カモシカ

退職後主に夫婦で野山を歩いた記録です

八経ヶ岳

2015年06月30日 | 2015年前半の山歩

2015年6月29日(月)

 

山の天気図で大峰が久しぶりに「登山に適すA表示」予報が出たので八経ヶ岳(1,914.9m)行って来ることにした。

奈良県の国道309号線を上り何時もは行者環トンネル西口から登るが、今回は東口から登ってみた。

東口から登るのは2008年以来となる、以前に比べ踏み後もしっかりして安心して歩けます。

今回の目的は、足の鍛錬とオオヤマレンゲを見る為です。今回で八経登山25回目の節目となります。

 

 

      総歩行距離:    12.4Km

      総所要時間:    8時間34分 (食事休憩30分)

      累計高低差:    ±1300m

 

トンネル東口の路肩に駐車し200m程林道を歩きます

 

 

登山口です

 

 

ここから標高差350m程の急登ですが殆ど自然林の中を登るので楽しめます

 

 

ブナやミズナラ、カエデ、ヒメシャラ等の大木が・・・・

 

大峰奥駈道に合流しました、緑の笹のトレイルはたまりません、今までの急登の疲れも吹っ飛びました。

 

 

1516mのピ-クは巻きます。

 

 

所々のブナやミズナラの大木に「つるアジサイ」の白い花が咲いています

 

 

 

行者環トンネル西口からの道と合流後は道もよりはっきり

 

 

梅雨の時期、苔達は水を得て元気です。苔に守られて芽吹いた木々達も元気に成長しています。

 

 

標高1600mの弁天の森に到着

 

 

気持ち良い森、木々も苔も草も生き生きしています

 

 

理源大師像です

 

 

其処ここにバイケイソウの群生があり、葉が枯れ始めているが花芽がなし、今年は咲かないのかなぁ

 

 

弥山への最後の急登が始まります

 

 

 

木製階段、長いので案外疲れます

 

 

弥山小屋に着きました、休憩なしで八経ヶ岳に向かいます

 

 

弥山から八経への途中シラビソの枯木樹が・・・少しガスって来ました

 

 

真正面に見える八経ヶ岳が少しガスっています

 

 

ここの苔達も元気です

 

 

国指定天然記念物であるオオヤマレンゲをシカの食害等から守るため環境省がネットで囲っています。この扉を開けて入ります。

 

 

カラマツソウです、可愛くて清楚な花です

 

 

 

今回の目的オオヤマレンゲです、例年に比べ少し花やつぼみが少ない感じですが、きれいに咲いていました。

 

 

 

 

こんなつぼみも沢山咲く準備をして皆さんを待っていましたよ

 

 

ガスが飛んで弥山小屋が見えて来ました

 

 

オオヤマレンゲの撮影も終わり頂上へ、日本百名山であり近畿最高峰です。

 

 

頂上でゆっくり昼食。ガスが来たり晴れたりの繰り返しでした。右手頂仙岳とその向こうに五条と吉野の街並みが

 

 

ガスが掛かって来た明星ヶ岳方面

 

 

帰り道もう一枚

 

 

何時も良く見える大普賢岳も今日は霞んでいます

 

 

こんなきれいな苔と緑濃い笹のトレイルを楽しみました

 

 

 

今日の高低図

 

 

 

 

 

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又劔山と竜口尾根

2015年06月14日 | 2015年前半の山歩

2015年6月13日(土)

 大台ケ原山地を南に大きく切れ込んだ渓谷を見たく又劔山(またつるぎさん)(1377.2m)に登りその後竜口尾根を北上することにした。

奈良県の国道169号線を上北山村河合から国道425号線に入りザンギリトンネルを抜けすぐに橡谷西ノ谷林道を4Km登った所に登山口があります

 

 

       総歩行距離:  6.8Km

       総所要時間:  6時間6分

       累計高低差:  ±871m

 

橡谷西ノ谷林道の道端に駐車しこの木製階段から上がります

 

 

山頂近くまではこんなきれいな新緑の道を進みます

 

 

又劔山までは整備された登山道です

 

 

頂上です

 

 

頂上は見晴らしがよく大峰から大台ケ原まで良く見えます。今日は天気は良かったが少しガスっています

 

 

この前の竜口尾根を歩き大蛇等を見に行きます。最後にすこし降った所が展望ポイントとなっています

 

 

これから竜口尾根です。最初は大きく降っていくつものピ-クを乗り越えて行きますが、おおむね尾根を歩きます

  

 

途中に丸塚山1305m)と言う名のピ-クあり

 

 

基本的には尾根を歩くのですが、いくつかのピ-クは巻道が相当出来ていてこれがまた判りにくい。

白テ-プの上に赤テ-プを付けている印が一番正確の様です。こんな下りも

 

 

途中にヒメシャラの幼木林がありました

 

 

P1320、今日の最終目的地近くです。大きなブナやミズナラ等の木があり

 

 

ここも最高に見晴らしがいい、左手から

 

 

続いて右手には

 

 

P1320から東方向に100mほど行くと大台ケ原東ノ川の大きく切れ込んだ渓谷が目の前に広がります。

 

 

上の写真右下の岩から覗くと大きな滝、西大台、三津河落山等が

 

 

右に目をやると東大台に行かれた方は大蛇からこの谷を見られると思いますが、この丸印が大蛇の岩の舞台

単眼鏡で確かめると、岩の周りのフェンスと2人の人影が見えました。カシミ-ル3Dでは左手端の山辺に日出ヶ岳が見えるのですが、単眼鏡で探しましたが日出ヶ岳のあの高い展望台が見えず、多分手前の木々に隠れているのではないかと思います。

 

 

大台ケ原の大渓谷も堪能したので、少し引き返してP1320で昼食後来た道を引返しました

今日の高低図

 

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北八ヶ岳

2015年05月29日 | 2015年前半の山歩

2015年5月26~27日(火~水)

 天気廻りも良さそうなので久しぶりの遠出です

中央自動車道諏訪PAで車中泊し長野県茅野市のビ-ナスラインのスズラン峠から日本百名山の蓼科山2530.3m)に登りふもとの蓼科高原ピラタスの丘のペンション「サンセット」に宿泊して翌日北八ヶ岳ロ-プウエイで山頂駅まで上がり、北横岳2471.6m)、縞枯山2403m)、茶臼山2384m)を廻って来ました。帰りも中央自動車道諏訪PAで車中泊しゆっくりの帰宅となりました。

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     総歩行距離:   16.0Km

     総所要時間:   13時間32分

     累計高低差:   ±1499m

 

昨夜は諏訪PAで風呂につかりゆっくり車中泊し早朝登山口へ移動です。途中車窓から今日明日登る山が見えて来ました。左手から蓼科山北横岳縞枯山茶臼山です。テンションアップです。

 

 

茅野市のビ-ナスラインスズラン峠の女の神茶屋の前が蓼科山登山口です。

 

 

最初はなだらかな登山道です、突然ダケカンバの大木です

 

 

1m近い笹原を進みます

 

 

カラマツの新緑と笹原は最高の景色です

 

 

こんな気持ち良い登山道も長くは続かなかった、大きな岩の急登道、真っ直ぐ上に向かっています

 

 

常に次に足を置く場所を考えながらの登りです。これが結構疲れます。

 

 

所々倒木に道を遮られ・・・

 

 

真っ直ぐの急登、天に向かっているようです

 

 

ここからがさらに急登、周りに木々が無く岩のみになります。山頂は近いようです。

 

 

山頂へは此処から直登ではなく横にトラバ-ス気味に岩の上を進みます。岩には黄色のマ-クや危険な所にはチェ-ンが・・・

 

 

マ-クが頼りです。足をひっかけたり踏み外したりしないよう気持ちを集中。

 

 

向こうに頂上ヒュッテが見えて来ました。あそこを左に折れて山頂を目指します

 

 

もうすぐです

 

 

♀カモシカはもう頂上のようです

 

 

まず記念に。風がウインドブレーカーを膨らませ腹が出ている様に見えますが、こんなには出ていません。

 

 

明日登る予定の北横岳が目の前に、その向こう少し顔を出しているのが縞枯山、遠くのギザギザ山は一昨年登った南八ヶ岳の山々

 

 

こんな広い大きな石ばかりの頂上は初めてですサッカ-グランドが2面取れそう

 

 

360度見渡せ雪をかぶったアルプスも見えますが、写真にはうまく映りません。風も強く足元が安定しないので早々に降ることにしました

向こうの頂上ヒュッテのテ-ブルを借りて簡単に昼食後来た道を帰りました

 

 

今日はカモシカ夫婦の45年目の結婚記念日です。少し贅沢に車中泊ではなくペンション泊としました。

ネットで選んだペンション「サンセット」は大変気持ち良い所で美味しい食事も最高で長旅と足場の悪い登山の疲れをいやすことが出来ました。

朝撮影した白樺、ミズナラ、カラマツ等に囲まれたペンションです

 

 

ロ-プウエイへの道すがら見た昨日登った蓼科山です。おおむね左手手前の木に隠れた下から写真の稜線通り登ったと思います。

 

 

ロ-プウエイの車内から撮影、左手に南アルプスの北岳甲斐駒千丈が岳が右手には中央アルプスの雪のかぶった山々が、眼下には茅野市が・・・

 

 

坪庭です。ここは一般の観光客も高原を楽しんでいます

 

 

坪庭の遊歩道を進み、この分岐から北横岳を往復してきます

 

 

北横岳方向ですが頂上は隠れて見えません

 

 

途中から振り返ると眼下に頂上駅と坪庭やシラビソの森、左向こうに南八ヶ岳、右向こうには雪をかぶった南アルプスの主峰たち

 

 

この山も結構急登です

 

 

また残雪が出てきました。登山道は踏み固められているので溶けにくく残るのだろうと思います。キックステップで歩けば滑ることなく歩けます。

 

 

頂上です、ここも見晴らし満点です。頂上におられた方にシャッタ-を押してもらいました。

 

 

手前は昨日登った蓼科山、左の稜線を登りました、上は石ばかりが良く判ります

向こうに微かに見える白い山は北アルプスの山々、左端に一昨年登った奥穂岳、前に登った槍も確認できます

 

 

このあと登る縞枯山とその向こう茶臼山が・・・

 

 

一旦先ほどの坪庭分岐に戻って縞枯山に向かいます。谷沿いの木道を進むと縞枯山荘が見えて来ました、もう少し先に行った所を右折です

 

 

ここも残雪があり頂上へむかって一直線に登ります

 

 

頂上です、見晴しなし、

 

 

この頂上は200mほど細長く平らな状態です

 

 

次の茶臼山に向かって一度降ります、向こうに見えるのが茶臼山です。

 

 

鞍部です。縞枯れ状態です。

 

 

またまた石と残雪の登りです。まぁ山に登りに来たのだから仕方ないか

 

 

茶臼山の頂上です、見晴しなし。

 

 

頂上から少し離れたところに眺望の良い所があります、南八ヶ岳が迫って見えます。手前が天狗岳です。

 

 

先ほどの縞枯れ状態の鞍部に帰って来ました、ここを左手にとって降ればロ-プウエイ駅へのシラビソの林を歩くことになります

 

 

シラビソと苔の中の木道

 

 

僕が思っていたより明るい森でした

 

 

笹原に出ました、向こうに北横岳、左手に頂上駅です

 

 

駅舎に到着、今回の二日間の山歩きも終了。

 

 

一日目の高低図

 

 

二日目の高低図

 

 

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法師山

2015年05月22日 | 2015年前半の山歩

2015年5月22日(金)

田辺市木守の集落から木守杣谷(こもりそまだに)林道の板立峠手前の登山口から法師山1,120.6m)に登って来た

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     総歩行距離:  4.5Km

     総所要時間:  3時間35分 (含む休憩)

     累計高低差:  ±609m

 

橋の手前に登山口あり、最初から急登

 

 

登山口の標高600mから840mまでは樹齢80年前後と思われる杉の混ざった檜林と4m前後の背丈の雑木の中を進む

 

 

いたる所に背丈2~2.5m程の笹が茂っているが、登山道は切り開かれている

 

 

檜林の中に自然林が出てくる

 

 

ギンリョウソウです

 

シャクナゲは殆ど花を持っていません、所々に少ない花をもった木を見つけるが、散り始めていた。

 

980mのピ-クで始めて法師山の頂上が見れます

 

 

頂上直下の1,050m辺にある少し平らな所に素晴らしいブナの林があります。これは隣の大塔山にも負けません。

 

 

ブナの比率が高く素晴らしい

 

 

頂上直下です、コンクリ-トの構築物は旧国鉄の電波反射板の基礎部分です。反射板は数年前に撤去されました

 

 

カメラを石の上に置いて撮りましたから・・・

 

 

頂上からは360度遮るものが無い大パノラマを楽しめます。左手中央木守の集落、右手の黄色く見れるところは数年前の水害で大きく山が崩れた熊野(ゆや)地区です

 

 

隣の紀伊半島南部の主峰「大塔山」です。双耳峰がはっきりわかります。標高はこちらより1mほど高いだけです。

 

 

北北西方向には大峰の山々が

 

 

南方向に紀伊大島と潮岬が。潮岬からは隣の大塔山の頭と、この法師山が見れます

 

 

頂上直下の新緑がきれいでした

 

 

今日の高低図

 

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行者環岳・七曜岳」

2015年05月15日 | 2015年前半の山歩

2015年5月14日(木)

台風6号も何もなく通り過ぎ良い天気になったので大峰にシロヤシオ、シャクナゲ、クサタチバナ、ヤマシャクヤク等を

期待して登って来た。コ-スは奈良県上北山村から国道309号線を行者環トンネル向け9Kmほど登った所の

通称90番登山口から行者環(1546.5m)を通って七曜岳(1584m)往復です。

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    総歩行距離:   10.4Km

    総所要時間:   7時間35分

    累計高低差:   ±1,105m

 

309号線のこの標識の山手ののり面に設置された長い鉄階段を登ります

 

 

植林帯を抜けれ自然林の気持ち良い尾根道です。こんな大きな檜とブナが立っています

 

 

あの有名なタイタンが倒木の為悲惨なことになっています

 

 

奥駈道に合流しました。前方左手には行者環岳、右手にはきれいな山容の大普賢岳

 

 

行者環岳への途中にクサタチバナやヤマシャクヤクの郡落がある所です、シャクヤクの花は帰り道撮影することにして先を急ぎます

 

 

この一帯はバイケイソウが異常に繁殖しています。バイケイソウの海を歩きます。花が咲く時期には匂いが・・・・

 

 

行者環避難小屋です、向こうの行者環岳へは右側から一旦少し下って巻いて登ります

 

 

巻道の途中に崩れて相当危険な所がありましたが、ロ-プを設置し足元も少し整地されていました。ここは踏み外すと数十m滑落は確実

 

 

木が少し朽ち、止めている番線が錆びた階段を4か所通過

 

 

行者環岳への分岐手前は良い景色です。大普賢岳、和佐又山、その向こうは大台ケ原に通じる稜線

 

 

行者環岳直下のシャクナゲのトンネル、花もつぼみも付いていません。?????

 

頂上は見晴らしがよくありませんが、少し南側に行くと景色が開けています。八経ヶ岳です。

 

 

シャクナゲが咲いていました。

 

 

しかし花はほとんど見かけませんつぼみも全くありません。去年は豪華に咲き乱れましたから、今年は花の裏年かなぁ

 

 

記念に

 

 

行者環岳から七曜岳に向かいます、これまでの道とうって変わって厳しい道が続きます

 

 

ここも岩の中央左を這い上がります

 

 

ここは梯子と橋を使って岩を超えます

 

 

崖に設置した木のハシゴを気を付けて登ります

 

 

最後は斜めになった岩をよじ登ります。登り切った所が七曜岳です

 

 

頂上にヒカゲツツジが咲いていました、もうほとんど花は終わりかけていました

 

七曜岳は見晴らし最高。右側稲村ヶ岳と左側のギザギザの「バリコヤの頭」と言う変な名の山です。近畿の1500m以上の山23峰で登っていない山2峰のうちの一つです。登るのきつそうですが何時か登ってみたい。(もう一つは大峰の仏生ヶ岳)

 

後ろは大普賢岳です

 

 

頂上でまったりした後は花の写真を撮って帰るのみです。トリカブトは葉っぱのみです

 

 

ヤマシャクヤクは朝より良く咲いていました

 

 

ヤマシャクヤクは例年より多く咲いているし、株数も増えている様に思います。

 

 

もう一枚

 

 

クサタチバナは咲くまでもう少しかかりそうです、いたる所に群落がありましたよ、咲きだしたらすごそう。

 

 

ヤマシャクヤク、ハナタチバナ、トリカブトが共生しています。咲く時期が同じなら・・・・・

 

 

最後にシロヤシオです。まったくと言っていいほど花芽なし。去年きれいに咲いたので今年は裏年でしょうか。

一本花芽を付けたのを見ました

 

 

大峰奥駈道から支尾根に降りたいわゆるタイタン広場近くで数本の花を付けたシロヤシオ発見。この木も例年の一割以下の花の付けようです。

 

本日の高低図

 

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伯母子岳

2015年05月09日 | 2015年前半の山歩

2015年5月8日(金)

萌え始めた新緑を楽しみに奈良県の伯母子岳1344m)に龍神から高野龍神スカイラインを北上し護摩壇山道の駅を少し行った所から狭くてガ-ドレ-ルのないハンドル操作を誤れば崖を車が転げ落ちそうな奥千丈林道を7Kmほど進むと登山口があります。

 

 

     総歩行距離:   11.8Km

     総所要時間:   5時間16分 (含む休憩50分)

     累計高低差:   ±983m

 

登山口です

 

登山道のほとんどは軽自動車が通れそうな広い道です

 

 

ミツバツツジ(?)が沢山きれいに咲いていました

 

 

新緑とつつじと白い花

 

 

口千丈山1330.8m)です

 

 

周りの山の新緑がいいですね

 

 

この色を楽しみに来ました

 

 

カエデとブナの新緑

 

 

牛首山1322m)です

  

 

おぉこれは綺麗。正面は1341mのピ-クです。伯母子岳はこの山の向こうに隠れています。この山は巻いて進みます。

 

 

DCTさん「手袋の花」はまだ咲いていましたよ、いつまで咲くのでしょうかね。尚「ゴムのなる木」になっていたゴムはだれかに食べられたか熟して落ちたか見当たりませんでした。(笑)

 

 

右に進めば直登で伯母子岳ですが、今回左に進んで熊野古道小辺路をみて、向こうから伯母子岳に登ることにした

 

 

ここの新緑も凄かった

 

 

小辺路に合流しました、ここから登ります

 

 

頂上直下。青空に雲、雲が頭の上にあり日傘をさしたように暑くはなく小一時間ゆっくりしました

 

 

記念に

 

 

この山は360度山だけで送電線等人工物は殆どなく山山山山です

 

 

こっちも山山

 

 

来た方向、山山山

 

 

大きなヤマ抜けが目立ちます

 

 

山の連なり、新緑の綺麗さに山の同定はあえてしませんでした

 

 

頂上はおおむね東西に細長く、幅3~4m長さ30mほど水平です。

 

 

頂上で少し後で登ってこられた北海道旭川から来られたご夫婦といろんなお話しを楽しみました。

御夫婦は熊野古道伊勢路大辺路中辺路を歩き昨日から小辺路を高野山から歩いてきた途中です、お会いした記念にと北海道と旭川、札幌のツ-デ-ウォ-クの記念バッチを頂きました。有難う御座いました。

 

今日出逢った一番大きなブナの大木です

 

 

最後にこの色合い良いですね

 

 

今日の高低図

 

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八経ヶ岳・明星ヶ岳

2015年04月27日 | 2015年前半の山歩

2015年4月26日(日)

近畿最高峰の八経ヶ岳(1,914.9m)と隣の明星ヶ岳1,894m)に奈良県天川村の国道309号線行者環トンネル西口にある登山口から往復してきた。今回で24回目の八経登山です。

 

 

    総歩行距離:   11.6Km

    総所要時間:   8時間33分 (弥山で食事休憩55分含む)

    累計高低差:   ±1257m

 

朝6時20分登山開始、最高の天気になりそう。

 

 

奥駈出合までは木の根っ子や岩や小石のだれた急登を1時間ほど頑張ります 

 

 

タムシバの白いきれいな花とピンクのつつじ(?)が・・・・・

 

 

♀カモシカもはぁはぁ言っています

 

 

奥駈道に入るとほっとします 

 

 

標高1550m辺に来ると所々に残雪がありました 

  

 

大峰で春に最も早く芽吹くバイケイソウです

 

 

殆どの木々は未だ固く芽をとじこんな景色です 

 

 

撮影スポットの長い木製階段、此処から弥山までは急登が続きます 

 

 

新緑の頃は良い景色になる所です 

 

 

残雪が登山道をふせいでいます 

 

 

弥山小屋手前から大普賢を望む、快晴ですが霞んでいます 

 

 

やっと弥山小屋に着きました、休憩せず八経ヶ岳に進みます 

 

 

いったん下って登り返すと八経ヶ岳です 

 

 

弥山と八経ヶ岳の鞍部です 

 

 

八経ヶ岳直下に来ました、残雪が一番多かった所です、普段1mほどの登山道の両側に建てられた杭が頭だけ出しています 

  

 

八経ヶ岳頂上です、休憩なしで隣峰の明星ヶ岳に向かいます

 

 

緑は主にトウヒのみ 

 

 

明星ヶ岳頂上です、八経ヶ岳と先ほど通った弥山小屋が・・・・ 

 

 

少しして上がってこられた若者に撮って貰いました 

  

 

中央にはきれいな山容の頂仙岳が・・・

 

 

八経ヶ岳に戻って来ました、登山者に撮って貰いました 

 

 

弥山に帰って来ました。弥山小屋は未だ営業されていませんでしたが、小屋前のテ-ブルで昼食、コ-ヒ-タイム。

小一時間まったりして後は来た道を帰りました。 

 

 

今日の高低図 

 

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笠捨山

2015年04月19日 | 2015年前半の山歩

2015年4月18日(土)

南奥駈道の笠捨山1,352m)に登って来た。

奈良県上北山村から国道425号線を十津川村向けに走り白谷トンネル手前からダ-トの林道を1.2Kmほど南に行った所に登山口があります

 

 

    総歩行距離:  8.6Km

    総所要時間:  6時間21分 (含む食事休憩50分)

    累計高低差:  1113m

 

林道の法面に掛けられた長い鉄製の階段を登ります。この道は行仙宿小屋をボランティアで管理されている新宮山彦グル-プの皆さんが造られたやま小屋への補給路です。使わせて頂きました

 

 

最初は杉檜林の急登をジグザクに付けられた整備された道を登っていくと見晴らしのいい登山道になる

 

 

所々には馬酔草(アセビ)が真盛り

 

 

佐田辻です。行仙宿小屋と行者堂が建っています。此処から南奥駈道となります

 

 

大峰は今はまだほとんど芽吹きもなく晩冬の景色です。笠捨山までは登り降りの道が続きます

 

所々にアケボノツツジがきれいな色で咲いています

 

 

ブナの変木、地面に数センチの所で頑張っています。腰かけて休まして貰いました。

 

 

眼下には池原ダムの水面が光っていました

 

 

笠捨山が大きく迫ってきています。この山は双耳峰となっています。写真左が電波反射板のある東峰、中央少しへっこんだ鞍部、右が三角点のある笠捨山主峰です。中央右手をおおむね真っ直ぐに登ります。これがきつい。

 

 

笠捨山の鞍部です右手頂上、左手が東峰

 

 

先ず東峰です。電源開発(ジェイパワ-)の極超短波多重無線笠捨反射板(プレ-トに書いていました)が設置されています。たぶん今は使っていないでしょう。

 

 

行仙岳(少し右手中央山の頂上に白いものが)から先日登った釈迦ヶ岳、大普賢と(八経ヶ岳は手前の山に隠れています)大峰奥駈道の多くを見ることが出来ました

 

 

頂上。頂上では時間があったので50分ほどマッタリ

 

 

帰りは反対方向に降って笠捨山を巻く道を帰りました。この道は十津川村葛川から地蔵岳、笠捨山を巻くように付けられ佐田辻を通って下北山村の浦向、佐田に通じる昔の郵便道です、現代は電源開発の送電鉄塔の管理道として使われていますが、数年前の水害等で相当荒れていました。

 

 

所々には橋が付けられてはいるが、鉄製の網でそれを支えているのが細い丸太、橋が崩れたら・・・・、緊張しますよ。

 

 

昔の古道、郵便道の面影が残る石積の道。ここを郵便の黒い服を着てたすき掛けのカバンを持った配達人が通ったのかなぁと想像しながら歩きました。

 

 

後は朝に通った道に合流後同じ道を帰りました

今日の高低図   画動をクリックして下さい大きくなります(ほとんど全ての画動も)

 

 

 

 

 

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釈迦ヶ岳

2015年04月13日 | 2015年前半の山歩

2015年4月12日(日)

 

今年の4月は天気がすぐれない日々が続き山行きも遠のいていました。

12日は雨の間の晴れ間との天気予報を信頼して大峰山系の山「釈迦ヶ岳1800m)」に登ることにした。

奈良県十津川村の区国道168号線の宇宮原集落から旭ダムへ、そこから不動小屋林道を上り詰めた峠の登山口からピストン登山です。

この林道は冬季には通行止であるが毎年4月1日から通行可となる、落石の多い狭い林道を気を付けて登る。

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      総歩行距離:   8.6Km

      総所要時間:   5時間01分(頂上でまったり休憩 35分含む)

      累計高低差:   ±670m

 

十津川の道の駅で車中泊をし峠の駐車場に朝6時過ぎに着いた。日曜日ですでに6台ほど来ていた(写真左手前にも車置けます)。

車で朝食を頂き7時に出発をするが、外は寒く天気は曇り。

 

 

釈迦ヶ岳への尾根に登るまでこんな道を歩きます。

 

 

尾根に出ると霧の中、100mほど先までしか見えません。

 

 

標高1450mほどの所ですが、この辺から南東からの強風が吹き付け霧と強風と時折木々に着いた霧の水分が水滴となって落ちてくる中頂上目指します

 

 

木々はまだ芽吹きもなく春を感じさせるものはバイケイソウの芽ぐらいです

 

 

所々に残雪がありました。

 

千丈平少し先のテント場の端にオレンジのテントが、この方とは下山の時向こうから声をかけられ少しお話しをしました。

この方は昨年の6月309号線90番登山口で「カモシカさんですね、いつもブログ見ています」と声をかけられ、またその後八経ヶ岳登山でも

お会いした大阪の方で昨日からここにテント泊し釈迦ヶ岳頂上の夕日や夜空の星の撮影、早朝の雲海の撮影等楽しんでいるようです。

撮影した写真をカメラの画面で見せて頂きました、昨日の夕方は青空で良い写真を撮っていました。

 

 

突然霧の中から自転車が・・・・、駐車場で朝食中の時車の傍で自転車を組み立てていてその後気が付くと、もう出発していた青年です。

少しお話しをしましたが、この山では6~7割方乘って進めるようです。いろんな楽しみ方があるようだ。

 

 

ササの急登を進むと大峰奥駈道です、右に行けば地蔵岳行仙岳を通って本宮大社に至る南奥駈道です。

左に行けば今日の目的地釈迦ヶ岳頂上です。

 

 

強風と霧で大分テンションが落ちた♀カモシカも急登を頑張っています

 

 

やっと頂上直下です

 

 

天気が悪くとも日曜日、多くのハイカ-たちが登って来ました。登山者に記念写真のシャッタ-をお願いしました。

昨年登った時孫が無事に生まれるようにお願いしていましたが、無事生まれすくすく大きくなっていることを報告しました。

頂上辺は何故か風もなくガスで湯を沸かして何時ものカップラ-メン。周りは何も見えないが30分ほどまったり。

少し雨がぱらついて来たのでレインウエア-の上だけ羽織りカメラはザックに仕舞い下山した。

 

 

今日の高低図

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妙法山

2015年03月21日 | 2015年前半の山歩

2015年3月21日(土)

 天気もあまり悪くならない様なので近くの山、熊野那智大社の裏に鎮座する妙法山749.5m)に那智の大門坂から登って来た。

 

 

      総歩行距離:    10.18Km

      総所要時間:   4時間48分

      累計高低差:   ±970m

 

 大門坂は大きな杉と石段がきれいです

 

 

 何時もこの時間帯は参道には参拝客はほとんど見かけられませんが、今日は春分の日で多くの参拝客が那智大社向け上っていた

 

 

 那智大社もそこそこの参拝者

 

 

 隣の青岸渡寺も多くの参拝者が

 

 

 那智の滝も何時もより水量が多くきれいに三筋になっている

 

 

大門坂入口から那智大社まではほとんどが石段、青岸渡寺横から大戸平(那智高原)までは100%こんな石段

 

 

 やっと大戸平(那智高原)です。昭和52年(1977年)に天皇陛下を迎えて植樹祭が行われた所ですが、毎年草刈りや

植栽されている低木木々をきれいに剪定され、相当な税金をつぎ込み今後もつぎ込むだろうが、いつ来ても人っ子一人おりません。

 

 

大戸平の中の緩やかな斜面を登り上の駐車場端から山道に入ります。

最初は又石段です。杉の茶色い落ち葉と苔むして緑色の石段がきれいですよ。

 

 

 標高720mに東屋が、ここからは322Km離れた富士山が見える最遠の地でしたが、10(?)年前もう少し離れたところから

富士山が見える事が判りました。

 

 

 今日は富士山どころか光ヶ峯も霞んでいます。下の方に那智の滝が白く見えます

 

 

 分岐に来ました。ここを右に取ると妙法山はすぐですが、左に取って大きく下って妙法山「阿弥陀寺」を廻ってくることにした

一旦標高差150mほど下って上り返すことになるが、運動のためと決めました。

 

 

 山腹を5~60mほど下ると古道に出会う。阿弥陀寺まではこんな古道を少しずつ下ります。

 

 

 阿弥陀寺手前です、ここからは勝浦がよく見え太平洋の水平線がはっきり・・・・・・

とはいきませんでした。

 

 

 阿弥陀寺です。朱色の山門をくぐって、境内を横切って奥の妙法に登ります。妙法山頂上には阿弥陀寺の奥の院が祭られています

 

 

ここから頂上まで、こんな苔むした石段が七割がたあります。

 

 

やっと頂上が見えてきました。今度歩く時には石段の数を数えてみようかと思いました

 

 

 今日は♀カモシカはちょっと風邪気味でカモシカ一人です。頂上には三等三角点の脊柱が設置されています

  

 

頂上から少し下った所から那智勝浦の色川集落が見えます

 

 

分岐に来ました。朝は左から上がって来て向うに降りて行きましたが、ぐる-とまわって来てこっから左に降りて行きます

 

 

 あとは来た道を帰るのみ。大門坂で薄曇りの柔らかい太陽で石段がよりきれいに

 

 

 今日の高低図

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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