2014年6月29日
梅雨の晴れ間、先日に続いて心肺機能、足腰の筋肉、蒸し暑くとも山に登ろうとする気力と根性の強化に、近くの山(串本町有田)風吹山(281.2m)にダブル往復登山をして来ました。
総所要時間: 2時間53分
累計高低差: ±615m
紀伊有田駅東350mの登山口より登り始める
道はよく整備されており頂上まで歩きやすいです
こんなウマベガシ(紀州備長炭の原料である)のトンネルを歩く
何時もは涼しく歩ける所ですが、今日は異常な湿気て汗が噴き出る
数年前製炭の為伐採されて裸山でしたが、木々に覆われてきて緑が復活
途中で現在地同定訓練、僕はいつも山歩きに持って行くアイテムはGPS、GPSロガー、緯度経度磁北線入りの地形図、コンパス、筆記具です。右のGPAMAP60Csxは地図が表示でき性能も良いが突然電源が落ちる不具合があり、軌跡取りを山歩きの一つの目的としている僕は、ロガーを常に持ち歩いている、先日ロガーが壊れたので、同じガーミン社のetrexを購入、このetrex10jは常にはザックの上蓋の中に入れ軌跡取りに専念してもらっています。
登山において遭難等防ぐためには、一つは地図を持ち何時でも雨でも霧が立ち込めた時でも、周りに木々が茂り地形が解りにくい時でも自分の位置を地図上で確認する(現在地同定)ことです。
地図を持たないで山歩きをすることは論外で、持っていても同定できなければ何もなりません。地図とコンパスで同定することは、難しいですよ。また歩きながらちょくちょく地図を見て自分の現在地を確認するのもなかなか出来ません。
何時もはMAP60の地図で確認しますが、もし壊れた時は、etrex10jの緯度経度から同定します
現在地がわかればコンパスの端を現在地と目的地に合わせ、丸い中の線を磁北線に合わせます
この様にコンパスを持ってこれから行く方向を確認。常にこんな格好で歩くのではなく、時たま確認の為使います。
山頂近くの広場です。一般には此処が山頂と勘違いされている方が居るようです。山頂は前の東屋から右に4~50mほど行った所です。
山頂は微かに高くなっている所で、国土地理院のポールと三等三角点の石柱が設置されています
今日の9時半から10時はGPS衛星が一日で一番悪い状態です。特にアメリカのGPSだけ受けるGPSMAP60は精度が落ちています。きつい谷間でしたら衛星をロストするでしょう。PDOP値が2.5以上になると誤差が大きくなります。etrexはアメリカのGPSに加えロシアのGLONASSとアメリカのWAASと日本のみちびき衛星も受信できる優れもので常に十数個の衛星を受信し計算します
三角点石柱にGPSを置いてみました。受信衛星の数が違いますね。受信精度もGPSMAP60は6m、etrexは3mです
登山口から頂上まで写真を撮ることもなく、休むこともなく一気に頂上に、頂上の三角点にGPSを置いてみました、衛星受信状態が先ほどより少し良くなりました。etrexで精度2mです。