カモシカ

退職後主に夫婦で野山を歩いた記録です

龍神岳

2017年12月23日 | 2017年後半の山歩

2017年12月22日(金)

 和歌山県の標高1000m級の山々に囲まれた中で県最高峰である龍神岳(1,382m)へ雪を楽しみに登って来ました。

積雪の高野龍神スカイライン走り護摩壇駐車場(1,275m)から登ります。

100m程登ると護摩壇山(1,372m)です、続いて龍神岳、耳取山(1,363m)へ登って同じ道を通って帰りました。

早朝暗い内に家を出る時の「山の天気予報」では、晴れ、風は3m、気温-1~-2℃とのこと。雪と樹氷を期待してきたが・・・・

護摩壇駐車場で気温2℃、山頂方面の木々には白い物なし・・・・・・

快晴で風もなく積雪だけはあるので雪を楽しみに登ることにした。

 

総歩行距離:   3.9Km

総所要時間:   3時間39分 (内休憩 47分)

累計高低差:   ±270m

消費カロリ-:  926Kcal

 

護摩壇駐車場駐車場は綺麗に除雪されていた、レストハウスの横から登ります。ここはもうすでに1,275m、100m登れば頂上。

すぐに右手の方に歩きます

500mほど坂道を登れば護摩壇山頂上です、朝日が眩しい

護摩壇山1,372m)頂上には護摩供養の護摩木を積み上げたかたちのモニュメントがあります

期待していた樹氷は皆無でしたが、ここだけ有りました。

護摩壇山からの積雪は2~30㎝位の締まった雪ですが時たま柔らかく深い所では40㎝ぐらい踏み込んで大変でした

もう立派な雪庇が造られつつあります。誰も歩いていない所を行くのは気持ちいいです、ちょくちょく落とし穴があるので気を使います。

ジジババでこんな遊びもしました

龍神岳(1,382m)頂上です、向こうの矢印の山は今日の最終予定の耳取山(1,363m)です

護摩壇山から耳取山への下りが一番積雪が多かったです

耳取山頂上です、護摩壇山や龍神岳と違って眺望は無し

帰りは自分の足跡を辿りますから少し楽ですね

龍神岳です、ここで40分ほど食事とコ-ヒ-タイム、青空で風もなくマッタリして過ごしました

東北東方向には大峰の山々が白く輝いていました

今日の高低図

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釈迦ヶ岳

2017年12月04日 | 2017年後半の山歩

2017年12月3日(日)

奈良県十津川村と下北山村の境界にある大峰山系の山の一つである釈迦ヶ岳1800m)に旭ダムから不動小屋林道を11Kmほど上り詰めた太尾登山口からピストン登山を楽しんできた。この林道はここ10年ほどの間に危険な所にはガ-ドレ-ルを設置し落石防止金網を設置し全ての路面を舗装し相当走りやすくなったが、まだまだ気の抜けない道である。

天気予報では晴れで大陸からの寒気が南下とのことで樹氷の釈迦ヶ岳を期待して行ったが・・・・・・・・

 

総歩行距離:  8.69Km

総所要時間:  5時間31分 (内頂上休憩 1時間5分)

累計高低差:  ±692m

消費カロリ-:  1,731Kcal

 

太尾の駐車地に着き山頂近くの山を見ると白くない・・・・、樹氷の期待は諦めてゆっくり登ることにした。

快晴でほとんど風もない天気だ

今日は♀カモシカがカメラマンです、僕は歩きながら動画を撮ったりアマチュア無線を楽しみながらの山歩きです

右が釈迦ヶ岳頂上で、左の少し雲がかかっているのが近畿最高峰八経ヶ岳です

頂上の三角点と錫杖

右手から仏生嶽、八経ヶ岳、手前が七面山

青空の釈迦如来像も良いですね

 

カメラを木にセットして自撮りです

日陰には昨日までの樹氷の塊が落ちていました

本日の高低図

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八郎山

2017年11月25日 | 2017年後半の山歩

2017年11月25日(土)

この所2~3日に一回ぐらいのペ-スで一回7Kmほどのウォ-キングはしていますが、10月8日の八経ヶ岳登山以来山には行ってなかったので、久しぶりに友人のMさんと三人で一番近い低山八郎山249.8m)に登って来ました。

 

総歩行距離:   5.22Km

総所要時間:   3時間20分 (内昼食休憩 55分)

累計高低差:   ±413m

 

国道42号線から佐部方向に入り上田原の「古座町上田原生活改善センタ-」の駐車場に止めさせてもらい、そこから20m程行ったところの橋を渡ってすぐ右折、200m程小さ谷川沿いのアスハルト道を進むと登山口です。人家の横から登ります、丸印の石柱に注意。

シダウマベ樫等の照葉樹の中を進みます、時たま紅葉が・・・・

初冬ですが緑のトンネルです

途中これから登る八郎山が見えて来ました。

気持ちいいトレイルです

八郎峠を過ぎてから少し急な登りがあります

頂上には近くの中学3年生の生徒がグル-プで上がって来ていました。若い子が居ると明るくていいですね。

僕たちも横で昼食休憩

頂上から南方面には串本大島が

北方向には那智の山々が

記念に

此処を注意して降れば後は歩きやすい道です

久しぶりの山歩きでしたが楽しく歩けました。Mさん有難う御座いました、次は嶽ノ森に行きましょう。

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八経ヶ岳

2017年10月09日 | 2017年後半の山歩

2017年10月8日(日)

大峰の紅葉黄葉を見に近畿最高峰日本百名山である八経ヶ岳1914.6m)に登って来た。

八経ヶ岳に登るのは今回で30回目となる記念の山行きでお二人のブログ友と逢うことが出来た忘れられない山登りとなりました。

 

総歩行距離:  9.9Km

総所要時間:  7時間40分 (頂上休憩 60分)

累計高低差:  ±1166m

消費カロリ-:  2194Kcal

 

行者還岳トンネル西口の登山口から少し歩くとこの三角橋があらわれます

この橋から約1時間、奥駈道に出会うまでは急登の道となる

こんな所もあります

大峰奥駈道に出ました

紅葉が相当進んできました

青空です。何時もの大峰の紅葉黄葉です、ブナ特にカエデの葉の縁が茶色く枯れておりアップには耐えられませんね。

八経ヶ岳頂上が見える撮影ポイントです、ガスで真っ白で見えません

黄葉も良い物ですね

やっと木製階段の所に来ました

階段の上にはカエデの落ち葉が

この木の紅葉が本日一番だったと思います

登山口から急登を登り奥駆道に入った付近で携帯しているアマチュア無線にPOTさんの八経ヶ岳で交信しているお声が・・・

弥山小屋での休憩はキャンセルして八経ヶ岳頂上に向かいました。弥山と八経のコルはガスガスです

しかし此処で思わぬ出逢いが、ブログ友のnikkor14dさんに・・・・、今回で4回目の山中出合です。少しお話をしました。

オオヤマレンゲの実は殆ど真黒くなっていましたが一部赤いのもありましたよ、あの花の綺麗なオオヤマレンゲには似合わない実ですね。

八経ヶ岳山頂です、無線交信をされているJP3OSWさんです。龍門組のPOTさんです、一時間ほど食事をしたりお話をして過ごしました。山々を駆けるように飛び回って無線を楽しんでいる方でブログで記事を読ましてもらって感心していましたが、今回逢うことが出来てよかったです。装備も見せて頂きました。

三連休の中日、頂上は何時もに増して多くのトレッカ-でにぎわっていました。

記念に

頂上で1時間ほどまったりして帰りました、弥山小屋です。ガスになったりガスが晴れて青空になったりの一日でした。

弥山小屋近くの弥山頂上には天河神社の奥宮が祭られています

今日の高低図

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大台ケ原

2017年10月02日 | 2017年後半の山歩

2017年10月1日(日)

来週から雨模様となりそうなので少し山歩きを楽しもうと、大台ケ原を散策に行って来ました。

久しぶりに東大台の周遊コ-スを歩くことにした、何年ぶりかなぁ。

大台ケ原ビジタ-センタ-前の駐車場に車を留め日本百名山になっている日出ヶ岳1695.1m)に登り大蛇嵓を見てシオカラ谷を廻って来ました。

 

総歩行距離:   8.40Km

総所要時間:   3時間55分

累計高低差:   ±529m

消費カロリ-:  1262Kcal

 

駐車場からこんな平坦な遊歩道を1.2~3Kmを散策します  

周りは大木と笹原の自然林です、早朝のさわやかな空気を目いっぱい吸い込んで歩きました。

ゆっくり歩いて45分、早く歩けば30分で百名山日出ヶ岳です

先ず大きな展望台の向こうの三角点で記念撮影(展望台1階の椅子にカメラを置いて自動撮影)

頂上からの展望は最高です。動画で見て下さい

 

正木ヶ原に向かう立派な木製階段の所にナナカマドが少し色付いていました

もう少し経てば(何時頃かわかりません)このシロヤシオ(五葉ツツジ)の紅葉が見られるでしょう

さすが雨の多いい大台ヶ原、天候も急変します。先ほどまで青空が見えていたのに、南方向から雲が沸きガスが出てきました。

雨の大台も雰囲気としては良い物ですが、降らないでくれと思いながらシオカラ谷に向かいます

十数年前には有った立枯木(白骨木とも言う)(伊勢湾台風で木々が枯れました)は殆ど倒れ下の笹原に隠れ、風景が変わりました。

13年前の写真です。今より13若い♀カモシカです。

牛石ヶ原に来ました、牛が草原に寝ているような大きな石があったのですが笹に隠れたのかなぁ・・・・・

大蛇嵓の北側の百数十mの垂直の岸壁を数名のクライマ-が登っていました。大蛇嵓から帰るころには一人のクライマ-は上まで登り切っていました。心で「落ちんなよ~」と思いながら帰って来ました。

大蛇嵓です。眼下の谷、東の川は坂本ダムを通って池原ダム、和歌山北山村を流れて我和歌山の新宮に流れ太平洋に注ぎます。

雄大な大蛇嵓や前の竜口尾根を楽しみ帰ることにしました。

シオカラ谷に架かっているつり橋から真っ赤な実を付けたナナカマドが見られました。葉っぱが赤くなるのはもう少し後ですね。

谷を渡ってから駐車場まではいつ歩いてもきつく感じます。

駐車場は一面霧となっていました。

今日の高低図

 

 

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薬師岳

2017年09月27日 | 2017年後半の山歩

 

2017年9月24~25日(日~月)

23日朝自宅を出発し名古屋から東海北陸自動車道を通って富山手前の砺波JCTで北陸自動車道を北進して流杉PAで車中泊とした。

翌日立山インタ-チェンジで高速を降り亀谷まで行き有峰林道の通行時間(6時から)迄小一時間待って折立登山口の駐車地まで行った。

「町から見ても、登ってみてもでかい山」百名山で、かの有名な深田久弥も「百足のわらじを履いても登り切れないほどの大きい山」と書いています

薬師岳(やくしだけ)(2,926m)は剱岳・立山と並ぶ飛騨山脈(北アルプス)立山連峰の主要峰である。山域は中部山岳国立公園に指定されている。

 

 

総歩行距離   21.36Km

総歩行時間:  15時間21分

累計高低差:  ±1,828m

消費カロリ-:  5,254Kcal

今回自宅から登山口までの往復走行距離は1,140Kmで歩いた距離21Kmほどです。かかった時間は車16時間ほどで山歩きは15時間ほどでした。

天気の良い土日の為駐車場は日帰り登山や小屋泊りテント泊の登山者の車で満車状態です。何とか道横に止められました。

登山口はこの道を奥に少し進んだ所です

はじめの内は歩行や雨水で掘れこんだ歩きにくい急登道です

木の根っ子や段差の大きい所を登っていくが、所々大きなブナ等があって楽しく歩ける所もあります。

この長く続く石ころの坂道は疲れました

この岩の斜面は滑ることなく登れました

急登も一先ず終わって木道地帯です

草紅葉の向こうは有峰湖とその向こう富山市市街です。

少しガスって来ましたが・・・・

右手に薬師岳の雄大な山容が見えてきました。遠いいなぁ。

写真中央の白く見える道は木道です

大分草紅葉が進んで来ています、所々にあるナナカマドも紅葉が始まっていますね。

太郎平小屋が見えてきました。ここまで4時間少しかかりました、あぁシンド。

小屋に到着。お昼はニンニク入りラ-メン、♀カモシカはうどんを頂きました。

お腹も一杯になり太郎平山荘を出発して向こうの薬師岳山荘に向かいます。ここから見ると近そうですが、一旦大きく降って、赤矢印の沢を150mほど大きな岩の岩塊斜面を登ることになりました。

上の写真の赤矢印手前の薬師峠まで降ってこれから急登となる手前で赤く色づいたナナカマドに会ってほっと一息をつきました

100mから150mほどこんな大きな岩の岩塊斜面を登ります

これは凄い

やっと大きな岩魂も終わりです。♀カモシカもお疲れの模様です

薬師平に来ました、斜面は草紅葉とチングルマの赤い葉っぱと、向こうには槍ヶ岳。

チングルマの実が一部まだ飛ばずに残っていました

薬師平から標高で100m程登る斜面は疲れが最高で・・・・

 

赤矢印のダレた坂道を登り詰めれば小屋です

やっと薬師岳山荘です。今晩お世話になります。

小屋での夕食です。窓から薬師岳(写真は手前のピ-ク、左手ガラスが曇った所に薬師岳)を見ながらビ-ルと食事は最高です。

夕方空が夕焼けに、中央に槍ヶ岳と左手鷲羽岳岳(?)が

翌朝5時に朝食を頂き、頂上に向かいます。中央は石作りの避難小屋があるピ-クで写真左端が薬師岳です

お天気は最高です、もうすぐ日の出の時刻ですね。小屋泊りの何人かは食事を後回しにしてヘッデンを付けて登りました。

振り返れば赤丸が山荘、有峰湖には雲海が、富山市街と富山湾には雲海とガス。

登って来る人と早朝から登って降る人達です

石積みの避難小屋です

赤丸の所が頂上です

もう少しです

記念に

北北東方向です、手前北薬師岳(2900m)と金作カ-ル、向こうは立山連峰の山々です。

南南東方向です、雄大な中央カ-ルとその向こう左から水晶岳、黒部五郎岳、その一番奥は槍ヶ岳、穂高連邦です。

雲の平方向

そろそろ帰ることにしました、頂上には未だ多くの登山者が楽しんでいます。

もう一度薬師岳山荘方向

帰り道槍ヶ岳とお別れです

もう一度綺麗な草紅葉を

薬師岳ともお別れです

今回の高低図

 

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大普賢岳

2017年09月04日 | 2017年後半の山歩

2017年9月3日(日)

 台風15号の北上と共に朝夕が少し涼しくなってきたが、昼間はまだ暑さが厳しいので、少し高い所に秋の涼風を浴びに大峰の大普賢岳1780m)に行って来ました。奈良県上北山村の国道169号線を北上し新伯母峯トンネル手前から急な林道を旧和佐又スキ-場まで上がり、和佐又ヒュッテから大普賢岳を往復してきた。和佐又コルから概ね尾根を1Kmほど登り大普賢から伯母峯に続く稜線直下の巨大な岩がせり出した窟(修験道の行場跡)を通って尾根に出る当たりからは鉄階段が数知れず設置され、鎖もそこここに設置された登山道を登っていきます。切り立った崖や細尾根の連続でもし草木が無ければ北アルプスの岩峰をほうふつされる岩場です。

 

総歩行距離:  7.6Km

総所要時間:  4時間57分  (含む頂上休憩 45分)

累積高低差:  ±1030m

消費カロリ-:  1381Kcal

 

和佐又コル辺から1Km程の間、登山道の両脇にはブナやナラやヒメシャラの大木が見られます

関西百名山と言うことで多くの登山者が登る為木々の根が浮き出しています

指弾の窟、この朝日の窟、笙の窟、鷲の窟と続きます

鷲の窟です

さぁ ここからは鉄階段の連続です

大木の生きた根っ子が頼りです。ヨッコイショ。

奈良吉野から和歌山本宮までの大峯奥駆道に合流です

合流地点から100m程で頂上です

頂上の天気は快晴とはいかず曇っていました。周りの山々も同定は出来るがガスに霞んでいます

稲村ヶ岳、山上ヶ岳方面

八経ヶ岳方面、八経ヶ岳は頂上付近は雲に隠れていました

小一時間山頂で秋の様なからっとした涼しい空気の中マッタリして、来た道を帰りました

今日の高低図

 

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鹿島槍ヶ岳

2017年08月30日 | 2017年後半の山歩

2017年8月27~28日(日~月)

ここの所北アルプスの方はあまりいい天気が無かったがこの3日ほどはいい天気が続くようなので行って来た。

金曜日は一日延々と高速道路を走り、諏訪湖の畔にある諏訪PAで車中泊です。ここのPAには温泉入浴施設がありお気に入りです。

2日目は早朝扇沢まで移動し、駐車地より800mほど降った所の爺ヶ岳登山口から柏原新道を登り、種池山荘を通り一旦爺ヶ岳南峰に登り鹿島槍ヶ岳ふもとの冷池山荘に一泊します。

3日目はザックを冷池山荘に預け往復3時間40分かけて鹿島槍ヶ岳2889.2m)を往復し、冷池山荘に預けていたザックを背負い扇沢まで降りました。

 

総歩行距離:    24.5Km

総所要時間:    17時間54分  (山小屋泊まり時間は入れず)

累積高低差:    2644m

消費カロリ-:    6220Kcal

 

爺ヶ岳登山口のポストに登山届を投函して登り始めました

種池山荘までの登山道は整備はされてはいるが、急登と石ころ道が続きます。(一部水平道あり)

石畳みの道です

登山口から標高で400mほど上がった所から扇沢の駐車場が見れました

木が大きな所は涼しい

もう嫌になって来ました

種池山荘までここ一か所登山道が崩れて危険です、気を付けて通りました。

種池山荘が見えてきました、ホォ。日本百名山でもあり花の百名山でもある鹿島槍ヶ岳です、この辺りからいたる所にお花畑がありました。

種池山荘から真ん前には右手から針ノ木岳、中央に蓮華岳、その奥には大天井岳燕岳です。

先ず爺ヶ岳に登りますが、今回は南峰のみで中峰はパスしました。

中央オレンジ色の種池山荘が見れます。後ろの山は右端岩小屋沢岳、立山、剣岳ですね。大分ガスが上がって来ました。

爺ヶ岳南峰です

南南西方向には雲海が綺麗です。槍ヶ岳、奥穂高がはっきり見えます

ここから大きく降って登り返した所にある冷池山荘(赤丸)に泊まり、明日早朝から向こうの鹿島槍ヶ岳に往復します。

来た道を振り返ると種池山荘(赤丸)に南側からのガスが押し寄せています

剣岳や登ったことがある立山の大汝山や別山を懐かしく眺める♀カモシカ

こっちもガスが迫って来ました。ここからあの赤丸の山小屋までは降って登り返せばと思って行ったが、長い下りや小さな上り下り、水平道と長い時間の歩きとなった。

やっと冷池山荘に着きました。

翌朝5時から朝食を頂き、5時40分に出発。急登の向こうにはテント場があり、数百m進むとお花畑がありました。

南南東方向には雲海に浮かぶ右手から北岳甲斐駒ヶ岳、赤丸の富士山、左手八ヶ岳。

鹿島槍ヶ岳手前の布引山(2683m)です、ザックを担がず登ると楽ですね。

目の前にそびえる鹿島槍ヶ岳を見てテンションアップの♀カモシカ

鹿島槍ヶ岳(2889m)頂上です

少し雲が多くなってきました

肉眼では未だ八ヶ岳、富士山、北岳が見れます。写真でも穂高岳や槍ヶ岳が見れます。

来た道を振り返ると布引山、その向こうに爺ヶ岳、稜線を降って山小屋、その向こう赤沢岳針ノ木岳蓮華岳が、その向こう赤矢印左が槍穂高、赤矢印右が薬師岳でしょうかね。

真ん前には立山と剱が

北方向には五竜岳その後ろには唐松岳、白馬岳が見れました。前に五竜岳に登った時にはガスでこの鹿島槍ヶ岳が見えませんでした。

隣りの鹿島槍ヶ岳北峰です、今回はパス

今回の山は花の百名山ですが天気が良かったので風景写真を中心に撮影しましたので花はパスしました。

花が終わったチングルマと鹿島槍ヶ岳

コマクサと鹿島槍ヶ岳

後は扇沢まで来た道を帰りました。帰り道は凄く遠かったぁ。

今回の高低図

 

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八経ヶ岳

2017年08月20日 | 2017年後半の山歩

2017年8月19日(土)

  前日国道169号線上北山村の「道の駅吉野路上北」で車中泊後酷道309号線を行者還岳トンネルまで上り詰めトンネル西口登山口から日本百名山八経ヶ岳1,915.2m)にピストン登山を楽しんできました。今回が29回目の八経登山です、今年中に切り目の30回と行きたいですね。

 

総歩行距離:   9.95Km

総所要時間:   7時間46分  (内頂上での食事休憩42分を含む)

累積高低差:   ±1105m

消費カロリ-:  2,241Kcal

 

オオヤマレンゲが咲き終わった時期でお天気も今一ですが、さすが百名山です、有料駐車場(一日1,000円)は早朝からにぎわっています。

登山口から1時間ほど(今回は1時間10分近くかかりました)は歩きにくい急登が続きます

こんな登りにくい所もあります

奥駈出合近くまで登ると、足元は笹原となります

奥駆道を進むと弥山八経ヶ岳が見える所に来ます

少し青空が見えてきました、この辺はまだ蒸し暑く汗がほとばしり出ます

弥山近くになって来ると気温も低くなりさわやかな気分で歩けます

今回は弥山を素通りで八経ヶ岳に向かいました

弥山までにも何か所か苔の綺麗な所がありましたが、弥山小屋手前と弥山から八経ヶ岳への入り口、それに弥山八経のコル近くの苔は梅雨とその後の長雨により生き生きとした緑は今までに見たことが無いほど綺麗でしたよ。

大峰の苔

先月登って来た時は綺麗に咲いていたオオヤマレンゲは花は散りこのようなグロテスクな実となっていました

頂上はどんより曇って早いスピ-ドでガスが飛んでいました

仏生ヶ岳釈迦ヶ岳方面

先ほど通った弥山の避難小屋が

中央右手の頂仙岳と手前は明星ヶ岳への枯立木地帯

上記の景色を見ながら昼食休憩をし同じ来た道を引き返しました。

今回道の駅でマウンテンバイクの好青年に声を掛けられました、彼は僕らが登るトンネル西口に車をデポしバイクで前鬼まで行き、釈迦ヶ岳、仏生ヶ岳、明星ヶ岳、八経ヶ岳と周って西口まで来るとの事、残念ですが会うことが出来ませんでした。駐車場に帰ると彼の車はまだ駐車していました。

又登り始めて少し行った所で「カモシカさんですね」とお声がけがありました。ヤマレコのsukanpoさんでした。大きなテント泊装備を担いで登っていました、少しお話をして先に行かして頂きました。その後気にしていましたがお会いすることがありませんでした。彼のヤマレコのレポが楽しみです。

今回の高低図

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釈迦ヶ岳

2017年07月23日 | 2017年後半の山歩

2017年7月22日(土)

奈良県十津川村の国道168号線を谷瀬のつり橋から少し北上した所「旭口」から旭ダムを通り、

林道栗平線を登り詰めると釈迦ヶ岳1800m)への入り口太尾登山口がある。

この林道は旭ダムから距離にして約10Kmほど標高1300mの登山口まで800mの高度を登ります。

細い落石の多いいガ-ドレ-ルが設置されていない所が多いい急な坂道を登ります。

運転を誤れば谷まで真っ逆さまな道、落石を踏めばパンクと緊張した運転が求められます。

登山口で準備をしているとなんとバイクで上がってこられたDCTさんに声を掛けられビックリです。

DCTさんからは数年前に八経ヶ岳の登山道で2回ほど声を掛けられてからその後お会いする機会がなく

ヤマレコの皆さんが「ひこにゃん」を貰っているのがうらやましく思っていました。やっと贈呈式をして頂きました。

登り降りはお互いマイペ-スで歩きましたが、頂上では楽しい話をいっぱいしました。

DCTさん有難う御座いました、ひこにゃんは大事にいつまでも山歩きに連れて行きます。

 

総歩行距離:   8.7Km

総所要時間:   5時間2分 (頂上休憩 57分を含む)

累計高低差:   ±685m

消費カロリ-:  1638Kcal (スマホのヤマップより)

 

釈迦ヶ岳への尾根道に登るまでは所々きつい所があります

もうすぐP1434です、ここからは楽しい山歩きが出来ます

良い景色です、深緑が最高です

いたる所にバイケイソウの群落が・・・・、この花の匂いだけは頂けません。

こんな丘を何回か越えて進みます。標高が上がって来ると夏ですから歩くと汗が出ますがさわやかな汗ですね。

早朝道の駅十津川でお会いした「新宮山彦グル-プ」の方々が登山道にはみ出してきた笹を刈ってくれています。有難う御座います。

小さなアップダウンを繰り返しながら前に進みます。小鳥の鳴き声もセミの鳴き声もほとんどない静かな森です。

笹原の斜面の向こうに急峻な大日岳がみえます

振り返ると南方面の山々に白い夏雲が浮かんでいます

また一つ丘を越えます、

中央の釈迦ヶ岳は雲に隠れています、あそこに着くころは雲はどうなっているのかなぁ

釈迦ヶ岳に向かって歩く♀カモシカ

こんなにビッシリで深緑の笹原は圧巻ですね。♀カモシカのザックにはDCTさんから贈呈された「ひこにゃん」が・・・・

千丈平です、周りの苔も生き生きしています。

釈迦ヶ岳への最後の笹原の急登です

相変わらず頂上付近はガスです、大峰奥駈道との合流地点です

薄いガスの中に入りました、ここは相当な急登です。

頂上直下です、お釈迦様の傍には新宮山彦グル-プの方々とDCTさんが

新宮山彦グル-プの方々はこれから仏生岳の向こうの楊小ヶ宿小屋で泊まって道普請や倒れている石の標識を直したり

新しいう回路を作ったりするそうです。ご苦労様です、有難う御座います。仏生岳に向かわれる皆さんの後ろ姿です。

ガスが飛んだ一瞬七面山がはっきりと見えましたが、先週登った八経ヶ岳方面はガスで見えません

頂上で山彦グル-プの方々やDCTさんとのお話や食事で小一時間過ごし来た道を帰りました。

今日の高低図

 

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