カモシカ

退職後主に夫婦で野山を歩いた記録です

烏帽子山(2009/12/27)

2009年12月28日 | 2009年後半の山歩

熊野那智大社の聖域を囲む那智三山の最高峰「烏帽子山(909.2mに市野々の大門坂駐車場から新宮市高田の集落に通じる大杭峠に登りそこから左手にとり烏帽子山に向かって急騰の尾根道を登りました。帰りは三の滝、二の滝を通って那智大社に降りるつもりでしたが踏み跡等の道がわからず少し戻って陰陽の滝コ-スを降って帰りました。

     総歩行距離:    10.7Km

     総所要時間:    6時間21分

     総累積標高:    1、221m

GPS軌跡図

Tizu

標高80mの大門坂駐車場から標高909mの烏帽子山へ一気に登ります

大杭峠までは先日光ヶ峯に登ったときも通りました、ほとんど杉林の急騰ですがこのような道もあります

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中腹からは那智大社や妙法山が見渡せます

Dsc_0029

大杭峠を過ぎると二つのピ-ク越と歩きにくい大岩のごろごろした道や木の根っこ等持たねば滑り落ちそうな急な尾根道です

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このような大岩は巻いて登ります

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Dsc_0048

頂上直下から見た妙法山と太平洋、今日はまだ12月なのに黄砂の襲来で霞んで見えます

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日曜日ですが頂上には誰もいません

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西の方には新宮市高田の集落が見下ろせます

Dsc_0058

自動シャッタ-で

Dsc_0057

烏帽子山頂上から西に少し降った処に鎮座しています烏帽子岩です、この岩が山名の由来になっています。青年が一人昼食を食べていたので岩の上には登りませんでした。

Dsc_0062

帰りは谷沿いの道でしたから何回も渡渉を繰り返しました

Dsc_0078

途中には「松尾の滝」と「陰陽の滝」があります、この時期滝の大きさにしては水量が少なく寂しいです、高さは4~50mかな

Matuonotaki_2

陰陽の滝はいつもの撮影場所より滝に近づいて撮ってみました、滝壺の濃い青緑色がすごく綺麗でした。時期は思い出せないですが真冬の寒い日にこの滝壺で荒行が行われます。

Dsc_0083

カシミ-ル3Dで登ったコ-スを妙法山阿弥陀寺上空より俯瞰したら

Photo

高低図です

Photo_2

   

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高見山(2009/11/21)

2009年11月22日 | 2009年後半の山歩

 台高山脈の北端に位置する高見山(1248.3m)に国道166号線高見トンネル手前の杉谷バス停近くの登山口から登ってきました。積雪期に登る予定で今回下見をかねて下の登山口から伊勢古道を小峠を通って大峠(高見峠)まで登り、大峠から高見山頂上、小峠と廻ってきました。今日は相当寒い朝でしたからもしかして樹氷に遭えるのではとのいちるの望みを持って登りましたが、頂上付近は強風と寒さだけは相当なものでしたが樹氷はかけらも無く、霧が濃く周りはほとんど何も見えない状態でした。写真を撮って、避難小屋でおにぎりを一つだけ食べて早々に退散しました。

↓霧で国道から高見山の全貌が見えなかったのでWebで写真拝借

638pxmt_takami_nara_mie_japan

↓GPS軌跡図とカシミ-ル3Dで作成した図

Photo

                  

3d

  総歩行距離:   8.9Km

  総所要時間:   4時間16分

↓杉谷登山口から小峠まではほとんど杉林の伊勢古道を登ります、所々石畳も

Pb21041

↓小峠を過ぎるころからは綺麗な自然林です、紅葉も散ってしまい完全な冬景色ですが落ち葉を踏みしめて歩くのも山歩きの醍醐味です。

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↓大峠の駐車場です。何時もは国道から旧国道でここまで車で上がって来れますが、途中で崖崩れの為旧国道は全面通行止めとなっていて車は一台も上がってきていません。

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↓高見山頂上に向けて急騰です、落葉した林の中で紅葉を見つけました

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↓やっと霧にかすんだ頂上が見えてきました、頂上には八咫烏を祭っている高角神社の社が鎮座しています

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↓神社の横に三角点が在りました

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↓この景色が霧ではなく樹氷だったらなぁ

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↓帰りにも紅葉に出会いました

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今日の高低図です

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後は興味のある方だけ見てください。

山頂二等三角点石柱上でGPS「GPS MAP60CSx」での測定緯度経度と国土交通書省地理院の基準点成果閲覧サ-ビスよりの「高見山二等三角点の記」の緯度経度値との差は東方向に85.9cmのずれで地理院の6,000分の1の地図を拡大して500分の1で見ますと三角点の記号の中心より少しずれているのが解ります。地図の赤い線は動いた軌跡で黒い二重丸がプロットした点です。地図上の定規の最小メモリは1mです、隣の3は標高1248.3mの3の部分です斜め左下の赤い軌跡が固まっているところは、避難小屋です。

Photo_3

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重畳山(2009/11/12)

2009年11月12日 | 2009年後半の山歩

 今日は天気が今一でしたが、近くの重畳山302m)(かさねやま)に串本町姫(町村合併前は古座町姫)の集落より姫川沿いを進み「姫のお滝さん」を通って重畳山に登り、帰りは近畿自然歩道に指定されている伊串の集落に至る道を帰ってきました。

   総歩行距離:   11.49Km

   総所要時間:   3時間40分(含む休憩)

GPS軌跡図

Photo

姫の集落から小さな峠を越えて姫川の集落で正月に使われる「千両」を栽培している畑を見ました。このセンリョウは日陰を好む為木で日よけをしています

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最初はこのような歩きやすいダ-トの作業道です

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「お滝さん」の滝です。滝の向かって右手に「お滝さん」をお祭りしています

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ここから重畳山の手前の林道までは急な丸太階段(相当壊れかけています)の連続です

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重畳山の頂上はほとんど眺望がありませんが、頂上手前からは太平洋方面が見渡せます。 串本市街、潮岬、大島方面です

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山頂には国土地理院の二等三角点の石柱があるのみです

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頂上より少し降ったところから伊串方面への遊歩道を進みます最初は尾根歩きの綺麗なところです

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段々と急な丸太階段が増えて来ました

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急な階段を谷まで降り谷沿いに伊串の集落まで行きます、写真の向こうは海で大島が見えます

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後は伊串の集落を通って出発地点に戻ります

このコ-スは先日串本町町議のNさんが前の台風での倒木を処理したりいばら等下草の除去等して下さり大変歩きやすく感謝して今日一日楽しみました

今日の高低図

Photo_2

Google Earth による 3D図、この画像もクイックで大きくなります

Ge

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妙法山(2009/11/07)

2009年11月07日 | 2009年後半の山歩

 何時もの妙法山(749.1m)に那智大門坂の駐車場から登ってきました。今回で9回目の妙法登山です。

     総移動距離:  8.6Km

     総所要時間:  4時間2分(軽食休憩含む)

GPS軌跡図

Photo

先日登った光ヶ峯からはこのように見えるでしょう(カシミ-ル3Dで作成)

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大門坂入り口の夫婦杉

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先日の台風のため杉の枝(ほとんど枯れ枝)が折れて参道は何時もより明るくなりました

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那智の滝です

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那智大社より上の道には先日の台風の爪あとが残っています

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妙法山手前の那智高原から見た烏帽子山と光ヶ峯。この2峰とこれから行く妙法山を併せて那智三山と言われ、この三つの山に囲まれた地域が那智の聖域を作っています。

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頂上の三角点のそばで

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高低図です

Photo_2

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八郎山(2009/10/31)

2009年10月31日 | 2009年後半の山歩

 2年半ぶりに串本町と那智勝浦町の境に位置する八郎山249.6m)に串本町上田原の登山口から登り、帰りは何時もと違うル-トをかすかな踏み跡とGPSを頼りにして林道(ほとんどダ-トな道)まで出て登山口まで帰ってきました。

 八郎山までの途中降ってくる青年に遭いましたが、話をしてみると「道を迷ったと思って引き返してきた」とのこと、もう少しで頂上なのでご一緒する事になりました。天気が良く頂上で半時間以上お話をし、軽食を食べました。

 青年は、太田の中里に下りて帰るとのことで先に行かれ、僕は林道への道を帰りました。

  総移動距離:   7.3Km

  総所要時間:   3時間10分

GPS軌跡図

Photo

この山への登山道は、何時も綺麗に整備され感謝しています。

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あと少しで頂上へ(振り返って撮影)

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途中からご一緒した青年です。

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快晴でしたが少し靄がかかって遠くは霞んでいます。しかしこの山は標高が低いにもかかわらず360度周りが見えます。那智の方向です。

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一等三角点の石柱の隣で

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帰りは、こんなダ-トな林道を歩きました。

Pa310349

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西大台ケ原(2009/10/24)

2009年10月25日 | 2009年後半の山歩

西大台に紅葉を見に行ってきました。

吉野熊野国立公園大台ケ原のうち西大台は自然公園法に指定(利用調整地区)され立ち入りには環境省の許可が必要になりました。

立ち入り予定の10日前まで環境省自然保護官事務所に申請し「立ち入り認定証」を交付してもらい入山当日駐車場横「大台ケ原ビジタ-センタ-」にて30分ほどの事前レクチャ-を受講しなければ立ち入ることが出来ません。(まったく面倒です)

一日あたりの立ち入り人数も平日30人、土日祭日50人と制限されています。(山中は人数が少ないだけ落ち着いて雰囲気が楽しめます)

↓ 発行された立ち入り証、登山口と山中で監視員のチェックがありました

Dsc_9678_2

↓ 西大台は駐車地点が一番高く標高が1,580mで一番低いところが約1,300mですので山登りではなく山降りとなります

  総移動距離     9.5Km

  総所要時間     5時間10分

Photo

Dパノラマ3ソフトで作成した立体図

Photo

大台ケ原の標高の高いところは既に紅葉の時期が過ぎつつありますが少し低い台地の西大台は今が紅葉真っ盛りでした。逆川への降りの道沿いは針葉樹の緑と落葉樹のブナ、ミズナラ、カエデ等の紅葉が綺麗にマッチしています。天気は今にも雨が降ってきそうな模様でどんより曇っています。青空が無く紅葉も冴えないのが残念です。

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↓ ♀カモシカ撮影

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↓ 開拓地跡の平地は紅葉と落ち葉と苔むした倒木の景色が何とも言えず見とれて何回も立ち止まってしまいました

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↑ 今年の9月はここ大台も雨量が少なく苔が少し乾燥気味で元気がありません、何時もはもっと青々しています

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↓ 谷川に架かるつり橋、何か雰囲気が良いです

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↓ 木橋と落ち葉

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↓ カモシカも撮影に夢中です。(♀カモシカ撮影)

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↓ 登山口に近づき標高が高くなるとササが地面を覆ってきます

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↓ もう直ぐ駐車場です

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↓ 帰りは大台ケ原ドライブウェイ途中から辻堂山山麓を通り左又谷に急な林道を下り、小橡川(ことちかわ)を少し右又谷を登った所にある秘境の温泉、小処温泉(こどころ)に入って身体の疲れを取って帰ってきました。

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大台ケ原(2009/10/23)

2009年10月24日 | 2009年後半の山歩

 夕刻大台ケ原駐車場に到着しました。駐車場手前の大台ケ原ドライブウェイから撮影しました紅葉です。下方の台地は明日入山予定の西大台の一部です。

Dsc_9682

少し時間が経つと大峯に落ちる夕日が見れましたが、天気が今ひとつでこんな写真しか撮れませんでした。

Dsc_9692

夜は大台ケ原大駐車場で車中泊です。

今日(24日)の西大台の紅葉(黄葉)すごかったです。明日アップします。

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大山(2009/10/11)

2009年10月11日 | 2009年後半の山歩

すさみ町と我が町串本町の町界にそびえる串本町最高峰大山(おおやま)(544.6m)にすさみ町大鎌の集落からおおむねTV共聴受信アンテナのケ‐ブル沿いに登ってきました。登山口は大鎌の集落の一番奥の家の庭先を通らしてもらって桧林の中を登ってゆきます。頂上はなだらかな広場になっていますがまったく視界が無く、TV受信アンテナの設置した一箇所だけ南東方向が開けていて(大島の山頂にはTV電波送信アンテナがあるためその方向の木々が一部伐採されている)大島串本潮岬が遠望できます。

   総移動距離:   3.96KM

   総所要時間:   2時間14分

Photo

潮岬から大山はこの様に見えます(北西方向)

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大鎌の最後の人家から歩きます

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途中の良い写真がありません、ケ-ブル沿いに登ります

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頂上ではこの一箇所しか回りが見えません、向こうに見えるのは串本方向です

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少しアップで見ました。大島から串本潮岬と良く見えました。太平洋の水平線の上には厚い雲がかかっていました。大島大橋と串本市街地の向こうの大きな島は無人島の通夜島です

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アンテナ設置場所より数10m戻った所が山頂三角点の場所です。「熊野三十六峰の会」の山名板が建ってありその傍には国土地理院の三等三角点のプラスチック標識と石柱が設置していました。カメラを置くところが無く自分の代わりにGPSをいれて撮影しました。赤丸が石柱

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これは、国土地理院発行の「三角点の記」です。ネットで閲覧できます

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最後に何時ものグラフです

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大普賢岳・七曜岳・無双洞(2009/09/26)

2009年09月27日 | 2009年後半の山歩

 今まで(2回周廻)とは反対の周廻を楽しみに大普賢岳に登ってきました。先ず一旦無双洞まで300mほど降りそこから一気に急騰して七曜岳(1,584m)まで600m登り返し、その後奥駈道の大きなピ-クのアップダウンを4回ほど繰り返して大普賢岳(1779.9m)に登頂です。登頂後は和佐又に向け鎖場や鉄梯子の連続した道を一気に降りました。紅葉は期待したほど進んでなく一部のカエデが紅葉していましたが殆どは少し早いようです。ブナの黄葉はもう少し先かな、ドウザンツツジやナナカマドは綺麗に紅葉していました。

    総移動距離:    13.0Km

    総所要時間:    8時間2分

    総累積標高:    1,888m

GPS軌跡より作成したル-ト地図と3D図と高低図です

Photo

   

3d

   

Photo_2

無双洞への登山道傍のブナの大木、通るたびに色んな方向から写しています。根元近くから数本に分かれています。

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無双洞手前の谷に降りる絶壁に付けられたチェ-ンと足場鉄

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崖の岩をチェ-ン頼りに降ります。このル-ト最大の難所です、写真右奥にチェ-ンと岩に書かれた赤ペンキ矢印が見えます

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無双洞は谷間にある2つの奥深い洞窟(写真の赤丸)で水量の多いい時は二つの穴から水が轟々と流れ出ています。中を覗いて見ましたが気持ちのいい物ではありません、今日は下の穴から水が流れ出ていました

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ここから七曜岳手前の奥駈洞との合流までは、足がズルズルすべる急騰の連続ですが途中こんな綺麗な所もあります

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尾根道ですが、これが道かと思うほど木々の根が無数に這って歩きにくいことこの上なし、奥には木製階段が見えます

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やっと七曜岳です、何も無い岩峯の小さな頂上です

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ここからは大普賢岳の勇姿が見れます。まだ2時間ほど歩かなければ行けません、上の方が少し紅葉してきているようです、水太覗で昼ごはんにしました

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奥駈道の綺麗なブナ林とクマササです、こんな所ばかり歩きたい・・

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紅葉です(ピンボケですみません)

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やっと大普賢岳頂上です。人っ子一人居りません

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上の写真の前の国土地理院の三角点石柱にカメラを置いて撮影

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すこぶるいい天気で360度見晴らし最高山上ヶ岳方向と弥山八経ヶ岳方向です

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P9260344

さあ和佐又向けに下山開始です、途中ナナカマドの紅葉です

P9260351

数え切れないほどの鉄階段を下りました。階段は上りより降りの方が疲れます。

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何時もの定番石の鼻です。白骨木変わりません

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やっと和佐又近くです、この風景が一番

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光ヶ峯(2009/09/19)

2009年09月19日 | 2009年後半の山歩

紀南の熊野那智大社の聖域を囲っている光ヶ峯686m)、妙法山(750m)、烏帽子山(909m)よりなる那智三山の内登ったことが無かった光ヶ峯に那智の市野々の集落から新宮市高田に貫ける昔の生活道(?)を途中の大杭峠まで登り峠から右におおむね尾根伝いの道を3回ほどのアップダウンを繰り返して光ヶ峯頂上に登りました。那智の滝の広場の片隅に光ヶ峯が望むことが出来る場所があり(今は木々が茂って見通しはありませんが、カシミ-ル3Dを使って計算すると確かに見通せます)那智大社では光ヶ峯遥拝神事を行っています。

光ヶ峯が何か神聖な、特別な山のように思えて登ることは神聖な場所を汚すようで今までよう登りませんでしたが、今回心を清め登りましたところ頂上には多くの人が登ったのであろう沢山のプレ-ト等をぶら下げていましたし、丸太のベンチまで置いてあり普通の山の山頂と変わりなく安心しました。

尚熊野那智大社よりメ-ルにて光ヶ峯について

  「遙拝所というのは那智の瀧の境内内にございますが、光が峯の方向を示す石があり、その石を通じて光が峯を遙拝します。社伝によると神武天皇が御東征の折、熊野灘から山々を眺めると光が射す峯があることに驚き、それを目指して歩くうちに那智の瀧を見つけられその神々しさに感銘され神としてお祀りしたとあり、古くより熊野那智大社では光が峯を崇拝し、境内地にて遙拝石という形でお祀りしております」

 とのことです。

   移動距離:     7.6Km

   所要時間:     4時間10分

   累積標高:     903m

GPS軌跡地図とそれに基づく3D図です

Photo

       

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大杭峠までは、おおむね杉桧林の急騰です、新宮市高田に至る昔の生活道でしょうか石積の階段や石畳の道が面影を残しています。

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途中一箇所だけ開けたところがあり那智大社や妙法山が見えます

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林の中の道石だけが苔むして登山道が良く判ります

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大杭峠からは高田の集落と光ヶ峯及び烏帽子山に行けます。ここからは赤いテ-プや石に小さく付けた赤いペンキマ-クが頼りです。

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頂上まではおおむね尾根道をアップダウンを繰り返して登ります

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頂上は小さな平地になっており南西方面のみ眺望がありますが、東や北の方はまったく立ち木に遮られ何も見えません。

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西の方、僅かに大雲取山の電波中継鉄塔が見え南の方には大島や潮岬が遠望できます。2010/03/01)間違いでした、大雲取山ではなく古道大雲取越の途中にある舟見峠の少し北の頂上に設置している電波塔です。

P9190277

   

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木々の間から南方面に位置する太地町の森浦湾を見ることが出来ました。

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頂上より少し降ったところで隣峰の烏帽子山とその言われとなった烏帽子岩が見れました

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GPSによる高低図

Photo_2

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