富良野は食べ物が美味しく、温泉も良くて素晴らしい場所でしたが、肝心の将棋がダメダメでした。

苦しい展開になりましたが、巻き返せるように頑張ります。

２８日・２９日(月・火)は竜王戦第２局。北海道富良野市にて。

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・『週刊新潮』コラム第４回目(１０月２４日号)は「和服」がテーマです。 

週刊連載はネタが持つのかと思いましたが、近年の将棋界は話題が多いので、むしろ何を書こうか、というくらいですね。

第４回、第５回は自分の話を書きましたが第６回からは王座戦五番勝負、電王戦１、電王戦２・・・と最近の話題を続ける予定。

・竜王戦第２局は北海道富良野。富良野と言えば「キャプテン翼」松山君の出身地です。

牛乳、チーズ等の乳製品と「ふらの牛乳プリン」が名物らしいですね。おやつのメニューにあるんでしょうか。

阿部四段とは２年振り２度目の対戦。

阿部四段の先手番なのに一手損角換わりという趣向でこちらが後手なのに、本来は先手側の局面を迎える序盤戦。後手番ながら(局面は先手)先攻してまずまずと思っていましたが、形勢は微妙でした。

最後は終盤でのミスをとがめての勝ち。これで予選準決勝に進出です。

観戦記やネット中継はありませんでしたが、田丸九段が将棋世界の連載取材で来られていたので、そちらで取り上げられるかもです。

・２３日に本を発売します。

渡辺流次の一手(マガジン・マガジン)

渡辺流 次の一手(amazon)

初級向けの手筋を紹介する内容になっています。宜しくお願いします！

王座戦五番勝負は本日２１日(月)に決着します。

王座戦中継サイト

明日２２日(火)は王位戦予選２回戦、阿部(光)四段戦。

・夏に対談させてもらった福永騎手が断然人気のエピファネイアで快勝。放送でも出ていましたが、その時にこの馬の強さを語ってもらったので、自分も嬉しいです！

・高校の同級生がお笑い芸人になった。と聞いたのは数年前。それ以来、お笑い好きな人に会ったら聞こうと思っていたのですが機会がなく。

竜王戦第１局で伊藤(真)四段と話すことがあったので「ジグザグジギーって知ってます？」と聞いてみると「知ってるも何も、今注目の若手」と教えてくれました。

ジグザグジギーの宮澤さんとは割と長い期間席が隣で、自分が買っていくスポーツ新聞の格闘技欄を彼が抜いて読むのが常でした。プロフィールには特技が「プロレスラーから絶妙なタイミングでサインをもらう」とあります。１、２回だけですが、一緒に行った後楽園での入り待ちでその現場、見たことがあります。

・昨年度優勝したNHK杯戦は初戦敗退。息子の友達には「柊のお父さん、シード選手なのに負けてたー」と言われてしまいました。

振り駒で後手番になり急戦矢倉。ここ２年は角換わりシリーズだったので、竜王戦での矢倉は新鮮な感じです。

２日目は朝から千日手の権利が生じました。歩得なので行けるような気がしましたが、千日手を打開するほどの手順ではありませんでした。以降は苦しくしてしまい、チャンスがほとんどない将棋でした。

黒星スタートとなりましたが、巻き返せるようにやっていきたいです。

１７日・１８日(木・金)は竜王戦第１局。千葉県野田市にて。

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・竜王戦開幕前ということで『週刊新潮』のコラムもその話題。紙媒体はブログと違って若干のタイムラグがあるので難しいのですが、どこかで七番勝負の中間報告を入れる予定です。

タイトル戦の連戦が始まる前に体重を落としておきたかったのですが、目標よりも１キロ重め残りです。携帯体重計を駆使しつつ、太らないように気を付けます。

・文藝春秋１１月号では囲碁の井山五冠王と対談をさせてもらいました。題は「若き天才の思考法」となっていますが、井山さんはあと１勝で再び六冠ですから、天才の度合いが違いますよね。

後手番で横歩取りでしたが、チャンスがなく完敗でした。予想しない手で不利になった、という点ではパリでの竜王戦第１局を思わせるような将棋でした。

これでリーグ成績は２勝２敗に。気を取り直して後半戦を頑張ります。