2022年10月1日(土)
久しぶりに大峰を歩きたくなり釈迦ヶ岳(1800m)に行くことにした、早朝暗い内に自宅を出発し奈良県十津川村の国道168号線を谷瀬のつり橋から少し北上した所「旭口」から旭ダムを通り、林道栗平線を登り詰めると釈迦ヶ岳(1800m)への入り口太尾登山口がある、ここから歩き始めました。
この林道は旭ダムから距離にして約10Kmほど標高1300mの登山口まで800mの高度を登ります。細い落石の多くガ-ドレ-ルが設置されていない所が多いい急な坂道を登ります。運転を誤れば谷まで真っ逆さまな道、落石を踏めばパンクと緊張した運転が求められます。十数年前に比べればガ-ドレ-ルの設置も進み側壁には落石防止の金網が張られ全線舗装もされ走り良くなり、特に今回は落石も綺麗に排除され気持ちよく走れました。この道は早朝朝日が射しこむ時間帯は逆光が凄く前が見づらく大変緊張します。
峠の登山口に設置されているトイレは便器も増設され大変綺麗に整備されていました、こんな山奥の登山口のトイレが綺麗なのには林道整備と共に十津川村の関係者に感謝です。
総歩行距離: 8.67Km
総所要時間: 5時間53分 (内山頂休憩 49分含む)
累計高低差: ±671m
さすが秋の快晴の土曜日、峠の駐車場には沢山の車が、
駐車場の横の階段から山に入ります
急な尾根筋を登り釈迦ヶ岳の主稜線に出るとこんな景色が
振り返ると、綺麗な笹原に今歩いてきたトレイルが
先ず大日岳の鋭い槍の様な山容が目に入って来ます(写真右手中央)
此処まで登って来ると目的の釈迦ヶ岳が見えて来ます
どっしりとした存在感のある山です
山頂直下は急な笹原の中のトレイルをのぼります
奥駈道に合流しました
頂上です
北方向には、左手から近畿最高峰八経ヶ岳、仏生ヶ岳、孔雀岳と大峰奥駈道の山々が
北北西方向には七面山が
南方向には笠捨山等南奥駈道の山々が
釈迦像の横にはゴヨウツツジ(シロヤシオ)の紅葉が
帰り道釈迦岳山頂直下のテント場には二張のカラフルなテントが、土曜日ですね。
下山途中出会った登山者からの「カモシカさんですね」とお声がけされびっくりしました、このご夫婦の登山者は今から4年前2018年10月28日、僕の誕生日に行者還岳に登った時直下の行者小屋で会話された方でした、もう一回嶽ノ森で出逢いました、加齢でなかなか思い出せず失礼しましたが、楽しい山歩きとなりました。またどっかの山でお逢いした時はお声がけ下さいね。
本日の高低図
カモシカさんご夫婦が下山中、お声かけさせていただきました。足止めしてしまいましたが、お話できてよかったです。
昨日は別の山へ行くはずが、まさかの通行止めにあい、急遽釈迦ヶ岳を登る事になったのです。
でも、そのお陰で何年かぶりにカモシカさんご夫婦に再会でき、本当に嬉しかったです。
お釈迦様に呼ばれたのかなーと、思いました(^-^)
元気に山行されているお姿を拝見でき、こちらも元気をいただきました。
またどこかでお会いできますように。