カモシカ

退職後主に夫婦で野山を歩いた記録です

明神平でスノーシューイング

2013年12月26日 | 2013年後半の山歩

2013年12月25日


 今年最後の山行きとして明神平に雪と樹氷を見に行ってきました

奈良県東吉野村の大又林道を上り詰めた所から歩き始めます


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      総歩行距離:   8.4Km

      総所要時間:   6時間55分 (食事休憩等含む)

      累計高低差:   936m


駐車地から少し林道を歩きますが、もうすでに積雪、雪の下は凍ってつるつる、アイゼンを着けました

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今回は雪も深く、先人のトレースを忠実にたどります。わきにそれるとヅッボ・・

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上の方の山は樹氷で真っ白、空は雲一つない真っ青、テンションアップ

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樹氷のトンネルをくぐりながら先を急ぎます

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樹氷と青空、いつ見てもいいですね、感動しっぱなし、シャッターボタン押しまくり

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あしび山荘横に出ました、青空に無風、気温も1度、樹氷の融けるのが少し早いのが心配です

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山荘前の木のベンチにカメラを置いて記念撮影

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樹木も白い衣をつけて最高に輝いています

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さぁ、今日は頂上を目指すのではなくスノーシューを履いて雪上散歩を楽しみます。

この草原の何処でも  あ る け ます

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青空に眩しい太陽が、周りは真っ白い景色

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何にも言えないこの景色、たたずんでカメラのファインダーから眼が離れません

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この感動、皆さんにもして貰いたい

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今日の目的の一つを「楽しむ場所」に来ました

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二人でクリスマスパーティーと♀カモシカの誕生日(6*歳)のお祝い会を・・・・

純白の部屋で、青空とこの景色、椅子もテーブルもありませんが、こんな場所どこにも負けませんよ

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料理はこれで充分、右手前はクリスマスと誕生祝を兼ねたささやかなケーキです。ワインを忘れました。

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後コーヒも頂きました

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さぁ、スノーシューイングの出発です、広い雪原に二人のシューのトレースを付けながら自由自在に歩き回りました

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カモシカも元気にはしゃいでいます、自分だけの道を付けて歩くのは楽しいです

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♀カモシカもテンション高く元気です

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歩いて来た所を振り返って

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雪遊びも充分楽しんだので帰ることにしました、♀カモシカは帰り道も急な所では歩かず尻シェードを楽しんでいました

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今日の高低図

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今年もブログを見て頂いて有難う御座いました。来年も山歩きの度に記事を書きたいと思っています。コメントもよろしくお願いします


来年も良い年でありますように願っています

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八経ヶ岳

2013年12月01日 | 2013年後半の山歩

2013年11月30日(土)


 行者還トンネルを通る国道309号線が冬期通行止になる為、毎年恒例となっているカモシカ家の近畿最高峰八経ヶ岳1,914.9m)登山を楽しんできました。今回20回目の八経ヶ岳登山です。


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     総歩行距離:    10.21km

     総所要時間:   8時間50分(含む昼食休憩等)

     累積高度差:    ±1,160m 


 早朝6時過ぎにヘッデンを付け暗い中をトンネル西口の登山口から奥駈出合に向けて歩き出した。気温はすでに氷点下2度である。出合手前で朝日が差し込んできました

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いつもより少し時間がかかってやっと奥駈出合です。風が殆ど無くホッとしました。

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おぉ・・・感激・・・・すごい樹氷となっています

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弥山八経の積雪や樹氷に期待して先に進みます

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上を見上げて樹氷の綺麗さに感激

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雪は10センチから深い所では30センチ。♀カモシカも背に朝日を受けハイテンション

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弥山、八経ヶ岳のビュ-ポイントに来ました。少しガスがかかっています。

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この辺からは気温氷点下5.2℃となり、ほおがこわばり鼻水が出て来ました。

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完全な青空になりすごい景色になってきた

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ここまで上がって来ると海老の尻尾も大きくなっています

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♀カモシカも立ち止まって感激に浸っています

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樹氷には青空がピッタリ

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写真を撮るのに忙しく、なかなか前に進みません。

やっと木道階段に来ました

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弥山に近付く頃には、気温も上がって1~2℃となり、ほとんど寒さを感じなくなりました。

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白と青の世界

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弥山は素通りし八経に向うことにした、モンスタ-状になったシラビソやトウヒのトンネルを抜けて進みます

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樹氷の立枯木の向こうに八経ヶ岳が・・・・・

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南東方向に朝日で黄金色に輝く尾鷲方向の太平洋が見えました。今まで見たことがありませんでしたよ。(実際はもっと綺麗に明るく金色に輝いていました)

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弥山と八経ヶ岳のコル辺です

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西方向に先日登った又剱山が見えましたよ

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もうすぐ頂上です

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すぐ後に登って来られた方に撮って貰いました

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今日は見らはし最高。北方向を見ると手前に弥山、向こうには左手より稲村ヶ岳、山上ヶ岳、大普賢岳がはっきり見えます

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南方向を見ると 釈迦ヶ岳、仏生ヶ岳、七面山等が・・

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もう一枚青と白の風景

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弥山に戻り冬期営業休止中の弥山小屋の凍てついたテ-ブルで、うどんと自家製めはり寿司を頂き、コ-ヒ-を飲んで元きた道を帰ることにしました。

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トンネル口駐車場では元弥山小屋の管理人さんが駐車場管理をされており、しばらく雑談をして帰路につきました。一日中寒い所で居て身体の芯まで冷えたので池原の「きなりの湯」で温まり帰ることにしました。


高低差

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龍神岳・護摩壇山

2013年11月29日 | 2013年後半の山歩

 今日は気圧配置が西高東低で寒気団が張り出してきているので、寒さの体感の為登って来た。田辺に所用があり朝早く出かけ高野龍神スカイラインを通って護摩壇スカイタワ-の駐車場から護摩壇山1372m)と和歌山県最高峰の龍神岳1382m)に雪と樹氷を期待してプチ登山となった。


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駐車場から龍神岳まで遊歩道を散策した

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積雪は1~2cm、樹氷は少々。ガッカリ。15分ほどで護摩壇山頂上。

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ここから龍神岳までは小さなアップダウンの遊歩道

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龍神岳には大理石の立派な名盤とNHKのデジタル放送電波の中継アンテナが。

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天気は曇で霧があり、寒く写真を撮ってすぐ退散。

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気温はマイナス4.3℃、気圧は857ヘクトパスカル

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樹氷も赤ちゃん

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空が青ければ救われるのですが・・・・

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さぁ、明日は大峰の八経ヶ岳に登って来ます

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又剱山(またつるぎ)

2013年11月17日 | 2013年後半の山歩

 

 

 

2013年11月16日

 

 東に大台ケ原の勇姿が、西に大峰山脈の中心部全容が見られるという又剱山(またつるぎやま)(1377.2m)とそれに連なる竜口(りゅうご)尾根を歩いてきた

 

奈良県下北山村の池原ダムから169号線を離れ国道425号線を進むと坂本ダムに着く、ここからサンギリ林道をサンギリトンネル東口まで上り詰め、右手に橡谷西ノ谷林道(綺麗に舗装されています)を4Kmほど行った所の登山口から登ります

 

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     総歩行距離:    6.67Km

      総所要時間:    5時間38分

         累積高低差:    ± 839m

 

  今まで数回大台ヶ原に行きあの有名な「大蛇」から見える向こうの山に行ってみたく思っていた。(この写真は2011年10月

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綺麗に整備された林道の端に駐車し、ここから登り始めます

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尾根まではつづら折れの道を僕の足で写真を取りながら歩いて20分で到着です

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こんな気持ち良い尾根歩きで、登山口から又剱山までは登山道もしっかり整備されています。

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又剱山の頂上が見えてきました。紅葉も終り葉っぱも落ちてしまって見晴らしは最高です。

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頂上には国土地理院の三角点と標識が

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ここからの見晴らしは最高です。朝早かったのでうっすらガスがかかって見難いので帰り道撮影することにした。中央の盛り上がった尾根がこれから歩く竜口尾根です

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基本的には急峻な尾根歩きで滑落することがあっても迷うことはありません、しかしコルは広く踏み跡も薄く迷いやすそうです。天気の悪い時には地図、磁石、GPS等必帶です。

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左手に大峰の山々を右手に雄大な大台ケ原を木々の間から眺めながらの歩きです。大蛇・が迫ってきました、目も老化が進んでいますし、カメラのレンズが望遠では無いので大蛇・の岩の舞台を確認できませんでしたが、写真中央上の方でしょう。

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丸塚山(1,305m)に着きました。プレ-ト一枚の何もないピ-クでした

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又次のピ-クが迫ってきました。

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このピ-クに上がって早いですが昼食休憩です、風は無いですが気温が低く湯を沸かして温かい食事としました

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この尾根を降りたコル辺はヒメシャラの群生地です、異様ではあるが素晴らしい景色であった。しかし迷うと慌てるだろうなぁ

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紅葉はすでに終っていたが、この紅葉だけが僕を待っていてくれた

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標高1,320mの所まで来た。ほとんどの登山者はここで引っ返すようだ

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登山口からここまで大きなピ-クは4つ、帰りも入れて8回、地図にない小さなピ-クは数知れず。その上ピ-クの上がり下りが急なこと、参りました。

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ピ-クにはこんな風化した石柱あり

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P1,320の向こうにはまた大きなピ-クが、あれを超えればなだらかな良い所がありそうだが、大きく降って登り返す、もう嫌、帰ることにした。

ここからの景色は最高、大峰の大普賢、行者還岳

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左手には近畿最高峰の八経ヶ岳だ

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その左手には、仏生ヶ岳と槍のようにそびえる釈迦ヶ岳、大日岳

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周りの景色を堪能したので帰ることに、足を木の根に引っ掛けたり、滑らないように気を付けて・・・・・

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やっと又剱山が向こうに見えてきた、ここからまだ大きなピ-クを乗り越え、最後の登り返しが待っています。

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又剣山頂上に戻って来ました。今回歩いた竜口尾根が中央に、その右側には大台ケ原の西大台、大蛇に代表される東の川への大きな絶壁、中央その向こうには三津河落山が見えます。(日出ヶ岳は、大蛇の向こうに隠れています)

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竜口尾根の左側には大台ヶ原林道、その左手には大普賢が・・・・

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手前の尾根の方は標高も低く、紅葉真っ盛りでしたが、華やかさが上手く写っていません

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やっと登山口が見えてきました。

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高低差

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鈴鹿 釈迦ヶ岳

2013年11月01日 | 2013年後半の山歩

2013年10月31日


 三重県菰野町の朝明渓谷から中尾根ル-トで釈迦ヶ岳1,092m)に登り猫岳1,057.7m)、水晶岳954.1m)を廻って根の平峠から朝明渓谷に降ってきました。


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      総歩行距離:    12.5Km

      総所要時間:    7時間26分

      累計標高差:    ±1,231m


 中尾根コ-スは思っていたより急登で、四つん這いで這い上がる所もありました

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朝から息の上がる歩きとなりました

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一部こんなきれいなブナ林が、ホッとします

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今日一番緊張した所、釈迦岳直下の大きく崩壊した所です。上から木の生えた所の横を降ります。降り切った所から見てます

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今度は、此処から釈迦岳に向けて崖の横の急登。緊張しますね

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上がった所にこんな看板。釈迦ヶ岳の最高地点

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国土地理院の三角点は、ここから300mほど北に行った所にあり釈迦ヶ岳頂上となっています。少しガスがかかって菰野町の町並みも霞んでいました

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標高1000m辺は紅葉も終っていましたが、残っていたブナの黄葉

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紅葉と先ほど歩いた稜線、中央の凹んだ所が一番緊張した所、写真右側の登りもキツかった。

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猫岳頂上で

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こんな綺麗な所もありました

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ハト峰です、この時間帯には青空が広がりましたが、すぐに薄曇りに

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少し離れた所から見たハト峰。この峰だけ異質ですね、 写真真中の一番奥の山が釈迦ヶ岳。

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一番遠くに見える稜線が中尾根登山道

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標高が900mを切ってくると紅葉も綺麗に

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途中少し寄り道をして水晶岳へ。無線の鉄塔と国土地理院の三角点以外何もない丘です。三角点も山の崩壊で根元まで土が無くなって傾き、もたれ掛かると倒れそうです。

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今日見た一番の紅葉風景。標高900m、 向こうの山は先ほど登った釈迦ヶ岳。

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やっと根の平峠に来ました。ここから真っ直ぐ登ると御在所岳です。左に折れて朝明渓谷に向かって谷を降り駐車場に帰ります。

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高低差

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金剛山

2013年10月19日 | 2013年後半の山歩

2013年10月18日

 大阪と奈良の県境の山金剛山1,125m)に国道375号線水越トンネル西側から青崩道を登り、帰りはダイヤモンドトレ-ルを水越峠まで降るル-トを歩いてきた。

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      総歩行距離:  11.2Km

      総所要時間:  5時間42分(含む食事休憩約40分等)

      累積高低差:  ±1,031m


 登山口と水越峠の間にある無料駐車場に車を留め、少し西に降った所にある登山口から登りはじめた。最初の2Km程はこの様な木の階段が延々と続きます

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写真で見るより実際はもう少し急な登りです

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一部こんな道も

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林道歩きも入れて2時間30分かかってやっと国見城跡時計台広場です

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眼下には富田林市や羽曳野市とその向こうに大阪市、はるか向こうに六甲山の山並みが見えます。

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ここで食事休憩等40分ほどまったりしました

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頂上付近の紅葉は、まだ始まったばかりです

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葛木神社への参道です

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金剛山の頂上(葛木岳)は葛城神社の社殿の裏にあり、神域の為立ち入ることが出来ません。 (頂上に立ち入ることが出来ないので時計台の所が一般に頂上としています)

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水越峠に向けて降り始めます

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ダイヤモンドトレ-ルと言われているので期待して来ましたが・・・・

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ほとんどが杉桧の人工林の中

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今回歩いたダイヤモンドレ-ルの半分はコンクリ-ト舗装された林道、期待はずれ。ダイヤモンドトレ-ルのル-トにはきれいな所もあると思いますが・・・・

やっと水越峠、ホォ。

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今回の高低図

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涸沢の紅葉と奥穂高岳

2013年10月05日 | 2013年後半の山歩

2013年10月2日~4日


 北アルプスの上高地から奥に入った涸沢カ-ルの紅葉を楽しみ、翌日穂高連峰の主峰奥穂高岳3,190m)に登ってきました。


涸沢は紅葉の真っ最中で多くの登山者や、健脚のアマチュアカメラマン等で賑わっていました。

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☆1日目 上高地バスセンタ-から涸沢小屋(泊)

        総歩行距離:   15.6Km

        総所要時間:   7時間25分(含む休憩等)

        累計高度差:   + 1,062m   - 220m


☆2日目 涸沢小屋から奥穂高岳往復、 涸沢小屋(泊)

        総歩行距離:   4.41Km

        総所要時間:   8時間30分(含む休憩等)

        累計高度差:   + 877m   - 877m


☆3日目 涸沢小屋から上高地バスセンタ-

        総歩行距離:   16.02Km

        総所要時間:   7時間15分(含む休憩等)

        累計高度差:   + 220m   - 1,065m


グ-グルの3Dです。出発地の上高地や途中一部の軌跡が山に隠れています

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☆1日目(10月2日)


 早朝上高地の有名な河童橋から奥穂高の方面を見るが雲に隠れて見えません。少しテンションが下がりましたが、天候の回復を期待して出発。

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横尾までは、約10Kmの梓川沿いの林道歩きとなります。

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途中の徳沢です。ここの芝生でテント泊も楽しそうですよ。帰りにここの徳沢山荘で昼食に「山の幸カレ-ライス」を頂きました、美味かったですよ。

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林道歩きの終点、横尾です、大きな吊り橋を渡って写真の岩峰「屏風の頭」を巻くように横尾谷を登ります。

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横尾谷の揺れる吊り橋を渡れば、本格的な登山道になります。ここは距離的に休憩地としていいですよ

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♀カモシカも頑張ってます

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やっと奥穂高岳が見えてきました。紅葉と穂高岳、感動。

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青空も広がって来て最高

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今日泊まる紅葉に囲まれた涸沢小屋が見えてきました。明日はザイテングラ-ド(登山道の名前)を登り左端の奥穂に登ります

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涸沢小屋のデッキから涸沢カ-ルの上部を見る。残雪と前穂高岳

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カ-ルの下部には涸沢ヒュッテとテント場

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涸沢小屋の横には紅葉と奥穂高岳(写真左より二つ目のとんがり)が見えます

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☆2日目(10月3日)


朝5時45分に日の出が雲に遮られ、谷沿いにはガスが・・・・・

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5時51分頃には小屋もガスの中、天気が心配。

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その後天気もどんどん回復し奥穂高に登ることに決定。6時30分出発、背後から朝日を受けて紅葉のトンネルを登り始めました

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振り向けば紅葉の谷に青空と雲と雲海。

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しかし穂高の山々は深いガス、それも相当厚そう。

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カ-ルのトラバ-ス道を涸沢ヒュッテの登山者や散策者が登って来ています

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鎖場にやって来ました、眼下に涸沢ヒュッテとテン場が、

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此処からはこんな岩場が延々と続きます。岩のすれ跡とペンキマ-クが頼りです。登山道を外すと大変ですよ。

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やっと稜線に建つ山小屋「穂高岳山荘」に着きました。山荘側から垂直に近い岩壁を赤線の様に登ります、丸印に人影が

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この垂直の壁を鎖やハシゴや岩角を使ってよじ登ります。ここを登れる人だけが奥穂高の頂上に立つことが出来ます。僕達が登る前に写真の中に10人、この下の方に4人ほどが登っていました。小さな石ころも落とさないように気をつけろよ。

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鉄ハシゴの向こうは????

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僕の後に続いて♀カモシカも頑張って登って来ました

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三点支持を忘れずに・・・・山荘が少しずつ小さくなってきました

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垂直に近い岩場を横に移動です。♀カモシカは案外楽しそうですよ。

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鎖も何もない所もあり、緊張しました。山荘から相当登りました。左下方に赤い屋根が。

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稜線に出ました、大きな石ころの登山道です。右向こうの岩を超えて行きます


足を引っ掛けたり、浮石に乗ったりしないように慎重に慎重に・・・・

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ガスの中向こうに頂上の祠と、横に数人の登山者が見えてきました

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やっと奥穂高岳頂上です。国土地理院の三角点はなく、石を積み上げた上に祠が建っていました。

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ちょっと怖かったが石積みの上まで上がらせてもらって記念撮影。

罰が当たらないようにお賽銭を納めてきました。


頂上では ガスがあり周りがほとんど見えず、隣のジャンダルムと涸沢岳のみが微かに見えました。風は少し有り、気温は8度。

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帰りは同じ所を

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最後の絶壁は自分が降りるのに一生懸命で、写真なし。

穂高岳山荘で昼食事として「きつねうどん」を作って貰いました、標高2,983mで食べる熱々のうどんも良いものですよ、お値段は@¥850。


山荘から少し降れば涸沢カ-ルはガスもなく綺麗でした

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紅葉の主役は何と言っても「ナナカマド」、実も葉もまっかっか。脇役は黄色い葉っぱの「ダケカンバ」と濃い緑の「ハイマツ」。

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この美しい景色、立ち止まって長い時間見ていました。感動、感動。

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紅葉三原色のトンネルの中を降ります

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☆3日目(10月4日)


昨日も涸沢小屋にお世話になりました。昨日は定員の2倍少しの登山者で、ぎゅうぎゅう詰でした、幸い僕たちは予約宿泊でしたので布団一枚(幅60センチ弱)一人でしたが、一枚の布団に2人寝たようです。中には廊下で寝る者、座ってザックにもたれ掛かって寝る者、着替え室で寝る者もいたようです。


帰り道ヒュッテに立ち寄って二晩お世話になった涸沢小屋を写真に。

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朝より晴れてきて・・・・・ 今なら奥穂高岳から360度・・・・残念

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涸沢ヒュッテの少し上の方に、秋にしか現われない「幻の池」があり(カ-ルの残雪の雪融け水がたまり池になります、冬から夏までは残雪の下に隠れます)撮影スポットの様です。池に映った穂高槍と北穂高。

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太陽が段々高くなり美しさ、艶やかさが増して来ましたが、今日山を降りねばならないので最後の一枚としてシャッタ-ボタンを押しました

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一昨日歩いてきた道を帰りました。多くの観光客で賑わう河童橋から奥穂高岳を・・・・・・

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3日間の高低図

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御嶽山

2013年09月21日 | 2013年後半の山歩

2013年9月19日(木)~20日(金)


 長野県王滝村の田ノ原登山口から御嶽山主峰の剣ヶ峰3,067m)に登り、一番北の継子岳(ままこだけ)2,858.9m)まで行き、五ノ池小屋に一泊し、あくる日摩利支天山2,959.2m)に登って田ノ原に帰ってきました.


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★1日目

      総歩行距離:    8.1Km

      総所要時間:    9時間(多くの休憩含む)

      累積標高差:   +1,107m   -500m

★2日目


       総歩行距離:    7.4Km

      総所要時間:    5時間40分(多くの休憩含む)

      累積標高差:   +396m   -1,004m


登山口(赤丸の所)から8.5合目付近まで登った所、後方には雲海から中央アルプスの山々が頭を出しています。空は雲一つ無い快晴である。

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田ノ原の登山口から頂上直下の御嶽神社奥社まで、急な斜面を急登すること3時間、やっと着きました。

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奥社の横から御嶽山主峰の剣ヶ峰に登ります。このダレた急登は凄い。

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雲一つ無い頂上からは360度 見渡せます。北アルプス、中央アルプス、南アルプス、八ヶ岳連峰、富士山、白山・・・・・・


自分の登った山を見つけて感動。

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頂上で、気温は16度

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ニノ池の向こうに今日行く継子岳とその向こうに乗鞍岳、その向こうに北アルプスの山々・・・・

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剣ヶ峰から北に向かって降ります。ニノ池です、まだ残雪が、凄い。

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ニノ池から降った所にサイノ河原と言う場所があります。ここを横切って向こうの摩利支天峠を通って行きます。

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サイノ河原には多くの石を積み上げたケルンのような物があり、上にはお地蔵さんが乗っていました。

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サイノ河原から摩利支天峠の途中から、三ノ池と継子岳が・・・・

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やっと摩利支天峠です、摩利支天山には明日帰り道に登ることしたした。

真ん中に今晩泊まる五ノ池山荘です。

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山荘前で

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山荘にザックを置いてサブザックを持って継子岳に向かいます

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振り返れば剣ヶ峰と摩利支天山が・・・

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もう少しで頂上です

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頂上で

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今日歩いた剣ヶ峰等が綺麗に見えます。写真左下の方から中央頂上まで登り此方に歩いてきたのです

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山荘に向かって帰ります。3時ごろには、雲も少し出て来ましたが、夕方には無くなりました。

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山小屋内部、この様な部屋3部屋に4人の宿泊者、ゆったりしました。

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食事は美味しかったが、量が少なし。ホイル焼きは野菜中心。

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今日は「中秋の名月」、晴天の標高2800mの山小屋から名月を見れることに感激。同宿者達と雲海の上に顔を出した月を観賞。

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三ノ池と雲海と名月、幻想的です。

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名月と反対側には沈みゆく太陽が山荘のガラス窓を赤く染めています。


朝日と夕日が共に見れる山小屋としても有名だそうです。

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夕日と名月の観賞で冷えた身体を薪スト-ブで暖めました

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2日目雲海の向こう中央アルプスから上がってきた日の出

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御嶽山の山々も朝日を浴びて赤く染まっています

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小屋で朝食を頂いて帰ることに、昨日登った継子岳と五ノ池側に建つ五ノ池山荘にお別れです。

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昨日行かなかった摩利支天山に登ることに、赤線を登りました。

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頂上で

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今日も最高の天気で360度よく見えます。手前は乗鞍岳、後ろは北アルプスの山々。

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気を付けて歩きます

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もう草紅葉が始まっています

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帰りは剣ヶ峰には登らず巻き道を通りました。

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♀カモシカも頑張っています

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下山途中「王滝頂上山荘」横から地獄谷を見に行きましたが厳しい登山道の為もう少しの所で帰ってきました。

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さぁ、降るのみ。今日も一日晴天。

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田ノ原の登山口から見た御嶽山、 山頂は山向に隠れています

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高低差

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八経ヶ岳

2013年09月07日 | 2013年後半の山歩

2013年9月6日(金) 


全国的に雨模様の日々が続き、うずうずする毎日でした。久し振りの天気になり足腰のトレ-ニングを兼ね飽きもせず近畿最高峰の八経ヶ岳1914.9m)に登ってきました。


     総歩行距離:    10.7Km

     総所要時間:    8時間25分(休憩20分、昼食休憩60分)

     累計高低差:    1191m


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 早朝トンネル西口の駐車場に着くとオ-トバイの青年が登山の準備中、ナンバ-プレ-トを見ると、えぇ「福岡」。少し話をすると、なんと♀カモシカの故郷の長崎出身の方で同じ高校の後輩(歳は相当離れていますが)の好青年でした。100名山を目出してオ-トバイで旅をしているとのことです。


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青年は先に歩かれ、僕たちはゆっくりいつものコ-スを登り始めました。 いつもの急登です

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標高1400m辺から生えているササは濃い緑に なり朝日に浴びて綺麗です

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 1時間15分でやっと奥駈出合に到着です。此処から大峰奥駈道を八経ヶ岳目指して歩きます

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先日来の雨で大地も植物も生き生きしています

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倒木に生えた苔もきれいな緑です

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大雨で荒れた登山道を歩く♀カモシカ

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こんな雰囲気が好きで何回もここに登ってきます

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長い物に出会いました、良いことが有りそうです。

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やっと弥山小屋です

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帰りここでゆっくりする予定で、真っ直ぐ八経ヶ岳に向かいます。向こうまで一旦100m降って登り返します、近くに見える割には僕にはきつく感じます。

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八経ヶ岳頂上から見た弥山、小屋が見れます、少しガスも湧いてきました。

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記念に

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八経ヶ岳の隣の「明星ヶ岳」と枯立木

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さぁ弥山に引き返し、小屋前のテ-ブルで「キムチ鍋」、気温も18℃で暑くなく1時間ほどゆっくり、うまかったぁ。もちろん鍋の余った汁は空きペットポトルに入れてお持ち帰りですょ。


小屋前では大阪から来られた若い青年と小屋の方と雑談。

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後は帰るのみ、今日の高低図

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釈迦ヶ岳

2013年08月23日 | 2013年後半の山歩

2013年8月22日


 毎日暑い日が続く中、少しでも涼しい山に登ることにした。

奈良県十津川村の旭ダムより不動小屋谷林道の悪路を上り詰めた登山口で車中泊し、朝6時半ごろから登りはじめた。この山は13回目の登山です。


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   総歩行距離:   8.5km

   総所要時間:   5時間58分(休憩1時間以上)

   累計高低差:   ±665m


早朝は一面に霧が立ち込め、幻想的な登山を楽しめた

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釈迦ヶ岳への主尾根に来ると青空が・・・、ガスも少なくなってきた

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いい天気の中気持ち良いトレイルを進みます、気温は20℃。

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はるか向こうに釈迦ヶ岳の姿が見えてきた、(写真右の黒っぽい山)

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振り返るとササ原の中のきれいな登山道と山々

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咲いていた花は、トリカブトのみでした

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♀カモシカはいつもの様に先先歩いています。

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右上が釈迦ヶ岳、2回大きく登ります。左奥の山は、近畿最高峰の八経ヶ岳です

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今日一日誰とも遭わず、釈迦ヶ岳を独り占めしました。鹿たちも安心したのか、数群れ合計5~60頭が走りまわっていましたよ。

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釈迦ヶ岳頂上です。(一等三角点の山です)

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1時間以上食事休憩等し、この記念撮影の頃はガスに覆われ、帰り道は後ろから黒い雲に追われそそくさと帰りました。

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今日の高低差

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今回遭った大木

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