名人戦第5局。

2022-05-30 | 対局

2日目昼休の局面、右辺からの攻めが難しく、▲65銀右と逆方向へ行くようでは成算はなかったですが、バランスは取れていたようです。

図から▲71飛△42玉に▲52成銀で詰みっていうのが見えてないので、慌てましたが、本譜は寄せと上部脱出を見合いにして、なんとか残っていました。
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名人戦第4局。

2022-05-21 | 対局

封じ手開封直後、先手の応手がたくさんあるので、絞り切れていませんでした。感想戦では▲77金△75飛▲69玉という考えてない手が有力とされ、かなり手が広い局面だったようです。


△46銀打は見た目が重いので成算はなかったですが、△36金と打ってからは上部に厚くという方針でやっているので、それは曲げない方がいいと判断しました。56の歩を取って△55玉と逃げ出す形を目指しています。
△63玉型が珍しく、形勢判断が難しい将棋でしたが、この辺りでは良くなっていたようです。
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名人戦第3局。

2022-05-09 | 対局

図では持ち駒の差で優勢を意識していて、それ自体は間違っていなかったのですが、過大評価していたことで方針を見誤りました。感想戦でも先手に明快な代案はなかったので、際どいところを切り込んでいかないと勝てない局面だったと思います。


図で誤算に気が付いてはたと考え込みましたが、既に手遅れで勝てない将棋になっていました。先手陣は配置が悪く▲39香と受けても△37銀から後手の攻めが止まりません。
急にダメにしてしまいましたが、切り替えて次へ向かいたいと思います。

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竜王戦1組4位決定戦1回戦、山崎八段戦。

2022-05-03 | 対局


後手番で相掛かり。▲33歩△同桂と形を乱してから▲37銀と歩を回収しにくるのは珍しい手法で一手一手が難しい中盤戦になりました。



中盤で優勢になってからは方針が定まらない指し手を続けてしまい、図の△53銀は形ですが、次の▲13香成を見落として差が詰まりました。
△同角▲18飛から竜を作られる展開になり、悪い流れを跳ね返せませんでした。
良くなったところで時間もあったので、腰を落とすべきだったと悔いが残る一局になってしまいました。
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