実戦心理とは。

2005-07-15 | 将棋
朝から連盟に。仕事だったのでスーツを着て行ったのですがお昼に外に出たらすごい暑さでビックリしました速攻でスーツを脱いで、ネクタイも外しました

午後は行く予定だった研究会を見学。将棋は見ているのと指しているのとでは同じ手でも感じ方が違うものです。見ているほうは気楽なのですぐに激しい手を読むのですが指しているほうはハナからその手は「怖くて指せない」と眼中にないことが多々あります。これが実戦心理というものです。
局後の感想戦で「▲7六歩では▲2六歩が優った(例)」と結論が出ますがこれはあくまでも何も懸かっていない状態での考察なのです。もちろん、その将棋に関してはその結論が正しいのですがやはり実戦では「安全に安全に」という意識が働くので同じような過ちを繰り返してしまうんですよね。それが逆転、ドラマを生むんです。だから面白い。実戦心理の考察終わり。
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コメント
 
 
 
参考になります^^ (masa)
2005-07-16 00:04:47
始めまして( ゜∀゜)彡

なるほどね~

人間対人間ですからねー、対局中は単純な手の読みあいだけでなく相手の呼吸・目線・顔色なんかも見たりしますからね~

そういった要素も将棋の面白さの一つかなと!!

まあ、オイラが偉そうに言うなっちゅう話なんだけど・・・_/ ̄|○
 
 
 
プロでも・プロだからこそ (hide)
2005-07-16 11:01:59
「眼中になくなる」ほど怖くて指せないという言葉にものすごい重みを感じました。

私などから見れば超人としか思えないプロ棋士でさえ心理的に避けてしまうというのは、それほど勝敗にかかっているものが大きいからなのでしょう。

そしてトッププロはその怖さをときとして越えていくから差をつけていくことができるのでしょうね。



私自身も仕事をしているわけでそれなりに「プロ」のつもりでしたが、「眼中になくなる」ほど勝敗に執着しきれていなかったと思います。



きちんと執着して怖さを感じた上で、怖さを少しでも克服すべく精進したいと思います。
 
 
 
素晴らしい (アマ4段)
2005-07-16 12:48:39
竜王からこんなに簡単なコトバで語られる実戦心理、どうして将棋が人間の戦いなのかを明快に教えてくれていますね。
 
 
 
さすがに (流派)
2005-07-16 19:15:42
ひと言に感動しました、いつか流派を…
 
 
 
まさか竜王にも ()
2005-07-16 22:30:20
「安全に安全に」なんていう実戦心理があるとは。「怖い」とは無縁の強心臓だとばかり思っていました(^_^;)



本日、都庁の「親子ふれあい将棋教室」を覗いてきました。竜王のサイン色紙揮毫「快戦」は、「渡辺竜王賞」としてとても小さく可愛い女の子が当選していました。本当に嬉しそうに舞台に受け取りに駆け寄る姿が微笑ましかったです。きっと、また竜王ファンを増やしたことでしょう(笑)。
 
 
 
それは良かったです。 (あきら)
2005-07-18 08:34:29
お子さんに喜んでもらえると本当に嬉しいですねそれが一番です。



 
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