カモシカ

退職後主に夫婦で野山を歩いた記録です

大峰行者還避難小屋から一の垰散策

2021年05月24日 | 2021年前半の山歩

2021年5月23日(日)

例年より相当早い梅雨入りの中での晴れ間に大峰のシロヤシオ、ヤマシャクヤク、クサタチバナと新緑を見たく大峰奥駈道の行者還避難小屋から一の垰(いちのたわ)間を散策して来ました。奈良県上北山から細いくねくね曲がった国道(酷道と言われています)309号線を上北山から9Km地点の90番標識のある所近くに路駐し清明ノ尾を奥駈道出合まで登り、行者還避難小屋まで往復し、出会いから一の垰まで南下して、論所ノ尾を降り行者還トンネル東口の登山口から駐車地まで国道を歩いて帰って来ました。この同じコ-スを2017年5月27日に今回の逆回りに歩いています。

 

総歩行距離: 8.19Km

総所要時間: 6時間13分 (避難小屋近くで昼食休憩33分、途中出会った方との会話を含)

累計高低差: ±750m

 

国道309導線90番付近の路駐車の列、こんなに多くの路駐は初めてみました

登山口から急な清明ノ尾を登っていくと綺麗な新緑のブナ等が現れて来ました、良いですね

右手に雲がかかった大普賢岳が

今は廃林道となっている所にマツダのタイタンE2500が放置され無残な姿をしています、この辺りをタイタン広場と名付けられています。

タイタン広場から少し進むとシロヤシオのトンネルです

今年のシロヤシオは花が多く綺麗です

奥駈出合に来ました、凄いシロヤシオにテンションアップです

青空と白い雲、新緑とシロヤシオ、良いですね

シロヤシオの葉のふちの赤い色が綺麗です、別名四葉ツツジと言います。

ヤマシャクヤクも綺麗に咲いていました

可愛い蕾

花弁が散っておしべとめしべだけが残っていました

今回は固い蕾が見られませんでした

近くにはクサタチバナが、殆ど蕾状態です、数輪が咲いていました

もう一枚

バイケイソウの海です

避難小屋近くにもシロヤシオが咲いていました

カエデの新緑

ヒメレンゲが至る所に咲いていました

尾根道を歩くカモシカ

深緑と青空と白い雲

帰り道もう一度クサタチバナを撮影

 

シロヤシオと近畿最高峰八経ヶ岳(向こうの三角に尖った山)

論所ノ尾にもシロヤシオが咲いていました

この尾根は初めて降りましたが、相当急で神経を使いました、やっと登山口に降りて来ました

登山口を振り返って、

登山口からトンネル東口まで少し林道を歩きますが、この区間数年前の大雨の時道が崩落し通るのが大変危険な状態が続いていましたが整備がされ安心して歩けるようになりました

今日の高低図

奥駈出合で数年前にこの行者還避難小屋でお逢いした方に声を掛けられ、吾輩が後期高齢者の為思い出すことが出来ませんでしたが何とかうっすらと記憶が戻り、一緒に雑談をしながら歩きました。また一の垰手前で前にお会いしたことがある方とお逢いし「カモシカさんですね」とお声がけされその時僕から聞いた高塚山(この近くの山です)のピンクのシロヤシオ(四葉ツツジ)を今見て来たと、満開で最高とのことで僕の情報通りでよかったです、この方には帰りのトンネル横の崩壊状態等お聞きして、安心して通れることを伺いました。最初にお会いし一緒に歩いた奈良県桜井市から来られた方にも、このピンクのシロヤシオの話をしましたので、よかったと思っています。お二人さん、楽しい歩き有難う御座いました、又何処かでお逢いした時はお声がけをよろしくおねがいします。

 

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法師山

2021年05月10日 | 2021年前半の山歩

2021年5月9日(日)

久しぶりの山歩きを楽しんで来ました。

紀南の主峰である大塔山の横の大塔山より標高が2mだけ低い法師山(1120m)にタママツ尾根を往復登山をして来ました。

 

総歩行距離: 4.8Km

総所要時間: 4時間13分(頂上での昼食休憩 36分)

累計高低差: ±630m

 

今回国道371号から平井奥の玉ノ谷沿いの国道(林道に近い酷道です)で田辺市に入り、木守から登山口にと思ったのですが、前に通った時落石が多く通りにくい道だったので、今回は日置川を登り合川ダムから熊野(いや)川を上り登山口に行く予定で自宅を出ました、しかし百閒山渓谷手前で崩落の為林道に迂回することに成り細いくねくねとカ-ブの多いい道を板立て峠近くまで走ることに成った。

板立峠から1Kmほど下った所に登山口あり登山口から20m程離れた所に広場があり10台ほど駐車できます

直ぐに急登が始まります

急登が終わると歩きやすい整備されたトレイルとなります

いたる所にギンリョウソウが顔を出していました

かわいいですね

尾根道を進みます

期待していたアケボノツツジは殆ど終わっていました、数本の木が花を持っていました

アケボノツツジの花弁の絨毯も綺麗でした

根っ子の階段です

やっぱり新緑が一番です

トレイルの中ほどのなだらかな所です

頂上直下の急登を上がれば頂上です、国鉄の電波反射板が設置されていた所です、なんか要塞の様ですね。

頂上で

東方面に紀南の主峰、大塔山です

三角点の所でJE3AIE局を運用してみました、144MHzも433MHzも入感なし、後ろは西方向、黄砂で良く見えません、その後一段下で昼食休憩の後来た道を帰りました

本日の高低図

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重畳山

2021年02月23日 | 2021年前半の山歩

2,021年2月23日(水)

今日は友人のYさんを誘って3人で串本町古座の重畳山302m)に姫集落から登り、伊串集落に降りてくる周回コ-スを歩いて来ました。登りは頂上直下の休憩地まで1時間30分のアスファルト舗装の林道歩きです、頂上写真は3人で撮ったのですが、何故かカメラに保存していませんでした。帰りは伊串への尾根コ-スでしたが、コースの3割ほどがシダが深く茂り、前に歩いた(https://blog.goo.ne.jp/kisyuukamosika/e/e6376a37d428d3507c0619f764b5799c)時のGPS軌跡を頼りに何とか歩けました。

しかしシダの生い茂った道は歩きにくく、ダニがズボンに付いているのを払いながらです、伊串の集落に降りて出逢った地元のハンタ-3人と道について話をしました、親切なハンタ-が妻のズボンや靴下に付いた小さなダニを取ってくれました、これでこのコ-スに妻は来ることは無いと思います。

 

総歩行距離: 10.8Km

総所要時間: 3時間40分

累計高低差: ±512m

 

こんなアスファルト舗装の林道を延々と1時間30分歩きました

道の畦畔の上には、ミツバチの蜜を採取するためのゴ-ラがたくさんおいていました、何個かのコ-ラからはニホンミツバチが忙しく出入りしていました

頂上直下の公園に来ました、大島潮岬が霞んでしかも手前の木々が大きくなって見晴らしが昔より悪くなっていました

此処で昼食休憩です

昼食後重畳山山頂に向かいましたが入り口がシダで茂って分かりません、何とか横から入って進みました

頂上の写真はありません、帰りの伊串コ-スはシダ漕ぎです

これは大変

2009年に来た時はこの階段は綺麗でした

2009年の階段

頑張っています

今回出逢った花は、咲きかけた山さくらと馬酔木(アセビ)でした

今日の高低図

 

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嶽ノ森山

2021年01月31日 | 2021年前半の山歩

2021年1月31日(日)

今日は友人の Y さんをつれて久しぶりに近くの山嶽ノ森山376m)に登って来ました。

嶽ノ森山は、低山ながら急峻な岩峰で形成されており、関西百名山に指定されています、古座川弧状岩脈がつくる双耳峰の岩山で、ナメトコ岩(流紋岩質火砕岩)等見どころがあります。古座川町一枚岩前の道の駅に駐車し奥の登山口から反時計回りに周回して道の駅下側の登山口に降りて来ました。

 

総歩行距離: 3.79Km

総主要時間: 3時間34分(頂上での食事休憩38分含む)

累計高低差: 482m

 

国の天然記念物「一枚岩」と清流古座川を右手に見ながら奥の登山口に向かって国道371号線を少し北進しトンネル手前で旧国道に進みます。トンネル上の急登の道を進みます、明るい常緑樹の中を歩きます

所々に急な岩場がありますがロープ等設置されていて危険個所等はありません

途中綺麗に苔むした水が流れていない谷を渡渉します

少し進むと「滑床岩」です

振り返って見ると雄大ですね

滑床岩が終わって右手に岩の斜面を登ります、ここもステップが切られて居り安全に登れます

この後スギ林と桧林を登って稜線の尾根に登り左手に進むと、もう一回急な岩場を登ると頂上です。

頂上からは古座奥が良く見えます、今日は少しガスっていたので太平洋や大島等は見えませんでした

頂上登頂記念に

食事の為半時間程休憩

食事後嶽ノ森雌岳(369m)に向かいます、急な斜面を降って岩場を登り返すと雌だけです

雌岳頂上です

嶽ノ森の急峻さが分かります、あの頂上で昼ご飯を食べたのです

帰りは概ね杉林の中を降ります

下山口近くの「豆腐岩」です

今日の高低図


 

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