友人のKさんを誘って♀カモシカと3人で大普賢岳(1、779.9M)、七曜岳(1、584m)に登ってきました。丁度1年ぶりの大普賢登山です。和佐又フュッテから大普賢までは後半鉄梯子の連続で、大普賢から国見岳を通って7曜岳までは大峰奥駈道を歩き、七曜岳からは水太谷に激降り無双洞を通って激登りの後和佐又フュッテに戻る約12Kmのコ-スです。途中先日の降雪が残っておりいつもより慎重に歩いたのと昼食休憩に煮込みうどん等作って食べた為、9時間近くかかりました。
こんな鉄梯子が十何箇所もあり緊張して登るKさん。足元は雪です。
大台ケ原紅葉
大台ケ原の紅葉を見に、友人のSさんと東大台トレッキングに行ってきました。標高1400mから1500m付近は綺麗な紅葉でしたが、それより高い所は残念ながら紅葉も終わり枯葉ばかりで、何とかドウザンツツジ(?)のみが紅葉を見せていました。日出ヶ岳から正木ヶ原にかけてのトウヒ林の立ち枯れはひどい光景です。
朝日をうけて燃える紅葉。頂上付近は茶色くなった枯葉がまだ木々から落ちずに残っています。
日出ヶ岳(1,694.6m)頂上の展望台です。最高の天気で360度見渡せました。
こんな立派な木製階段が設置されていますが、周りはトウヒの立ち枯れ・・・・(我輩カモシカが歩いています、Sさん撮影)
GPSによる軌跡と高低図
北アルプスの蝶ヶ岳(2,677m)より常念岳(2,857m)への縦走に長野県安曇野市の三股登山口より2泊3日で登山口で知り合ったAさんとゆっくり山旅を楽しんできました。
★一日目(10月2日):三股登山口AM6:24小雨と濃い霧の中レインウエアを着て蝶ヶ岳フュッテまで6時間50分かけてPM1:14到着。山小屋泊
★二日目(10月3日):AM6:19山小屋を出発し蝶ヶ岳頂上にピストン登山の後常念岳へ縦走を始める、PM0:33に常念岳頂上にPM2:01に常念小屋に到着、休憩も入れて7時間42分の歩行。山小屋泊
★三日目(10月4日):AM6:38山小屋出発、AM10:30一の沢登山口到着、休憩も入れて3時間51分の歩行。タクシー(料金6300円をAさんと割勘)で車を置いている三股まで戻る。
写真をクリックしますと大きくなります。
☆一日目 三股登山口から蝶ヶ岳フュッテ
やっと尾根のハイマツ帯の開けたところに出ました、もう直ぐ山小屋です。同行したAさんです。
霧の中に蝶ヶ岳フュッテが見えてきました。周りはガスと小雨の為何も見えませんでした。
☆二日目 蝶ヶ岳フュッテから蝶ヶ岳頂上に登山後常念岳に向けて縦走開始。
昨日の雨がやみ梓川にかかった雲海の向こうに北アルプス穂高連山が見えて感動しました。(5時31分撮影)(薄明かりの中長時間露光)
朝日が少し差してきました。上の写真より右側の槍ヶ岳です。先月の10日にあの槍の穂先に登った為多くの写真が無意識のうちに槍に向いています。あの鋭く尖った穂先に登ったんですよ・・・・・
昨日泊まった蝶ヶ岳フュッテと今日登る常念岳、中央は大天井岳(おてんしょんたけ)と微かに白く見える野口五郎岳。(蝶ヶ岳頂上より)
これから行く常念岳の方向もガスが出てきました。下方に見える樹林帯に大きく降り樹林帯の中を歩く内に段々と天気が落ちてきました。(朝7時30分ごろの撮影、この青空が下記の写真を撮影する9時30分には曇りとガスの状態になり、山の天気の急変には悩まされます。)
ここも一度大きく降り先の尾根を登っていきます。ガスに霞んでその先が見えません。右側は一部絶壁状態です。
上の写真の所をHさんが晴れた日に撮影した画像を借用したものです。(10月15日)高い所が常念岳頂上、ここから60mほど下って400mの登りです。右上の稜線は前常念岳への稜線。
頂上は石ころばかりです。ガスで何も見えませんでした。ここからの槍ヶ岳を楽しみにしていましたが残念。槍ヶ岳までは直線距離で7.5Kmほどです。
常念岳から降る途中で下方に今日の宿泊予定の赤い屋根の小屋が見えてきました。
☆三日目 常念岳から一の沢登山口まで
部屋の窓からは朝日に照らされた槍ヶ岳と常念岳と常念乗越の影が見えます。
今日最後の槍の見納めです。東側に降るので後は見ることが出来ません。槍も別れが悲しくて顔を隠しているように見えました・・・・・・
GPSによる歩いた軌跡。緑:1日目。紫:2日目。水色:3日目。
北アルプスのランドマ-ク槍ヶ岳(3,180m)に二泊(山小屋泊)三日で登ってきました。自宅と新穂高温泉登山口までの往復を含めると四泊(内車中泊2日)五日の山旅となりました。
★1日目:新穂高温泉登山口AM3:43出発、ヘッドランプをつけて真っ暗な林道を4.8Km1時間半歩く。 PM0:50双六小屋到着。 歩行距離14.0Km、休憩を含む所要時間9時間07分 天気:朝のうち晴天も午後2時ごろより雨
★2日目:双六小屋AM6:08出発。AM7:00縦沢岳(2,755m)到着。PM0:00槍ヶ岳山荘到着。 歩行距離6.5Km、休憩を含む所要時間5時間53分 天気:朝の内快晴も10時ごろよりガス発生、お昼から雨、槍ヶ岳山荘の夕方の気温は、7.1度。
★3日目:AM5:55槍ヶ岳山荘出発。AM6:30槍ヶ岳山頂到着。山頂より一気に標高差2,000mを激降り、PM14:48新穂高温泉登山口到着。 歩行距離15.0Km、休憩を含む所要時間8時間52分 天気:日中雨なし
☆☆☆☆写真をクリックして下さい、大きくなります☆☆☆☆
☆1日目(新穂高温泉登山口から双六小屋)
気持の良い尾根道ですがガスの為画面左側の穂高岳等は稜線が見えませんでした。
前方の谷間に今日泊まる赤い屋根の双六小屋が見えます。その向こうが予定では明日登るつもりにしていました鷲羽岳です(10日は昼ごろから天気が落ちとの予報の為、鷲羽岳登山は中止にして、槍ヶ岳山荘に向かうことになりました。)右側の高い山は、あす通過する樅沢岳(もみさわ岳)(2,755m)です。
☆2日目(双六小屋から槍ヶ岳山荘)
2日目双六小屋から樅沢(もみさわ)岳に直登です。後ろは双六岳(2,860m)です。さあ槍ヶ岳へ向けての西鎌尾根縦走の始まりです。
初めて雷鳥に遭遇しました。人間に慣れていて1mぐらいに近づいてもあまり逃げませんでした。
西鎌尾根の稜線を槍ヶ岳の方向に進みます。始めのうちは気持の良い稜線でしたが、段々と険しくなってきました。前方左側は赤岳と硫黄岳です。
東の空には真っ黒い雲が迫ってきました。下は雲海です。西の空はまだ晴れています。
少し緊張して通過した岩場です。上の方の赤い人影は、先行の女性です。
こんな所が何箇所かありました。危険な所は、チェ-ンが設置していますので安心です。
一瞬だけこれから行く槍ヶ岳の姿が見えました。まだまだ遠いいです。
ガスも段々ひどくなって来ました。これから槍の麓までは、石ころのガレ場を急登します。
雌カモシカも槍の方向を見ていますが、ガスに包まれていっこうに見えません。頂上近くは気温も低く完全装備の雌カモシカです。手が冷たくてたまりませんでした。
山荘到着時にはガスで何も見れなく槍ヶ岳山荘の写真も撮りませんでしたので・・・・・
☆3日目(槍ヶ岳山頂から新穂高温泉登山口)
3日目の朝快晴に恵まれ気持ちよく槍ヶ岳の穂先に登ることにしました。ザックは山荘にデポし防寒着をつけてGPSだけ持って行きました。
岩に描いている丸いマ-キングを 頼りに岩にかじり付いての登りです。
上方の鉄梯子を登りきれば槍の頂上につきます。此処まで来たら怖ろしくても意地でも諦めるわけには行きません。
快晴で360度見渡せます。やはり高い所は良いですね、頂上の広さは10坪ぐらいかな・・・・。少し怖ろしくて腰が伸びていません。
頂上から見た昨日泊まった槍ヶ岳山荘と谷を隔てて向こうには、昨年登った笠ヶ岳の綺麗な山容が見られます。
南方には穂高岳連邦が見えます。写真右下の鉄アングルは鉄梯子の頭で帰りは此処から先ず真っ直ぐに降ります。
念願の槍ヶ岳を登り終えた後は山荘に寄った後新穂高に向けガレ場の急な斜面を降ります。
下の方はこんな綺麗な斜面もあります。春夏の花の時期には凄いと思います。
槍ヶ岳山荘に到着した10日はガスで槍がまったく見えず、11日は良い天気でしたが山荘と槍を入れた写真を撮るのを忘れましたので参考として他の人の写真を拝借して掲載します。
梅雨期には珍しく天気の良い日が続くので何時もは雨が多く行きにくいこの時期の西大台を見に行ってきました。山歩きは当然登りがあって帰りは降りが一般的ですが(山は登山口より高い所にありますから)、ここ西大台は山の上まで自動車道が付けられていますので1,580mの駐車場から一気に1,300mの谷に下り途中1,400mの展望所に登り降りの後駐車場に登って帰ってくる約9.3Kmの山歩きです。緑の広葉樹と苔むした倒木や岩の雰囲気は素晴らしく此処でしか見られない幻想的な風景です。時間をかけてゆっくり散策してきました。これに少し霧がかかれば神秘的な味わいのある写真となったことでしょう。
展望所から見た出発点の駐車場と大台最高峰の日出ヶ岳、有名な大蛇嵓
バイケイソウは、まだ殆ど蕾の状態でしたが何本か咲いていました