2021年11月13日(土)
今まで11回護摩壇山に登っているが、いつも高野龍神スカイラインの護摩壇山道の駅のある駐車場から登っているので、今回護摩壇山森林遊歩道を歩いて護摩壇山と龍神岳を歩いて来ようと行って来た。今回のコ-ス後半の森林公園からスカイライン出合(スカイライン展望所とのことですが・・・)までは、遊歩とはいかない上がり下がりのある谷渡渉や細い崩れた道等があり、相当気を遣う歩きとなりました。
スカイライン護摩壇道の駅駐車場から約3Kmほど龍神よりに降った所、森林公園入口より1.8Kmほど降った所にある公園の様な広場に駐車し、尾根伝いに護摩壇山に(1372m)登りいわゆる遊歩道を進んで和歌山県最高峰龍神岳(1382m)に登り東にあるピ-ク耳取山(1363m)に行って護摩壇まで引き返し、いつもはここから護摩壇山の道の駅に降りるのですが、今回は護摩壇森林公園入口を通ってシャクナゲ群生地を通って公園広場から駐車地までぐるっと歩きました。広場から駐車地までは遊歩道とは程遠い荒れた道で、登り降っての谷渡渉が十数回あり、危険な所も数カ所ありました。行かれる方はそれなりの装備で気を付けて歩いて下さい。
総歩行距離: 11.0Km
総所要時間: 5時間57分(食事休憩25分含む)
累計高低差: ± 852m
駐車地からスカイラインを道の駅向けに約800m程歩くと道の駅まで1.7Kmno標識のある所に工事(携帯電話の中継鉄塔設置と思います)用の足場が組まれておりその階段を登って尾根に出ました。
相当急な斜面の登りでしたよ。
昨夜の雨がこの辺ではみぞれ交じりの雪であったのか所々に雪が・・・
冷たい風が吹く中を黙々登り、森林公園から登山ル-トと合流しここから遊歩道です、護摩段々頂上近くに来ると道には石畳となり濡れた石で滑らないように気を付けて登りました。
護摩壇山頂上です
護摩壇山から龍神岳へのルートは概ね水平の歩きやすい道です。ここは今まで11回来ていますが、16年前に歩いてからは、積雪の中をアイデンやスノ-シュ-を付けて歩きましたので、今回新鮮な気持ちで歩けました。
龍神岳です、この頂上にはNHKのTV中継所の電波塔が設置されています
ここからこの真っすぐ石畳の斜面を降ります、写真では傾斜が分かりずらいですが、積雪の時には滑って怖いです。
降りた所に民放のTV中継電波塔がありそこから少し登ると耳取山の頂上です
耳成山の頂上直下から、民放の電波塔と後ろには龍神岳のNHKの中継電波塔が、写真左手には護摩壇山が見れます
朝のどんより曇った天気が良い天気になり周りの山々も綺麗に見えましたが、この天気は夕方までは続きませんでした。紅葉も終わってしまい、標高1000~1100m辺までは綺麗な紅葉が見れましたが、今日歩いた辺は枯葉となって落ちてしまい、初冬の景色となっていました。
護摩壇山まで戻り道の駅駐車場ではなく左手にとって朝来た道を森林公園入口に向かって進みます、森林公園から見ると後ろの擁壁に碁盤の目のようにセメントの補強擁壁を斜めに降りる階段を先ほど降りて来てスカイラインを渡り来ました。
ここから森林公園広場への林道までは気持ち良い遊歩道でした。途中でお昼休憩しました。
林道に合流する手前のピ-クには宝山とプレ-トが掲げられていました。後で調べると標高は1304.5mです
ここからは急な落ち葉が敷き詰められた丸太が所々設置された道を降ります
こんな所を通って林道に出て、アスハルトの道を少し歩き、シャクナゲ群生地の中を歩いて森林公園に出ました、入り口が分かりづらかったが、スカイライン合流点まで3.2Kmの標識に進みました。ここからが、今日想像していなかった、遊歩道の遊歩に騙された悪路を歩くことに成りました。最初の地図でもわかるように、11カ所以上の谷の渡渉では、概ね水平道から谷まで丸太階段を降り、また登り返して水平道と言う繰り返しで、僕は久しぶりに膝に痛みを覚えました。
ここも一旦降りて登り返します、谷は殆ど枯れて水は少なし
ここもこのロープが水平に設置された細い道を通り一旦降って、登り返して向こうの対岸の水平道に行きます
2ヶ所連続で枯れ沢を渡渉
此処を登ればもう直ぐ駐車地です
疲れた一日でした、今日は一日寒い日でしたので、ウインドウブレ-カ-も冬手袋も脱ぐことなく汗もしない歩きとなりました。今日の高低図です