振り駒で先手に。増田五段の作戦は一手損角換わりでした。
図から▲1五歩△同歩▲4六歩と戦いを開始。
ただ、後の△8五桂が厳しかったので▲9六歩は余計だったかもしれません。▲9六歩ではなく、その1手を攻めに回すべきでした。
△7七桂成と銀を取られるのは怖くありませんが、△9五歩が厳しい反撃でした。やはり、▲9六歩はマイナスの手だったようです。▲2四歩と取り込むと△9六歩とされて▲9八歩と打つようでは玉が狭すぎて勝てそうもありません。
仕方がないので腹をくくって▲同歩と応じました。この辺りは▲2六銀が遊んでいるので自信のない戦いです。
この▲3五歩を打って、行けそうな気がしました。平凡な銀取りですが、△4三銀左ならば▲3七銀が歩切れを突いて絶好の味。
後手は、一直線に攻め合うのではなく、どこかで△2五歩と手を戻しておくべきだったようです。
ここで▲6四香が狙いの手。これで一気に後手玉が狭くなりました。歩が6五ではなく6四ならばこの手はないわけで、勝つ時は全てがうまく行くものです。
実戦は△3六桂でしたが▲1四角が詰めろ桂取りで決まりました。
勝ってベスト4へ。次も頑張ります。
もし獲ったら、竜王戦のBS中継のとき、NHKアナウンサーは「渡辺竜王NHK杯」と毎回呼ぶのだろうか。
30秒で見えていることに、感動を覚えました。
ベスト4ですね!
ここまで来ると、優勝圏内ですね!
優勝を願っています。
やっぱりやばかったんですか・・・どぉりでぃゃな汗が出る感じがしたました^^;
とはいえ、本局は三回戦に比べると解説が分かりやすかったことから、実際にはそこまで苦しくなかったのだろぉかと思いました。
@2勝 \(*⌒0⌒)bがんばっ♪
横綱ならぬ竜王相手に土俵際まで追い詰めてまさか自分の後は見ませんよね。とはいえやはり見なきゃいけないのでしょうか。そこが将棋の怖さですね。自陣を見誤って負けるのは腹立たしいですものね。しかし△2五歩ですか。▲4六歩に▲2四歩と解説の福崎九段が、さすがタイトルホルダーの手、と感心されてましたが△2五歩もそんな手に見えました。
あと感想戦で福崎九段が中倉女流を少したしなめる発言(急所で口で進めた変化を中倉女流が、並べてもらえませんか、と言われたところ福崎九段が、プロはそんな事はしない云々と発言)があってドキリとしました。こういう厳しさもプロらしいと思いました。
ではでは
したしなめる発言は、見てないですが、
「TVで見ているファンにも分かる様に並べて下さい」という意図もあったのではないでしょうか。
解説は指導とか厳しさを見せるより、見ている人に親切であって欲しいですね。
端からの逆襲であっというまに竜王陣が丸裸にされたときは冷や冷やでした。自分も端攻めは大好きですが、足りる足りない・間に合う間に合わないの感覚は全然です…。
福崎九段の発言はついビデオ見返してしまいました。どっちかというと、たしなめたというより、(TVなので並べないと不親切なのはわかっていたのに)「プロの感想戦では(わざわざ)動かさないからね」と、弁解してるっぽい言い方に聞こえましたよ~。
そうでもなかったのでしょうかね。
▲64香を受けなかったのは驚きましたが、▽36桂が厳しいので、攻めあっても後手が勝ちと読みきったのかな?などと思ってました。
・・・つうか、私は▲14角が詰めろだということに気づいてませんでした。
▲23歩成で、やっと「あ!?」。
鈍すぎますね。
ともあれ、次も頑張ってください。
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