ヒューリック杯棋聖戦本戦1回戦、橋本八段戦。

2019-03-23 | 対局
先手番で横歩取り▲68玉型。45手目にして飛角を持ち合う激しい展開になりました。



△36桂に対する▲18角は予定の切り返しでしたが、ここは▲39歩の我慢もありました。実戦は大変か少し分が悪い終盤戦に。



この▲68金打で勝ちになっているかも、という感触がありました。先手玉は部分的には寄っている形ですが、駒を渡すと後手玉が詰む含みがあります。実戦も自玉に必至が掛かった瞬間に後手玉が詰んで勝ちになりました。

勝ってベスト8進出。次は26日の竜王戦でそれが終わると対局はひと段落で約2週間の春休みになります。1月から対局が続いてきましたが一息入れて、新年度を頑張りたいと思います。
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棋王戦第4局。

2019-03-18 | 対局


中盤、▲77銀打と手を入れたところ。後手陣への攻めが分かり易いのでやや良しと思っていましたが、ここから上手く攻め味を付けられて難解な終盤戦でした。



図から△85飛▲86歩△65飛が後手の有力手段ですが、その状態で放置すれば先手玉に詰めろが掛からない、というのが感想戦で一致した見解。△65飛に▲22歩から攻めれば歩以外の駒を渡さないので先手が勝てます。この変化を始め、際どく先手が勝っている変化が多かったようです。

最終盤は余しに行くか後手玉を詰ますかをギリギリまで迷ってしまい、読み切れてないのに王手を掛け始めてしまいました。持ち駒がたくさんあったのでさすがに詰むんだろうと思ったのと、玉に竜がくっ付いてるのはまれなケースなので距離感を見誤ったのが原因です。詰み筋が見えたのはかなり王手をしてからで、それまでは「やっちまったか」と体中から汗が噴き出ていました。

3勝1敗で防衛、7連覇となりました。王将、棋王の二冠は2015年3月に王将位を失ってから4年振りだと思いますが、1年前の今頃は無冠になりそうだったので、ここまで巻き返せるとは自分でも想定外でした。今後はこれを持続できるように取り組んでいきたいと思います。
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B級1組順位戦12回戦、斎藤王座戦。

2019-03-15 | 対局


先手番で角換わり腰掛け銀。図から▲24銀が次に▲23銀成△同玉▲34角の厳しい狙いになりました。△66馬には▲77角の合わせで対応できます。
実戦は▲24銀△34金に▲62と、と駒を補充して攻めがつながりました。

今期順位戦の総括についてはスポーツ報知の記事が感想戦後の一問一答を全て書かれています。
あと明日16日(土)に将棋連盟ライブ中継で掲載される「好局振り返り」では今期順位戦5回戦の野月八段戦を解説しているので、合わせてご覧下さい。

先日発売した「宗桂」1巻ですが今日から期間限定でコミックボーダーにて3話まで無料で公開されています。このページから横にめくると「監修の渡辺くん」が始まり、下にスクロールすると「宗桂」掲載話一覧があります。この機会にぜひご一読下さい!
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棋王戦第3局。

2019-03-11 | 対局
後手番で相居飛車の力戦形に誘導しました。



作戦負けから無理攻めを強いられて苦しいと感じていましたが図では△39角、△55歩、△66角があり、選択肢があるということはまずまずの感触もありました。

実戦は△66角としましたが▲68金△75角▲74飛となって、苦しくしました。△66角に対して▲75金を逃げない手があることは指してから気が付いたので、この手を3分で指してしまったのは悔いが残ります。
有力だったのは図から△39角▲27飛△48角成で次に△38馬▲25飛△24歩▲26飛△48馬▲27飛△38馬・・・の千日手を狙います。先手がそれを打開できるかが焦点ですが、これは有力でした。
終盤は粘りを欠いた気がしますが、時間があったのに3分で指して悪くしたことを引きずった部分もありました。これは以前からの課題でもありますが、久しぶりに露呈してしまいました。

負けて2勝1敗、17日(日)の第4局を頑張ります。


13日発売の「宗桂 ~飛翔の譜~」1巻 サイン会はおかげさまで定員になりました。参加される方は宜しくお願いします。

再掲になりますが、以下を載せておきます。
関連してコミックボーダーにて

妻による「監修の渡辺くん」が掲載されていますので、ぜひご覧ください。「宗桂」を監修することになった経緯、普段の打ち合わせの様子が12ページで描かれています。
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王将戦第4局。

2019-02-26 | 対局
もう1日沖縄に残って観光するので図面はありませんがご了承下さい。

予定していた仕掛けが得られてまずまずと思っていましたが▲15歩まで効かされて▲35歩で自玉も危なくなってきたので2日目昼は大変と感じていました。
実戦は△57歩と△95角が入って良くなり、△22金で銀が入ったら詰む形になり、勝ちになりました。
久しぶりに二冠に復帰できて嬉しく思いますが、キープ出来るように3月の棋王戦を頑張りたいです。
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竜王戦1組1回戦、糸谷八段戦。

2019-02-21 | 対局


後手番で角換わり拒否の雁木。やや作戦負け気味でしたが図から△78飛成▲同玉△86歩と攻めて難しくなりました。以下▲同歩なら△88歩▲同玉△69角という筋があり、▲26飛型で▲58金が浮いているので成立する攻めです。



珍しい局面になりましたが、△25桂と歩を補充して後に△17桂不成とまた歩を取る手が成立して攻めが繋がる格好に。先手の歩の位置が16ならば攻めが切れていたので、この辺りは配置に恵まれました。

勝ってベスト8へ。ここからまたタイトル戦の連戦が始まるので流れを持続できるようにしたいですね。
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朝日杯準決勝、決勝。

2019-02-16 | 対局


準決勝は千田六段戦。優勢ながら攻められて大変でしたが図の▲86桂ではっきりしました。以下は攻め合いでの1手勝ちで決勝へ。



決勝、藤井七段戦。
図の△34歩に対して▲75銀と打つのが唯一のチャンスでしたが、全く気が付きませんでした。なので藤井七段は「図の1手前の△34歩では△75銀だった」という二回り上(こっちは▲75銀に気が付いてないので△34歩が疑問手なんて夢にも思わない)の反省をしていて、大盤解説で佐藤名人と二人掛かりでも先手が良くならなかったですね。
先手番で角換わりを拒否してまで作戦を主張して、相手の対策が十分ではない状況なら少なくとも「指し易い~やや有利」くらいにはなることが多いんですが(それが先手番の有利性でもある)
それを互角で乗り切られて、図の▲75銀しかチャンスが無い、なおかつこっちは全く気が付かないのに相手は全部読んでるってことがあるのかな、と(笑)・・・
序盤も理解度が深いし、弱点が見当たらないんですが、たまには負けたり苦戦する将棋もあるはずなので、次回までにそれを研究したいと思います。
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B級1組11回戦、郷田九段戦。明日対局。

2019-02-15 | 対局


後手番で相矢倉。図の▲84角は△37角成▲同桂△84飛で銀得になるので驚きの一手でしたが直後の▲45桂で取り返せるので十分に成立していました。△85桂が質駒なので▲23歩~▲15桂の傷が痛いです。

ここからはずっと苦しかったですが、玉が上に逃げる展開になっての逆転勝ちでした。


明日16日(土)は朝日杯準決勝、千田六段戦。
10時半~朝日杯中継サイト

Abema TV:将棋

※本局は将棋連盟ライブ中継でご覧になれます。
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棋王戦第2局。

2019-02-11 | 対局


ポイントになった▲75歩の場面。ここでは負けそうと思っていましたが、感想戦では後手の具体的手順も難しく、苦労が多いのはむしろ後手のほうだったかもしれません。
▲73歩成や▲75桂が攻防になり易く、思っていたよりも複雑な局面だったのが幸いしました。



▲22竜が詰めろで入って勝ちになりました。▲52角△72玉▲61角成△同玉▲62銀から手数は長いですが追い詰めになります。
実戦は△52香と駒を使わせてから▲85歩と受けに回っての勝ちでした。

この10日程で棋王戦第1局、王将戦第3局、棋王戦第2局という連戦でしたが、全勝というのは望外の結果でした。タイトル戦は一休みで14日順位戦、16日朝日杯、20日竜王戦となっています。

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王将戦第3局。

2019-02-08 | 対局
スケジュールの都合で図面が作れませんが、ご了承下さい。
1日目の仕掛けは予定で2日目は昼休み明けが(△56同飛)手が広く悩ましい局面でした。実戦はシンプルに端を攻めていきましたが、▲62銀の放り込みは予定だった▲91銀に成算がなくなっての代案。▲62銀を指してから、後手に上手い受けがあることに気が付きましたが、9筋に飛車が行くのは珍しいケースなので、読みが難しかったです。
実戦は攻めがつながり、▲96香が攻防手になっての勝ちでした。第4局は2週間以上先ですが、また頑張りたいと思います。
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