2015年6月29日(月)
山の天気図で大峰が久しぶりに「登山に適すA表示」予報が出たので八経ヶ岳(1,914.9m)行って来ることにした。
奈良県の国道309号線を上り何時もは行者環トンネル西口から登るが、今回は東口から登ってみた。
東口から登るのは2008年以来となる、以前に比べ踏み後もしっかりして安心して歩けます。
今回の目的は、足の鍛錬とオオヤマレンゲを見る為です。今回で八経登山25回目の節目となります。
総歩行距離: 12.4Km
総所要時間: 8時間34分 (食事休憩30分)
累計高低差: ±1300m
トンネル東口の路肩に駐車し200m程林道を歩きます
登山口です
ここから標高差350m程の急登ですが殆ど自然林の中を登るので楽しめます
ブナやミズナラ、カエデ、ヒメシャラ等の大木が・・・・
大峰奥駈道に合流しました、緑の笹のトレイルはたまりません、今までの急登の疲れも吹っ飛びました。
1516mのピ-クは巻きます。
所々のブナやミズナラの大木に「つるアジサイ」の白い花が咲いています
行者環トンネル西口からの道と合流後は道もよりはっきり
梅雨の時期、苔達は水を得て元気です。苔に守られて芽吹いた木々達も元気に成長しています。
標高1600mの弁天の森に到着
気持ち良い森、木々も苔も草も生き生きしています
理源大師像です
其処ここにバイケイソウの群生があり、葉が枯れ始めているが花芽がなし、今年は咲かないのかなぁ
弥山への最後の急登が始まります
木製階段、長いので案外疲れます
弥山小屋に着きました、休憩なしで八経ヶ岳に向かいます
弥山から八経への途中シラビソの枯木樹が・・・少しガスって来ました
真正面に見える八経ヶ岳が少しガスっています
ここの苔達も元気です
国指定天然記念物であるオオヤマレンゲをシカの食害等から守るため環境省がネットで囲っています。この扉を開けて入ります。
カラマツソウです、可愛くて清楚な花です
今回の目的オオヤマレンゲです、例年に比べ少し花やつぼみが少ない感じですが、きれいに咲いていました。
こんなつぼみも沢山咲く準備をして皆さんを待っていましたよ
ガスが飛んで弥山小屋が見えて来ました
オオヤマレンゲの撮影も終わり頂上へ、日本百名山であり近畿最高峰です。
頂上でゆっくり昼食。ガスが来たり晴れたりの繰り返しでした。右手頂仙岳とその向こうに五条と吉野の街並みが
ガスが掛かって来た明星ヶ岳方面
帰り道もう一枚
何時も良く見える大普賢岳も今日は霞んでいます
こんなきれいな苔と緑濃い笹のトレイルを楽しみました
今日の高低図