カモシカ

退職後主に夫婦で野山を歩いた記録です

八経ヶ岳

2018年06月28日 | 2018年前半の山歩

2018年6月27日(水)

前日の山の天気予報によれば麓の上北山では一日中曇りで雨はなし、頂上では強風10~18mで登山には適していませんとのことでしたが、今度の土日は雨模様ですから八経ヶ岳1915m)登って来ることにしました。今回はオオヤマレンゲを見る目的です。

 

総歩行距離:   10.63Km

総所要時間:   7時間39分 (内弥山で食事休憩  35分含む)

累計高低差:   ±1166m

 

早朝国道169号線を北上し上北山村から国道309号線を行者還トンネル西口まで行きトンネルを出た所にある駐車場から八経ヶ岳を往復して来ました。

トンネル西口駐車場から250mほど水平道を行った所にある木製三角橋です、これを渡って急登が始まります。

奥駆道に合流するまで尾根道の急登で、相当荒れています

浮石や木の根に注意して下さいね

標高1400m辺から笹が出てきます、もう直ぐ奥駈出合です

出合の案内標識です、なかなか良いアイデアですね

山の下の方は青空も顔を出しています

木々や下草や苔の深緑が綺麗で歩きの疲れも安らぎますよ

弁天の森から300mほど進んだ地点でこのル-ト唯一の八経ヶ岳と弥山が望める地点ですが、頂上付近は雲の中です

いいなぁ

バイケイソウも少し咲き始めています

花を一個一個見ると綺麗な形をしていますが匂いを嗅ぐのはやめましょうね

緑の森は良いですね

木製階段が何カ所かに設置されています。今日の様に霧や雨で濡れている時には滑らないようにと気を使います

シラビソの森

ガスと強風の中のシラビソとトウヒと苔と弥山小屋

弥山小屋から少し八経ヶ岳方面に行った所の倒木地帯です

今日の目的のオオヤマレンゲです

全体的には咲き始めた所です

綺麗ですね

蕾も沢山あります

咲くまでどの位かかるか分りません

皆さんが来られるのを待っていますよ

花に鼻を近づけて匂いを嗅いでみると表現が難しいですが微かなほのぼのとした甘い匂いでしたね

枯れ始めですかね、少し茶色くなっている花には虫たちが蜜(?)を求めて来て居るのかなぁ

こんなんばかりではなく茶色くなった花も数パ-セントありました

頂上は雲の中で霧雨と強風で写真を撮ってもらって即下山開始

頂上から明星ヶ岳方面です

帰りにもう一枚

頂上が強風の為弥山小屋の壁際で風をよけて昼食休憩

奥駈出合手前で見た大普賢岳

今日の高低図

 

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龍門山

2018年06月17日 | 2018年前半の山歩

2018年6月16日(土)

和歌山県紀ノ川にある紀州富士と呼ばれる名峰龍門山756m)に登って来ました。

 

総歩行距離:   9.03Km

総所要時間:   4時間19分  (内頂上での休憩 45分含む)

累計高低差:   ±856m

 

龍門保育所東隣の龍門山登山者無料駐車場に駐車し歩き始めます、南側に龍門山が・・・

650m程車道を歩くと初めてこの案内板がありました、ここからはコンクリ-ト舗装の急な農道を歩きます

急な農道(一部近道となる山道がある)を登っていくと一本松に・・・・、ここから田代コ-スと中央コ-スに分かれます。今回は田代コ-スから磁石岩、頂上へ登り、降りは中央コ-スでここへ降りて来ます。

気持ちいい自然林です

自然林の中にアカマツが沢山あり、所々に「松茸山に付き入るな」との表示があります。コ-スを外れて入るなとの様です。

昨日の降雨の為道がぬかるんだり岩の上が滑ったりします

磁石岩が見えて来ました

磁石岩からは紀の川市や和泉山脈がその向こうには大阪湾が微かに見えました

三角点にタッチ、後ろは頂上に沢山生育している「キイシモツケ」の群生です、もう少し早く来れば真っ白い花が沢山咲いていたのに残念でした。

三角点から少し離れた所に標識があります

キイシモツケの実(?)ですか、薄黄色の小さな丸いものが沢山ついていました

頂上一帯にはキイシモツケのほか「オオバキボウシ」が沢山群生していました

数株が咲いていましたがほかの株は蕾です。

頂上で40分ほどまったりし中央コ-スを帰ることにしました

ここに降りてきました、ここから一本松の分岐までとそこから駐車場まで農道を歩きます

朝は少し雲がありましたが、段々と天気が良くなりました

動画です

 

今日の高低図

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釈迦ヶ岳

2018年06月03日 | 2018年前半の山歩

2018年6月2日(土)

奈良県十津川村と下北山村の境界にある大峰山系の山の一つである釈迦ヶ岳1800m)に初夏の新緑を楽しみに旭ダムから不動小屋林道を11Kmほど上り詰めた太尾登山口から頂上に登り、深仙ノ宿跡を廻って帰って来ることにした。この林道はここ10年ほどの間に危険な所にはガ-ドレ-ルを設置し落石防止金網を設置し全ての路面を舗装し相当走りやすくなったが、ガ-ドレ-ルが設置されてない道や欄干が無くなっている橋や道幅が極端に狭い道等まだまだ気の抜けない林道である。

 

総歩行距離:   10.52Km

総所要時間:   6時間16分  (内頂上休憩 47分)

累計高低差:   ±891m

 

さすがこの時期の釈迦ヶ岳、人気が高い山ですね。朝7時過ぎに到着した時は駐車場には二十数台の車で満車状態です、少し降った所の路肩に駐車。

さぁ新緑を楽しみに登ります

新緑とバイケイソウ群落の緑が凄い

青空とカエデの新緑

足元の笹も新芽が

振り返ると歩いてきた笹原と南方面の山々

♀カモシカも青空と新緑の木々にテンションアップです

向うにこれから登る釈迦ヶ岳が見えて来ました

ブナとカエデの林を抜けてもう直ぐ千丈平です

釈迦ヶ岳が大きく見えて来ました

標高1600m辺からシロヤシオが綺麗に咲いていました。もう散り始めているだろうと期待はしていなかったシロヤシオの満開に足の運びも軽くなりました。

青空とシロヤシオ

千丈平です

今年ほど何回も幾つもの山でシロヤシオを楽しんだのは初めてです

少しピンク色が入ったシロヤシオが数本ありました

綺麗ですね

頂上のお釈迦様です

記念に

頂上のシロヤシオと仏生ヶ嶽

何時もは殆ど登山口と頂上の往復ですが、今回深仙ノ宿跡を廻ってみることにした。深仙ノ宿跡への急な降り道にも沢山のシロヤシオがあり写真を撮ったりと楽しみながら歩きました。

木全体が真っ白なシロヤシオ、凄い。

斜面に沢山のシロヤシオが・・・・・

朝太尾から登って来た尾根が向こうに見えます

深仙ノ宿跡です、丸印はお堂とその向こうに避難小屋です、矢印は大日岳です

深仙ノ宿跡から5~60mほど行った岸壁の麓に「香精水」と言われる湧水があります、時期により枯れることがあるそうですがそこそこ出ていました。中央大きな岸壁の元です。

明日この水でコ-ヒ-を飲むためペットボトルに入れ持ち帰りました

深仙ノ宿跡にある避難小屋前のホ-クの木です

一休みの後テント場に向けトラバ-ス道を進みます

昔一度通った木橋が新しくなっていました

下山中20名ほどの団体さんに遭遇、人気の山ですね。

本日の高低図です


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八経ヶ岳

2018年05月27日 | 2018年前半の山歩

2018年5月26日(土)

大峰のシロヤシオをもう一度見に行きたく近畿最高峰で日本百名山である八経ヶ岳1,914.9m)に登って来た。朝早く国道169号線を北上し上北山村から国道309号線を行者還トンネル西口まで行きトンネル出口そばの登山口から往復登山を楽しんできた。

 

総歩行距離:  9.9Km

総所要時間:  7時間23分  (内頂上2分 弥山小屋食事休憩46分 含む)

累計高低差:  ±1,100m

 

登山口からすぐの所、新緑が眩しい

一か所だけ谷を渡ります、木製三角橋が架けられています

今の時期大峰の新緑は素晴らしいです

大峰奥駈道に合流するまでは相当急な登りが続きます

シャクナゲは開花時期がすでに過ぎ花弁が落ちている木が殆どでしたが数輪綺麗に咲いていました

奥駈出合手前からシロヤシオが咲き誇っていました

シロヤシオのトンネルです

落花もなく蕾もない満開状態です

青空でしたらもう一つさえたでしょうね

素晴らし~い

今日は大勢の登山者が登って来ていました

一枚一緒に撮ってもらいました

八経弥山ビュ-ポイントです。空は曇っています

シロヤシオも素晴らしいが、新緑も最高に素晴らしいです

この辺もバイケイソウが段々増えてきているように思います、もう花芽を少し出していました。

この木製階段を上がればもう直ぐ弥山小屋です

大普賢岳が見えています

弥山小屋近くで見つけた花です

弥山から八経へのコルの所のカエデの新緑です、ここで相当後ろの方から「カモシカさ~ん」と数回呼ぶ声、ヤマレコでお付き合いしていますDCTさんです、今回は大峰の山でDCTさんと4回目の遭遇です。その後一緒に頂上まで行き弥山に戻って休憩までお付き合いして頂きました。ザックの後ろに付けているひこにゃんは2年前にDCTさんから頂いたものです

サンカヨウが綺麗な花を咲かしていました

オオヤマレンゲはまだ固い蕾状態です

頂上から弥山とその奥右手大普賢、その左手山上ヶ岳ですかね

頂上で記念撮影、DCTさんは後ろ向きで~す、恥ずかしがり屋の様です。

頂上でDCTさんとお話をしている時上がって来た青年(SHI9056)はDCTさんのお知り合いで、しかも僕の記事も読んでくれており「sskamosikaさんですね」と・・・・、有難う御座います。その後弥山で一緒に昼食休憩しました。4人で記念撮影です。写真はshi9056山提供。

帰りは僕たちは亀足の為弥山でお別れしDCTさんと先に帰って行かれました。SHI9056さんの後ろ姿です。三人ともひこにゃん付けています。


シロヤシオのトンネルを通って帰る♀カモシカ

DCTさん、SHI9056さん楽しいひと時を近畿最高峰で過ごすことが出来ました有難う御座いました。

 

今日の高低図

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竜ヶ岳

2018年05月21日 | 2018年前半の山歩

2018年5月20日(日)

笹原に放牧中の「白い羊の群れ」を見たく鈴鹿山系の竜ヶ岳1099.3m)に登って来ました。

三重県いなべ市から国道421号線の石榑トンネルを抜け滋賀県東近江市側出口直ぐから廃道になった旧国道の細い道をくねくねと登り詰め石榑峠(いしぐれ)から登ることにした。

 

総歩行距離:  6.3Km

総所要時間:  4時間09分  (内休憩等 33分)

累計高低差:  ±650m

 

前日高速道路のSAで車中泊をしました、夜は相当な強風で車が揺れ、何回か目を覚ましました。この強風でシロヤシオの花も飛んでしまったのではと心配しました。宇賀渓の所を通った時は駐車場は満杯で、僕らが登る石榑峠の駐車場は満杯ではと心配しながら車を進めました。早朝にもかかわらず駐車場手前の路肩に沢山の車が駐車していました、何とか空いた所に駐車し石榑峠まで300m程歩きました。峠には大きなコンクリ-トブロックが置かれ大きな車が通れないようにしていました、写真向こう側が三重県です。

峠のここが登山口です、滋賀県東近江市側に登山口があります

稜線に出るまでは相当な急登です

花崗岩の岩肌がむき出した道です

ドウダンツツジの種類ですかね

頂上までの中間地点にある「重ね岩」です

シロヤシオ(五葉ツツジ)が見えて来ました、大分散っていますね。

稜線に出ました、風も強くガスが流れています

今一の天気ですが頂上目指して・・・

頂上に近づくと段々青空が広がって来ました

風も強いから頂上は通過して、今日の目的放牧された羊の群れを見に行きましたが・・・・・・、ここ二日間の強風と雨で、羊が白くなく薄緑色に・・・・

振り返って頂上方向です、シロヤシオも近くで見るとまだまだ花が付いていますが緑の葉っぱが勝っています

シロヤシオをアップで

青空に映えるシロヤシオ

宇賀渓からの登山道を少し進み折り返して帰ることにしました、宇賀渓からは沢山の登山者が次から次と上がって来ました、頂上に向かう登山者の列です。

治田峠への分岐点近くで早いですが昼食休憩しました、頂上への登り返しの途中振り返って薄緑の羊たちを・・・・

頂上は凄い人で一杯です

記念に

帰り道次から次と石榑峠から登って来る登山者と行き交うのに停滞が発生しました

帰り道国道306号線から見た今日登った竜ヶ岳と隣の藤原岳です

動画です

今日の高低図

 

 

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行者還岳

2018年05月13日 | 2018年前半の山歩

2018年5月12日(土)

先々週に登った行者還岳1548.5m)にシロヤシオ(五葉ツツジ)、ヤマシャクヤク(山芍薬)、シャクナゲ(石楠花)、クサタチバナの開花状態を見に行ってきました。残念ながらシロヤシオはまだまだでした。

国道169号線奈良県上北山村から国道309号線を西進し9Km走った所にある国道標識の90番から清明尾根を登り奥駈道を歩いて行者還岳に登ってきた。

 

総歩行距離:  7.5Km

総所要時間:  5時間04分 (食事休憩等 28分)

累計高低差:  ±812m

 

何時もの90番表示の所に路駐、今日は土曜日ですでに3台駐車中、準備中もう一台が来ました

少し登った所、新緑は最高の薄緑色で清々しいです

4種類の樹木が合体した巨木です、ここまで来るとタイタン広場がある清明尾根がすぐそこです

タイタン広場から100m程行った所から100mにわたってシロヤシオが開花していました

殆ど傷んだ花弁が見えません、今が満開です。

綺麗ですね

写真撮りまくりでした

シロヤシオを楽しんだ後、清明尾根を登り切り、大峯奥駆道に出会いました、大峰ブル-ですね

悲しいかな尾根筋のシロヤシオは花芽が少し膨らんで来た所です。先ほど咲いていた所は標高1200~1300mですがこの辺は標高1400m台です。

八経ヶ岳、弥山が雄大な姿を見せています

右手にはこれから登る行者還岳や大普賢岳がくっきりと見えます、カエデの新緑と芽吹きだしたブナの新緑がまぶしいです

新緑は最高です

ヤマシャクヤクは満開状態です、花弁の散ったのは1つだけ見ましたが蕾はたくさん見ました

一輪だけ花弁の散った株を見つけました。つぼみの状態を取り忘れました。

ここでも撮影しまくり状態でした

同じ所に群生しているクサタチバナは固い蕾状態です

数株のクサタチバナは白い蕾を見せていました

凄いバイケイソウの群生

バイケイソウの海の中を歩きます

見上げれば青空にカエデの新緑が・・・・

行者還岳直下の立派な避難小屋です、行者還岳のこちら側は岩の崖で登れません、右側に巻いて登ります。

岩壁に囲まれた急な谷状の所に長い幾つもの木製梯子が設置されています

両手両足で登ります

頂上直下のシロヤシオです、花芽と新芽の区別が判る程度です、あと一週間では開花は無理でしょうかね。

今回のもう一つの楽しみはシャクナゲです

素晴らしく咲いていました

咲いてしまって萎みかけた花弁はありませんでした

蕾も沢山あり

綺麗です

頂上でシャクナゲの撮影に夢中になっていると、先ほどから大普賢周辺を飛んでいたヘリコプタ-が頭上に飛来、奈良県警のヘリでスピ-カ-で登山の安全と早めの下山を訴えて次の八経ヶ岳方面に飛んでいきました。

記念に、足元の石の上にカメラをおいて撮影しました

帰りにもう一度シャクナゲを・・・・
先ほどの避難小屋で昼食休憩をして来た道を帰りました

高低図

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玉置山

2018年05月07日 | 2018年前半の山歩

2018年5月6日(日)

大峰山系の最南端で標高1076.4mの山玉置山に奈良県十津川村の折立から登って来ました

今回は若い時からいろんな山に登り今紀伊半島の山々をライフワ-クとして熊野古道や山々の崇敬の写真を撮り続け「和歌山の本」や数々の本を世に出している児嶋弘孝さんと児嶋さんの地図読み教室の4人とFB友のMFとで楽しい山歩きをしてきました。

 

総歩行距離:   14.6Km

総所要時間:  7時間17分 (内お昼食事休憩 32分含む)

累計高低差:  +1069m -1152m

 
国道168号線十津川村折立の折立橋北詰から玉置神社への急な車道を1.2Km登った所にある八大龍王神社前の広場に駐車し、橋を渡って400m程の所にある登山口から出発です
 
綺麗に管理された杉桧の植林地の急登を登っていきます
 
急な所は黙々と登ります
 
途中何カ所か機械で作られた道幅の広い作業道を横切りますが概ね綺麗な登山道です
 
玉置神社の駐車場です、殆ど皆さんは車でここまで上がって来ています、一番下から歩いて上がって来る人は僕たちだけの様ですね。
 
少し休憩して玉置山山頂に向かいます、綺麗なツツジです
 
新緑が綺麗
 
咲きほこった石楠花が迎えてくれました
 
蕾も少しありました
 
登頂記念にMFさんに撮って頂きました
 
殆ど満開状態です
 
 
頂上から急な道を玉置神社まで降りてきました。玉置神社は熊野本宮大社の1番から始まり10番目の靡にあたり大峰奥駈道の極めて重要な聖地として世界遺産になっています。
 
玉置神社は一般に杉の大木が有名です、夫婦杉です
 
神代杉です、樹齢3000年、幹回り8.3m
 
玉置神社最大の大杉です、樹齢1000年、幹回り8.7m
 
玉置神社を後にし下山します、杉の大木林と石楠花の中を歩きます
 
新緑とツツジ
 
途中の見晴らし台からは大峰の山々が見られました、左から地蔵岳と笠捨山
 
玉置神社の駐車場から3.5Kmほどアスファルト舗装の林道(県道かも)を21世紀の森方向に進み、そこから舗装道を離れ急な土道の作業道に入ります。
 
本来の登山道が作業道設置の為ほとんどわかりません。2か所ほど登山道が見えましたが・・・・・。登山道があったと思われる尾根はこの様な九十九折の作業道が作られ、まっすぐ歩けず道を歩くことになりました。
 
直ぐい急な作業道も含め3.3Kmほど歩くことになり、皆さん段々無口になって来ました
 
やっと昔の登山道に合流しました、もうこの折立から玉置山への登山は楽しい歩きは出来そうにはありません
 
折立の集落への急な坂道を下る皆さん
 
案内して下さった児嶋さん有難う御座いました。またよろしくお願いいたします。
 
今日の高低図
 
 
 
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行者還岳

2018年04月29日 | 2018年前半の山歩

2018年4月28日(土)

シロヤシオ等の花の状態を見たく大峰行者還岳1,548.5m)に登って来た

国道169号線奈良県上北山村から国道309号線を西進し9Km走った所にある国道標識の90番から清明尾根を登り奥駈道を行者還岳へと歩いた。

 

総歩行距離:   7.1Km

総所要時間:   5時間29分  (内避難小屋広場で昼食等休憩42分含む)

累計高低差:   ±782m

 

国道標識の90番の所にある、のり面に設置された長い鉄階段を登ります

登り始めすぐの1100m辺ではブナも新緑です

しかし新緑がまだまだの状態です

清明ノ尾に乗りました、北方面に大普賢の雄姿が飛び込んできました

清明ノ尾のシロヤシオの花芽は少し動いています、標高1300m辺です。

清明ノ尾のシロヤシオの新芽は少し出ていてゴヨウツツジの名の通り5枚の若葉が出ようとしています

大峰奥駈道に出ました、前方に八経ヶ岳がド~ンと迫ります

右手には大普賢岳の4兄弟がそろい踏みです

奥駈道のシロヤシオの新芽です、まだまだですね。

冬の感じが残っている奥駆道を進みます

ヤマシャクヤクは蕾が固い状態ですが、沢山の蕾があり期待出来そうです

クサタチバナも沢山新芽を出していました

ヤマシャクヤクもトリカブトもバイケイソウに段々おされています

東の方には大台ケ原が見えます、手前はトリカブトの群生地です

トリカブトの群落です。花は夏から秋にかけて綺麗な薄紫色の花を咲かせます。バイケイソウと同じく毒がありますから鹿は食べません

バイケイソウの群落を行くカモシカ

行者還岳直下です、避難小屋が建てられています、こちら側は岩の絶壁状態ですから右手に大きく巻いて登ります

本日唯一の危険個所、足を滑らすと数十メ-トル滑落です

綺麗なツツジです、アケボノツツジかなぁ。 

急な岩の谷間に設置された木製梯子を登ります

落石を起こさないよう注意して登ります

行者還岳直下のシロヤシオはやっと芽が動き始めた所です

頂上直下です

頂上のシャクナゲはまだ蕾でした

蕾は多くあり今年も期待できそうです、何時頃開花は僕には判りません。

頂上からの八経ヶ岳弥山方向です

記念に登って来た方に撮って頂きました

この花何と言う花かなぁ

避難小屋まで降りて来て、行者還岳を見ながら昼食休憩です

休憩地から少し南下した所から東側をみる、向こうは大台ケ原、手前の谷はすでに新緑満開です。

この鉄階段を降りると駐車地です

国道309号線なめご谷の稜線の広葉樹林と杉の植林地の縞模様。桜の時期、新緑の時期、紅葉の時期にはカメラマンがいっぱいです。

本日の高低図


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伯母子岳

2018年04月22日 | 2018年前半の山歩

2018年4月21日(土)

今日は奈良県野迫川村の伯母子岳1344m)に登って来た。この山へは8回目の登山である。

高野龍神スカイライン道の駅護摩壇から700mほど高野山方向に進んだ所から十津川村風屋ダムに通じる舗装はされているがガ-ドレ-ルが所々設置されていない林道奥千丈線を7kmほど東進すると登山口である。

 

総歩行距離:   11.13Km

総所要時間:   5時間30分 (内頂上で昼食とマッタリで1時間17分)

累計高低差:   ±710m

 

ここが登山口です、向こうに3~4台、写真手前に2~3台駐車可能です。

高野龍神スカイラインの標高1000~1100m辺までは木々も薄緑色の新緑に輝いていたが、登山口辺の標高1200mを越してくると新緑は無く木々は芽が少し動きかけた所です。

途中こんな綺麗な黄色い花を咲かせた木を見かけました、FB友のNさんに教えて頂きました、アブラチャンと言う木の花です。

相当大きな木です、新芽は少し出かけた所です。

口千丈山1330.8m)です

ミツバツツジも所々で咲いていました。

今日はまだ4月と言うのに暖かいと言うより暑い山歩きです。

一株だけショウジョウバカマを見つけました

このコ-スの中間地点となる牛首山に来ました

ツツジです

ル-トは歩きやすい広い道ですが何カ所か倒木が道を塞いでいました

やっと今日の目的地伯母子岳が見えて来ました

このル-トは小さなアップダウンが沢山あります

カモシカも撮ってもらいました

南側の山々が見れます。奥深い紀伊南部の山々が重なり合っています

ここから広い登山道を離れ伯母子岳頂上への急な斜面を登ります

頂上が近づいて来ました

登山道の脇には沢山色んな種類ののスミレが咲いていました。

雲一つない青空で東北東方面には大峰の山々が向うにうっすらと、目視では釈迦ヶ岳や八経ヶ岳が確認できます。

西方面には和歌山県最高峰龍神岳や今朝から歩いてきた稜線が一望できます

頂上には僕たちと同じコ-スを登って来た方や熊野古道小辺路を歩いてきた千葉県の方や単独のフランス人の男性が次々と上がって来て楽しい会話が弾みました、昼食を取ったり会話で一時間以上休憩しました。

登山道の多くはこんな落ち葉に覆われた道で足裏にやさしい歩きとなりました

今日の高低図

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大倉畑山

2018年04月09日 | 2018年前半の山歩

2018年4月8日(日)

 今回は新宮市熊野川町にある大倉畑山774.5m)に辞職峠と言う変わった名前の峠を通ってFB友のMFちゃんと妻と3人で登った。

国道168号線日足から県道44号線を小口を通って13.5Km登り詰めると鎌塚の集落の手前に赤木川に架かるつり橋が見えてくる、この橋が本日の登山口である。

辞職峠は今の様に車道がない時代この地域の中心地小口地区から奥の鎌塚や一つ山を越えた畝畑地区を結ぶ生活道でした。昔畝畑の小学校に赴任を命じられた女教員が何日かかけ小口の宿に着き、いよいよこの山道を歩いて山一つ越えた畝畑に向かう途中、あまりにもの遠さに、ついにこの峠で辞職を決意したことから「辞職峠」と呼ばれているとのことです。

 

総歩行距離:   9.1Km

総所要時間:   6時間28分  (含む昼食休憩 38分)

累計高低差:   ±828m

 

県道44号線傍に吊り橋がある、思っていたより立派です、ワイヤ-の錆も少なく安心して渡れそうです。

ほとんど使われていない橋で橋と共に川に落ちるのは嫌ですから、一人ずつ慎重にわたりました。足元はアルミ製の薄い網ですから、高所恐怖症の方は上を向いて渡ろう。

橋を渡ってすぐ右手に進み、杉林の中を登っていきます

この道は鎌塚周辺の集落と一つ川筋が違う畝畑集落や川下の小口をつなぐ昔の生活道です。昔のまま残っている所は道もそこそこ広く整備されています

登山口から900mほど登った所で地形図からも昔大きく崩壊したであろうと思われる場所で、登山道が無くなっています。僅かなふみ跡を頼りに進んだ。

 

振り返ってみると上下に植林した木が枯れて立っています。昔の崩壊の続きで数年前ごろ完全な崩落ではなく表層がずれたのかなぁ。

ここから200m程で小口からの古道と合流します。

ここからは急峻な山の山腹を辞職峠まで巻いて進む穏やかな登り基調の水平道となる。

この区間の水平道は7~8箇所の尾根筋と谷筋が交互に来る、谷筋の古道は殆ど流されてしまっているか、土石が積もって歩きにくいです。

これから山頂にかけて沢山のミツバツツジが点在して目を楽しませてくれます。

道があまり歩かれていないので上から落ちて来た土石が積もり、道が斜めになっており歩きにくい、相当昔に設置された虎ロ-プが何ヶ所かに設置されていた。

さすが昔の生活道です、石積みされた所が何ヶ所かありました。

この道も路面が斜面に向かって斜めになっており歩きにくくて疲れます。

なかなかいい景色です

見えて来ました辞職峠です。

大倉畑山方面から見た辞職峠です。

峠までは山の南側を歩いていたので気持ち良い歩きが出来ましたが、峠に出た途端北からの冷たい寒風が吹き付け、寒くてたまりません。ヒカゲツツジが一本咲いていました。

峠から山頂まで650m標高差100mの急登で両側は鋭く切れ落ちています。寒さに耐え黙々登ります。

♀カモシカも頑張っています。

山頂です、MFさん有難う。山頂は木々が茂り周りの山々が見えにくいです。

山頂で昼食です、40分ほど休憩して来た道を帰ります。帰り道ミツバツツジが太陽のスポットライトでいっそう綺麗に輝いていました。

イワマツが群生していました。正式名はイワヒバと言いシダ植物の一つです。

やっと帰って来ました。お疲れ様でした。

本日の高低図

コメント (10)
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