カモシカ

退職後主に夫婦で野山を歩いた記録です

伯母子岳

2022年06月05日 | 2022年前半の山歩

2022年6月4日(土)

久しぶりに新緑の山歩きを楽しみたく、紀伊山地西部の奥高野の山奈良県野迫川村の伯母子岳1344m)に高野龍神スカイライン護摩山壇道の駅近くから林道奥千丈線を7Kmほど野迫川方向に行った所にある登山口から往復登山を楽しんできました。

伯母子岳は日本二百名山の一つであり、僕の好きな山の一つです、今回でこの山は13回目の山歩きとなりました。からっと晴れ渡った気持ち良い天気でそよ風が吹き、多くの種類の小鳥たちのさえずりを聞き、キツツキのドラミングの音を聞きつつ深緑の中を気持ちよく歩くことが出来ました。

 

総歩行距離:  11.146Km

総所要時間:  5時間44分(内頂上休憩 46分)

累計高低差:  ± 719m

 

登山口傍に路駐、すでに先客、奥に一台あり

深緑と青空、気分良く歩き始めることが出来ました

 

山林作業車が通れる広さの道が続きます

気持ちいい緑のトンネルです

ここから分かれて尾根道を頂上目指して

頂上です、いい天気ですが、涼しいそよ風があり、日の当たる所に座って居ても暑く感じませんでした

南方向には果無山脈の雄大な山々とその向こうに紀南の名峰大塔山が・・・・

大塔山をここから初めて見ました。

記念に

この山に初めて来た頃には3本別れの立派なブナでしたが、台風で折れ2本立ちで元気に立っております

帰り道

岩犬に出会いました

このピ-ク越えれば駐車地です

本日の高低図

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大台ヶ原散策

2022年05月24日 | 2022年前半の山歩

2022年5月23日(月)

今日は梅雨前の晴れ間となる様でしたから、大台ヶ原を散策しシロヤシオやシャクナゲを楽しみたいと行って来ました。

国道169号線を北上し新伯母峯トンネル(全長1950m)(今度新新伯母峯トンネルを掘る準備中です)北口すぐ左手に曲がって大台ヶ原ドライブウエイ(県道40号線)を終点まで17.5Km程進むと大台ヶ原ビジタ-センタ-前の大きな駐車場に着きます。

今日は月曜日とあって車も少なく気持ちよく歩けそうです、駐車場から尾鷲辻日出ヶ岳1695m)とゆっくり反時計回りに歩きました。

 

      総歩行距離: 5.87Km

   総所要時間: 3時間54分 (内昼食休憩 58分)

   累計高低差: ±265m

 

大きな駐車場には2ヶ所のトイレがありまた売店や食堂もあります、一番奥には大台ヶ原ビジタ-センタ-があり、大台ヶ原の事を勉強することも出来ます。この建物の横が登山口となっています。

登山口から100m程行った所から右手に尾鷲辻に向かいます、まっすぐ進むと日出ヶ岳方面です。この辺から大きな橋が架かっている辺まで大きな望遠レンズを付けたカメラを持った野鳥を撮影するアマチュアカメラマンに出会いました。

尾鷲辻手前です、尾鷲辻を真っすぐ進むと堂倉山です、右手に進むと牛石ヶ原からシオカラ谷を通って駐車場に行けますが、今回は左手にとって日出ヶ岳に向かいます

正木ヶ原です

向うに見えるのは日出ヶ岳です

悲しいかなシロヤシオは殆どは葉が蕾状態で、葉が芽吹いている個体も花芽がありません

去年シロヤシオはものすごく沢山の花を付けたので、今年は裏年かもしれません、この青空で花を撮りたかったです。

正木ヶ原から正木峠に向かう立派な木製の階段の周りには昔は枯立ち木(白骨木)がありましたが、今は笹原です。

この辺りから頂上に掛けて右手に尾鷲方面の熊野灘が見れます

正木峠へ登る木製階段ですが周りは笹原になってしまって、寂しくなりました

眼下に駐車場周りの建物の屋根と右手にその奥の山小屋が、向こうには釈迦ヶ岳を中心に大峰の山々が見れます

分岐に向けて一旦降って向こうの日出ヶ岳に向かいます、階段周りの葉っぱを付けていない木々はドウダンツツジです。ここのドウダンツツジの綺麗な花のトンネルをくぐるのを楽しみにしていましたが残念です。

頂上に着きました、日出ヶ岳は標高1659mで、深田久弥によって「日本百名山」に選ばれて人気の山です。

帰り道の何時ものシロヤシオも花がありませんでした。

本日の高低図

  

 

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甑山(こしきやま)

2022年05月04日 | 2022年前半の山歩

2022年5月4日(水)

 前々から熊野川に架かる新宮大橋(新熊野大橋)を渡るたびに北西方向にそびえる三角形の山に一度登りたいと思っていた所、ヤマップとヤマレコに記事が掲載されていたのと、FB友のFさんが登った記事が同じく掲載されていましたので、一発奮起で行って来ました。新宮大橋から見た甑山(コシキヤマ)(456m)です、頂上に高圧送電線の鉄塔が建っているのが目視出来ます

新宮大橋を三重県に渡った所ですぐに下の道に降り少し新宮川(熊野川)を800mほど登り県道35号線を相野谷川に沿って3.2Km程進み和田地集落のバス停傍の少し広い所に路駐し和田地集落から登りました

和田地集落から甑山頂上を通って鮒田集落に降りて来ました

総歩行距離: 6.79Km

総所要時間: 5時間20分 (内頂上休憩1時間3分)

累計高低差: ±516m

 

駐車地の登山口から見た甑山です

登山口からは石積の石段が延々と作られており昔の生活道です、峠からは後は関西電力の鉄塔管理道となっており、黒いプラスチックの階段が設置されており迷うことなく歩けます

こんな斜面でも石が設置しています

途中に地蔵さんが祭られていました

標高315m辺で古道(石積の生活道)から分かれ関電の管理道となります、所々にプラスチックの階段が設置しています

頂上直下です

頂上に立つ送電鉄塔を真下から

頂上です、鉄塔のすぐ横です。

頂上から少し南に進んだ所からは新宮市街地が綺麗に見えました、他に紀宝町大里がみえましたよ

帰りは頂上すぐそばの長い鉄階段を降ります

如何してかこの山には丸い石がゴロゴロしています

道傍に咲いていたヒトリシズカです

本日の一番苦労した所です、植林地の杉桧の幼木を鹿の食害から守る為ネットを設置しており、そのネットと山の斜面の間を歩くことでした、道が生い茂っており特にとげのある茨の木には閉口しました

やっと普通の登山道に出ました、やれやれ、ここを奥に行けば布引の滝ですね。

これからこの谷「電気の谷」(明治36年にのちに関西電力が吸収した新宮電力がこの谷に建設したことからこのように呼ばれています)を降ります、多くの滝があり、綺麗なふち等もあり遊歩道が整備されています

前の水害で崩落した橋も

これは気持ち良い遊歩道です

鮒田の集落に出て来ました、まだここは水害の補修工事中です

鮒田集落から駐車地まで2Kmの県道歩きです

本日の高低図

 

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行者還岳

2022年04月24日 | 2022年前半の山歩

2022年4月23日(土)

 早朝4時に自宅を出て和佐又山駐車地から大峰の大普賢岳(1750m)に登る予定で車を走らせていると和佐又林道入り口から少し進んだ所で林道山手からの崩落があり上北山役場の通行止の標識と通行禁止の路上設置物があり、大普賢をあきらめ、急遽近くの行者還岳に(1546m)登ることに変更しました。

少し国道168号線を南下し奈良県北山村天ヶ瀬から国道309号線を天川村方面に9km進んだところ、道路標示プレ-ト「90」(行者環トンネル東口から1.2Km降った所)に路駐し清明ノ尾を奥駆道まで登りそこから奥駈道を北方向に行者還岳まで往復して来ました。

 

 

総歩行距離: 7.86Km

総所要時間: 6時間20分 (食事休憩約30分含む)

累計高低差: ±844m

 

いわゆる90番に路駐し後ろの鉄階段から山に取り付きます

清明尾根出合に向けて登って行きます

清明尾根から今日登るはずだった大普賢岳の雄姿が見れます

奥駈出合に出ました、ここは僕の大好きな景色で何時も撮影スポットです

ヤマシャクヤク群生地です、今年も背丈30cmから芽吹いて数センチまでの個体が沢山でていました。早いのはもう蕾が付いていました

今年も沢山のシャクヤクが見れそうです

バイケイソウの群落のある所です、今が一番いいですね

群落の傍に白い帯状の物が、残雪です。

他にも何カ所か残雪の塊があり、固く締まってストックが刺さりません、こんな南東側の日の当たる所で溶けないで残っているのが不思議です。

此処も僕の好きな景色です、奥の山は今回登る行者還岳です

避難小屋です

この先の谷間の急な崖を登ります、こんな木の梯子が沢山掛けられています、中には梯子の段が取れている所もあり、これまで歩いてきた疲れから足が上がらずきつかったです

4駆で上がるのが一番です

頂上です

頂上にはいたる所にシャクナゲの群落があり、開花が楽しみです

頂上の南西方向の崖から眼下に避難小屋や先ほどまで歩いてきた奥駆道が見えます

向うには近畿最高峰の八経ヶ岳と弥山が

今日は寒い北風が強く大木の根っ子の傍で風を避けて食事です

今日登山道そばで出逢った花々達です

本日の高低図

 

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八郎山

2022年04月18日 | 2022年前半の山歩

2022年4月17日(日)

天気も良いし近くの八郎山(249.6m)に登って来た。

登山口から頂上直下の八郎峠までは、熊野古道の為シダ等の下草は綺麗に刈りはらわれ、途中2か所の道を塞いでいた倒木も処理をされて大変歩きやすかったです、また頂上辺は見晴らしを妨げていた木々も切られ大変スッキリした見晴らしの良い頂上となっていました、整備された方々有難う御座いました。

 

総歩行距離: 5.166Km

総所要時間: 3時間23分(内頂上で休憩 50分)

累計高低差: ±423m

 

国道42号線田原の信号から県道を上田原方面に進み上田原集落の集会所の駐車場に留めさせて頂き、そこから右奥の登山口に進みます

此処が登山口です

綺麗にシダが刈りはらわれた古道です

気持ち良い登山道ですね

すがすがしい

頂上直下の急登です、このコ-ス唯一の岩場の崖登りです

周りの木々が切られ那智方面も良く見えます

記念に

串本大島も潮岬も良く見えます

この古道を歩き始めた頃からある木板の案内板、健在です。

本日の高低図

 

今日出逢った花々

集会所近くの休耕田に綺麗な花が咲いていました、蓮華ではありません。

古道には沢山のツツジが咲いていましたが、種類は判りません

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嶽ノ森山

2022年04月14日 | 2022年前半の山歩

2022年4月3日(水)

 Yさんの招待で僕たち夫婦とお二人の女性と5人で古座川の一枚岩前にそびえる嶽ノ森山376m)に登って来ました、この山へは今回24回目の山歩きとなります。嶽ノ森山は、低山ながら急峻な岩峰で形成されており、関西百名山に指定されています、古座川弧状岩脈がつくる双耳峰の岩山で、ナメトコ岩(流紋岩質火砕岩)等見どころがあり登山道は岩場、滑床岩等アスレチックな路が続きほとんど水平な道が無く、高齢者の僕たちには、常に足元に気を付けて歩かねばなりません。古座川町一枚岩前の道の駅に駐車し奥の登山口から反時計回りに周回して道の駅下側の登山口に降りて来ました。

 

総歩行距離:  3.88Km

総所要時間:  3時間45分 (含む食事休憩 35分)

累積高低差:  ±483m

 

道の駅一枚岩の駐車場から国道を700m程歩き旧国道を進むと登山口があります

最初から急登が続きやっと水平道となりますが鎖場です

渡渉は何回かありますが、水量は少なく苔むして綺麗でした

見どころのナメトコ岩です

ステップが切られており滑ることなく登れます

この景色は凄い

ナメトコ岩が終わって山の中腹までステップを切った一枚岩を上がりますがこれが急です

峰の山と嶽ノ森山頂上への分岐点を過ぎて進みこの急な崖を登ると頂上です

頂上です

頂上にはヒカゲツツジが何カ所かで咲いていました、ここで昼食です

Yさんがドロ-ンを飛ばして写真を撮る予定でしたが、数羽のトンビが威嚇の為機体に近づいてきたので、撮影中止です

上から見た頂上です

嶽ノ森山雌岳での僕たちを撮影するためYさんはここ雄岳に残り4人は雌岳に向かって急な斜面を降ります

コルまで降りて又急な崖を登ります

雄岳頂上から見た雌岳、上部に人影が

アップすると、カモシカも元気に上がって来ています

後は雄岳と雌岳の間のコルまで降り下の下山口まで降ります

途中の豆腐岩の一部が崩落していました

皆さんお疲れさまでした、Yさん有難う御座いました。

本日の高低図

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古座川一枚岩てっぺんの山道あらけ

2022年03月02日 | 2022年前半の山歩

2022年3月日2日(水)

 今日はYさんMさんとカモシカの3人で古座川町の一枚岩てっぺんの山道のシダ等の刈り払いに行って来ました。数年前から比べて相当茂っていました。

 

総歩行距離: 2.48Km

総所要時間: 3時間24分

累計高低差: ±288m

 

一枚岩東側のどんどろの森に駐車しその奥を谷川沿いに少し登った所から山に入る、洞尾の集落から相瀬の集落への昔の峠越えの道を登って行きます。谷には朝日が射しこみ幻想的でした。

この石積みの道が古道の面影でしょうか、峠までにも所々石の階段が残っています。

すぐに急登が始まります

峠からは右手に取り真っすぐ尾根に向かって適当に登って行きます、尾根に出れば右手に取って尾根道を進みます、

一番西側の谷筋を降ります、YさんとMさんです

途中から右手に取って少し斜面を登ると一枚岩の西端です、前には嶽ノ森山の雌岳が聳えています

先程の谷筋まで引き返し反対側の斜面を登り詰めると,写真右奥の針葉樹の大木が見えて来ます、ここが道の駅を俯瞰できるスポットです

古座川が100m程真下に見えるのでカモシカもへっぴり腰で覗きに行っています

道の駅の銀色の屋根が真下に

ここからもシダを払いながら進みます,この変は凄い茂り様でした

160m程進むと深い谷筋が現れます、その谷筋を降りますが、今日一番の危険な下りとなります。

カモシカも注意して慎重に降っています

やっと降りました、お目当ての池には水が在りませんでした

池から70m程西方向に進み北方向に60m程進むと馬の背と言うか像の背の様な岩が現れます

急なこんもりした岩ですが滑らないので上を歩きました

休憩するYさん

登って来るMさん、ここで昼食休憩です。

一枚岩の最高地点です、GPSでは168mです、もう20m程で分岐です。

後は分岐から来た道を帰りました。YさんMさんお疲れさまでした、テープも綺麗に表示していますから確認しながら歩くと迷わないと思いますし、ドコモの電波は山中ほとんどの所で通話が出来ますから安心です。

2017年2月にこのコースの案内動画を作っていますから参考にして下さい

   「古座一枚岩てっぺん一周コ-ス案内」

本日の高低図

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