・女性のための将棋イベント第4回将棋日和が12月12日(土)に東京・将棋会館で開催され、申し込みを受け付け中です。毎回、若手棋士が中心になって準備しているこのイベント、宜しくお願いします。
・ハチワンダイバーは13巻が発売。この巻最後の将棋、「ずいぶんと荒い攻めをするんだなぁ」等と思いながら読み進め、投了図を見て愕然。これは自分の将棋で、しかも荒い攻めをしていたのは自分でした。(H18・2・28・木村八段戦・棋聖戦最終予選)
・明日29日(日)より大和証券杯の女流最強戦がスタートします。開幕戦は石橋女流四段-鈴木女流初段。
20時~大和証券杯公式サイトにて。簡単な会員登録が必要ですが、宜しくお願いします。
・先日、栗東トレセンにて写真を撮らせて頂いたナリタスプリング(牡2)が兵庫ジュニアグランプリ(GⅢ)に出走し、3着。勝ったのは笠松の快速娘、ラブミーチャン。トレセン訪問の翌々日、京都競馬場に行った際に500万下をレコードで逃げ切っていたので強敵と見ていましたが・・・。次は選出されれば12月16日の全日本2歳優駿だと思いますが、頑張って欲しいです
・久々に一口馬主の話。障害に転向したアイズオブゾロ(牡3)は障害デビュー戦に向けて調教中。今の感じですと、暮れの中山か年明けでしょうか。2歳馬はタスクミストレス(牝)で父キングカメハメハ・母ワーキングガール。兄にクラフトマンシップ、クラフトワークという血統です。美浦の後藤由之厩舎に入厩していて、12月の中山デビューを目指しているようです。
振り駒で先手になり、△近藤六段の作戦は本家ゴキゲン中飛車。それにしてもゴキゲンは大流行で、見ない日がないくらい。この日も他に数局指されていましたし、今一番指されている戦法ではないでしょうか。
日本将棋連盟では「棋士がブログ等で図面掲載する場合は、1局1図程度にする」ということになったので、今回よりそのようになりますが、ご了承頂ければと思います。
△4四角▲6八飛△6二飛となった局面。
図から▲5六歩△6六銀▲同金△6五歩▲6七金引△6六歩▲5七金△6五桂▲5八金・・・。
銀捨てから攻められ、決まってしまってもおかしくない筋ですが、ギリギリ残っていると判断。実際、駒得と△4一金の遊びが大きく、残っていたようです。また、後手は攻めの桂(△3三桂)ではなく守備桂を攻めに使っているので、その分、反動もきつくなりました。
この後、攻めが一息ついたところで反撃に出て、勝ち。リーグ復帰まで1勝となりました。
本日21日(土)はNHK教育テレビで「将棋の日」の放送があり、時間は午後3:00~5:00です。
明日22日(日)は倉敷藤花戦第2局▲中村女流二段-△里見倉敷藤花(1勝)。1勝1敗のタイになれば、翌23日に最終第3局が行われます。
息子と一緒に改めてエリザベス女王杯を見る。息子の感想は「ブエナビスタ、あんなにうしろにいたのに、つえーね」でした。
クィーンスプマンテを管理している小島茂調教師がブログで今回のレースについて書いていますが、文量、内容ともに読み応えたっぷりです。
小島茂之厩舎の本音
対照的に敗戦の弁となってしまった石橋さんのブログは短い文章ですが悔しさが伝わって来ます。
最後に告知。
来年1月10日・11日に開催されることが決定している「とちぎ将棋まつり」のブログが立ち上がりました。
こちら
将棋まつりの情報は随時更新されると思いますので、ご参照下さい。
石橋さんとしてはなんと言っても第2局の反則負けが痛すぎました。そんな中、カド番の第4局を踏ん張ったのはさすがですが、最後は清水さんが力と意地を見せた格好になりました。
今日は朝から将棋会館で取材が2本、免状署名、読売新聞観戦記用の解説でした。自分にしては働いたほうですが、それでも16時過ぎには家に着いているのも自分らしいと言うか・・・今週は久しぶりに週休4日と、ようやく将棋指しらしい生活に戻ります(笑)
サイン会が終わったところで記者の方に競馬速報を聞き、まさかの結果に唖然。こんな「行った行った」があるんですね、差し馬重視の自分には一生買えない馬券です。
明日16日(月)は女流王位戦五番勝負第5局、石橋女流王位-清水女流名人・女流王将。注目の最終局、中継は徳島新聞:女流王位戦ページにて。
竜王戦第3局は勝って3連勝とすることが出来ました。1日目にあれだけ進むのは異例ですが、定跡の範囲。タイトル戦でこのような将棋になると、指した手がそのまま定跡になる事もあるので、身が引き締まる感じがします。
封じ手は予想外の▲6八金右。かなり青ざめましたが、気を取り直して、これしかない△3九歩成を指しました。飛車を入手して指せそうな気がしましたが△7九銀で勝ち、というのを発見、確認するまでは、自信がなかったです。どの変化もこちらが勝つように、うまい具合に出来ていたのは幸運でした。引き続き頑張って行きます。
竜王戦翌日の12日(木)は金閣寺と栗東トレセンを見学してから、大阪へ。(この辺りは一つ下の記事で)
13日(金)は王将リーグ、久保棋王戦。こちらは作戦負けからそのまま負け、という内容でした。序盤での端歩が緩手でそれがそのまま敗因なのか、あるいはその後にチャンスがあったのか、ちょっと分かりません。
これで1勝3敗となり、挑戦はなくなりました。
中1日での対局は嬉しい悲鳴ではあるのですが、前節の豊島戦に続いて悪い内容で・・・集中力を持続しないと忙しくても意味がないので、今後の課題です。
5泊の遠征は初めてだと思いますが、長かった。。。というのが率直な感想です竜王戦ノーマルの3泊はあっという間ですが、5泊6日となると約一週間ですので、長く感じました。
明日15日(日)は棋士会将棋フェスティバル2009 in 東京ですが、当日券の販売はありませんので、ご注意下さい。