からの降り道鹿と遭遇
↓ 小普賢岳がそびえています、道はすそを巻いています
↓ 高低図
↓ GoogleEarthにGPSログを貼り付けてみました