カモシカ

退職後主に夫婦で野山を歩いた記録です

護摩壇山・龍神岳

2021年11月14日 | 2021年後半の山歩

2021年11月13日(土)

 今まで11回護摩壇山に登っているが、いつも高野龍神スカイラインの護摩壇山道の駅のある駐車場から登っているので、今回護摩壇山森林遊歩道を歩いて護摩壇山と龍神岳を歩いて来ようと行って来た。今回のコ-ス後半の森林公園からスカイライン出合(スカイライン展望所とのことですが・・・)までは、遊歩とはいかない上がり下がりのある谷渡渉や細い崩れた道等があり、相当気を遣う歩きとなりました。

スカイライン護摩壇道の駅駐車場から約3Kmほど龍神よりに降った所、森林公園入口より1.8Kmほど降った所にある公園の様な広場に駐車し、尾根伝いに護摩壇山(1372m)登りいわゆる遊歩道を進んで和歌山県最高峰龍神岳(1382m)に登り東にあるピ-ク耳取山(1363m)に行って護摩壇まで引き返し、いつもはここから護摩壇山の道の駅に降りるのですが、今回は護摩壇森林公園入口を通ってシャクナゲ群生地を通って公園広場から駐車地までぐるっと歩きました。広場から駐車地までは遊歩道とは程遠い荒れた道で、登り降っての谷渡渉が十数回あり、危険な所も数カ所ありました。行かれる方はそれなりの装備で気を付けて歩いて下さい。

 

総歩行距離: 11.0Km

総所要時間: 5時間57分(食事休憩25分含む)

累計高低差: ± 852m

 

駐車地からスカイラインを道の駅向けに約800m程歩くと道の駅まで1.7Kmno標識のある所に工事(携帯電話の中継鉄塔設置と思います)用の足場が組まれておりその階段を登って尾根に出ました。

相当急な斜面の登りでしたよ。

昨夜の雨がこの辺ではみぞれ交じりの雪であったのか所々に雪が・・・

冷たい風が吹く中を黙々登り、森林公園から登山ル-トと合流しここから遊歩道です、護摩段々頂上近くに来ると道には石畳となり濡れた石で滑らないように気を付けて登りました。

護摩壇山頂上です

護摩壇山から龍神岳へのルートは概ね水平の歩きやすい道です。ここは今まで11回来ていますが、16年前に歩いてからは、積雪の中をアイデンやスノ-シュ-を付けて歩きましたので、今回新鮮な気持ちで歩けました。

龍神岳です、この頂上にはNHKのTV中継所の電波塔が設置されています

ここからこの真っすぐ石畳の斜面を降ります、写真では傾斜が分かりずらいですが、積雪の時には滑って怖いです。

降りた所に民放のTV中継電波塔がありそこから少し登ると耳取山の頂上です

耳成山の頂上直下から、民放の電波塔と後ろには龍神岳のNHKの中継電波塔が、写真左手には護摩壇山が見れます

朝のどんより曇った天気が良い天気になり周りの山々も綺麗に見えましたが、この天気は夕方までは続きませんでした。紅葉も終わってしまい、標高1000~1100m辺までは綺麗な紅葉が見れましたが、今日歩いた辺は枯葉となって落ちてしまい、初冬の景色となっていました。

護摩壇山まで戻り道の駅駐車場ではなく左手にとって朝来た道を森林公園入口に向かって進みます、森林公園から見ると後ろの擁壁に碁盤の目のようにセメントの補強擁壁を斜めに降りる階段を先ほど降りて来てスカイラインを渡り来ました。

ここから森林公園広場への林道までは気持ち良い遊歩道でした。途中でお昼休憩しました。

林道に合流する手前のピ-クには宝山とプレ-トが掲げられていました。後で調べると標高は1304.5mです

ここからは急な落ち葉が敷き詰められた丸太が所々設置された道を降ります

 

こんな所を通って林道に出て、アスハルトの道を少し歩き、シャクナゲ群生地の中を歩いて森林公園に出ました、入り口が分かりづらかったが、スカイライン合流点まで3.2Kmの標識に進みました。ここからが、今日想像していなかった、遊歩道の遊歩に騙された悪路を歩くことに成りました。最初の地図でもわかるように、11カ所以上の谷の渡渉では、概ね水平道から谷まで丸太階段を降り、また登り返して水平道と言う繰り返しで、僕は久しぶりに膝に痛みを覚えました。

ここも一旦降りて登り返します、谷は殆ど枯れて水は少なし

ここもこのロープが水平に設置された細い道を通り一旦降って、登り返して向こうの対岸の水平道に行きます

2ヶ所連続で枯れ沢を渡渉

此処を登ればもう直ぐ駐車地です

疲れた一日でした、今日は一日寒い日でしたので、ウインドウブレ-カ-も冬手袋も脱ぐことなく汗もしない歩きとなりました。今日の高低図です

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三津河落山

2021年10月25日 | 2021年後半の山歩

2021年10月24日(日)

大台ヶ原山の主峰日出ヶ岳(1695m)の西北西約1.7Kmにある三津河落山(さんずこうちやま)(1654m)に大台ヶ原ドライブウエイの47ポイントから登って来ました。この変わった山名は年間降水量の非常に多いい大台地域の北方面に降った雨水が本沢川から吉野川をながれ紀ノ川から紀伊水道に注ぎ、南方面に降った雨水は北山川をながれ池原ダムを満たし熊野川を流れ降って太平洋に注ぎます、又東方面に降った雨水は宮川となり大台町を通って伊勢市から伊勢湾に注がれます。この3つの川の分水嶺となることからと言われています。環境省の方針に従ってふみ跡を荒らさないよう、植生を大事にして歩きました。

 

総歩行距離: 4.51Km

総所要時間: 3時間49分 (内休憩 36分)

累計高低差: ±372m

 

大台ヶ原ドライブウエイの駐車場まであと4.7Kmに設置されている4.7ポイントに路駐し傍の登山口から入山し急な斜面を登って尾根に出て少し進むと笹原の綺麗な丘が目の前に広がります。

このような綺麗な笹原の丘は心がワクワクして来ます、写真中央には大和岳が

大和岳手前の大きな枯れ木の割れ目に入って見ました

大和岳頂上からこれから行く三津河落山方向です

今年の紅葉は今一ですね、一本だけ何とか赤く染まったカエデを見つけました

三津河落山頂上近くから北向けに伸びている大台筏場への尾根を歩いてみました、向こうの丸い小山まで行く予定です

途中大台ケ原の主峰日出ヶ岳の頂上に設置されている展望台が目視でもはっきり見えました

あの丸い小山まで降って行きます

小さな丸い小山の上から三津河落山の方向を見るカモシカです、なんとも言えない景色です

♀カモシカもテンションアップです、こんな良い景色の所で永居したく、時間が少し早いが昼食休憩です、食事途中川上辻から筏道を通って大台辻で引返し筏場を通って三津河落山に向かって歩いてきた健脚トレッカ-が丸山の後ろから来られ少し話を楽しみました。又この方とは帰り道大和岳手前でも遭遇しました。有難う御座いました。

三津河落山に戻って頂上で

ここから南方向に250mほど行った所には石柱に如来月と表示し国土地理院の三角点が設置されており、三津河落山のピークと思しきところより標高にして20m程高く国土地理院の地図にもここを三津河落山と表記されています。この如来月が三津河落山の主峰と思います。

紅葉黄葉の状態,

カエデ類は葉っぱの周りが枯れており、赤く綺麗になるシロヤシオは良い色ではなく殆ど彼上がっているのが多し。ブナやナラの木々は少し黄色くなってきています。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伯母子岳

2021年10月11日 | 2021年後半の山歩

2021年10月10日(日)

紀伊山地西部の奥高野の山奈良県野迫川村の伯母子岳1344m)に高野龍神スカイライン護摩山壇道の駅近くから林道奥千丈線を7Kmほど野迫川方向に行った所にある登山口から往復登山を楽しんできました。この林道は相当整備されておりますが、殆どの所にはガードレ-ルが設置されておらず注意して走行する必要があります。

 

総歩行距離: 11.43Km

総所要時間: 5時間43分(含む頂上での休憩35分)

累計高低差: 740m

 

高野龍神スカイライン護摩壇山道の駅駐車場から西の方にこれから登る山方向が見れます

登山口近くの林道に路駐です

此処が登山口です

伯母子岳近くを通っている熊野古道小辺路と合流する所までこのような広い歩きやすい作業道です

このような平坦な道ばかりではありません、何回も登ったり下ったりの連続で大変です

紅葉や黄葉は未だです

頂上です

360度見張らせる良い頂上です

頂上の三角点や標識から少し西にはなれた所で食事休憩

帰り道、この山に今回で12回目の登山ですが初めて鹿に遭遇しました

今回出逢った花達

本日の高低図

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

釈迦ヶ岳

2021年10月06日 | 2021年後半の山歩

2021年10月5日(火)

奈良県十津川村の国道168号線を谷瀬のつり橋から少し北上した所「旭口」から旭ダムを通り、

林道栗平線を登り詰めると釈迦ヶ岳1800m)への入り口太尾登山口がある。

この林道は旭ダムから距離にして約10Kmほど標高1300mの登山口まで800mの高度を登ります。

細い落石が多くその上ガ-ドレ-ルが設置されていない所が多いい急な坂道を登ります。

運転を誤れば谷まで真っ逆さまな道、落石を踏めばパンクと緊張した運転が求められます。今回この道は所々綺麗に舗装が整備され落石もなく走り易かったです。観光に力を入れている十津川村の登山林道整備です。

山中は秋の色が濃い景色ではあったが、大峰の紅葉は葉っぱの端が枯れて茶色くなりあまり綺麗ではありません。

 

総歩行距離: 8.68Km

総所要時間: 6時間3分 (含む頂上での休憩 44分)

累計高低差: ±688m

 初めて行かれる方は林道栗平線の全線の映像を参考にしてお気を付けて走って下さい。これは私が2020年6月に走った時のドライブレコーダーの映像です、23分の走りです。

ttps://youtu.be/d6YjBYXMakQ

林道を登り詰めた終点には登山口の駐車場とトイレがあります、朝日を浴びて出発です。

尾根に出るとこのような景色が拡がります、

これが釈迦ヶ岳の特有な景色です

振り返って歩いてきたトレ-ルを

写真右手奥が釈迦ヶ岳、左手向こうは近畿最高峰の八経ヶ岳

青空で無風のお天気のなか木々が少ない釈迦ヶ岳では日が当たって大変暑い歩きとなりました

頂上直下の登りは35度ほどの傾斜を登ります

やっと頂上です、

釈迦如来像とシロヤシオの紅葉と青空

1800m釈迦ヶ岳の三角点とお釈迦様

周りは360度綺麗に見渡せました、中央笠捨山ですね、この山も最後の登りがきつい山のひとつです

帰り道千丈平で可愛い人懐っこい小鹿に遭遇

久しぶりの山歩きは疲れました、丁度腰を掛けることが出来る曲がったブナの木にちょっと失礼。

この景色はいつ見ても良いです

大峰の黄葉の景色を

本日の高低図

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

嶽ノ森山

2021年09月23日 | 2021年後半の山歩

2021年9月23日(木)

今日は久しぶりに足慣らしを兼ねて近くの山嶽ノ森376m)に登って来ました。今回23目の嶽ノ森歩きとなりました。嶽ノ森山は、低山ながら急峻な岩峰で形成されており、関西百名山に指定されています、古座川弧状岩脈がつくる双耳峰の岩山で、ナメトコ岩(流紋岩質火砕岩)等見どころがあり登山道は岩場、滑床岩等アスレチックな路が続きほとんど水平な道が無く、高齢者の僕たちには、常に足元に気を付けて歩かねばなりません。古座川町一枚岩前の道の駅に駐車し奥の登山口から反時計回りに周回して道の駅下側の登山口に降りて来ました。

 

総歩行距離: 3.63Km

総所要時間: 3時間33分

累計高低差: ±450m

 

道の駅一枚岩駐車場から国道を少し北方向に登り

この向こうのトンネル手前を右にとり旧道を少し進むと

登山口の標識があります

急な道を進みます

岩場の道をすすみます、

此処の苔は何時も綺麗です

滑床岩です、ステップが切られていますからそこを歩きます

気を付けて滑らないように歩きましょう

頂上直下の岩場です。

嶽ノ森山雄岳頂上です、北方向の山々です、下方には曲がりくねって流れる古座川が見えます。

記念に一枚、カメラを石の上にのせて・・・、逆光ですね

太平洋方向です

雄岳から一旦急な道を降り雌岳に登り返します

ここは急な崖状態の岩場です、気を付けて進みます、

雌岳の頂上に着きました、先ほど登った雄岳です、こちら側の急な斜面を降って来ました。

帰り道途中にある「豆腐岩」です

今日は久しぶりの山歩きで疲れました。

高低図です

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする