帰宅しました。終盤を中心に振り返ります。棋譜は将棋|Sankei WEBにてご覧下さい。
戦型は相矢倉。60手目△4五歩で戦いが始まりました。ここは△1四歩もありますが、▲1六歩を緩手にしようという狙いです。
先手の攻めを余す方針で指していましたが▲7四歩~▲5九飛とされて受け切りは困難になったので攻め合いに変更。ここではいい勝負のようです。
矢倉は▲7八金を狙うのが急所です。▲7九金打と使えば△2五角成。本譜は▲6八金引と節約されたので△7八角成から寄せ合いに突入。
105手目▲3三歩は取ると利かされかと思い手抜き。△3二飛の形は飛さえ渡さなければ詰まない形なのでこれに期待しました。
111手目▲6七角は詰めろ逃れの詰めろですが114手目△2八飛が詰めろ逃れの詰めろのお返し。これに対して▲6九金から徹底的に受けられるとどうやって良いのか分かりませんでした。一例は▲6九金△7七歩▲同桂△6四桂▲6七銀打△6六金▲6八金打△7六桂▲同銀(参考図)
ここで△7六金と銀を取っても詰めろにならないので▲4三歩成で先手勝ち。よって△8六銀と詰めろで捨てて▲同歩と取らせてから△7六金が詰めろ。しかしそこで▲8七銀と受けてどうか。※と感想戦ではやったはずですが、金銀が1枚足りないような気もしますね。疲れていたのかもしれません(苦笑)
これは解明困難な終盤戦で、どうなっていたのか全く予想が付きません。
116手目△7七歩からは勝ち筋に入ったようですが120手目は△7七銀から詰んでいました。終わってから気が付きましたが、詰将棋のような手順で詰みます。考える方もいると思うので、答えは明日にします。
感想戦は終盤戦を中心に2時間やりましたが、はっきりとしたことはわかりませんでした。とにかく難しい終盤戦でした。
これで1勝2敗に。第4局は7月6日(金)です。依然として苦しい状況ですが、頑張りたいと思います。