宇都宮市内もやはり雨にそぼ濡れていて、ジャズの町らしい雰囲気が
しないことも無きにしも非ず。東京では雨でも、きっと雪に違いないと
言う妄想めいた思い込みは見事に破壊されました。なんとなく、栃木は
もう東北雪国みたいなイメージがあったのです。
この日泊まるホテルは駅から徒歩2分ほどのところにありましたが、
チェックインまではまだ時間が。少し離れたところにはパルコとかがある、
東武宇都宮駅を中心としたもうひとつの中心地があります。雨は降って
いるけれど、事前に見ておいた地図だとそれほど遠くない感じです。
それに靴下も買わないと(雨続きで乾いていなくて。ユニクロも無印も
道中にいくつかあったけど、原油高のせいか無印もユニクロも値上がりして
いて買うチャンスを逃したのです。せこい私。ええ気後れしましたとも)。
とりあえず、無印がテナントに入っているパルコを目指します。
ところが駅近くから見えているパルコ、歩けども歩けども近づかず。
あれは大道具さんが作ったセットなんだとすら思われました。降り続く
雨、距離の縮まらないパルコ。靴下なんかどうでも良くなってきて、
こうなったら石田純一みたいに素足で靴を履いてやる!と叫びそうに
なった頃、ようやくパルコに着きました。
無印で靴下を買って、時計を見るともうすぐチェックインの時間。ここまで
来たのならここいらで晩御飯を食べる事を決め、ホテルに遅くなります、と
だけ電話を入れて、そのあたりをうろうろしました。
餃子の街と謳う位なのですから、餃子横丁と言えるくらい軒を連ねている
と思っていたのですが、これが・・・吃驚するくらい見つけられません。
私の目が節穴なのか、それとも本当に餃子屋がないのか。
パルコの隣にある長崎屋には幸いにも大きな書店がありました。これ以上
うろついていても餓死するか、道に迷うかのどちらかになりそうでしたので
早速駆け込んで、地域情報を扱うコーナーに向かいます。「おすすめ餃子100店!」
とかそういうタイトルの本を探したのですが見つからず・・・やたら目に
付く「東京なんちゃら」や「京都なんちゃら」に宇都宮市民の控えめすぎる
態度をみたように思います。
それでも栃木の観光ガイドブックのようなものを見つけて、それの餃子特集を
見ます。思いのほか、餃子店がこのあたりに無いことにショックを受けつつも
一店絞り、脳に地図を焼き付けて(買えよ)記憶が消えないうちに店を目指します。
ああ、買えばよかった・・・地図では簡単に見つかりそうな場所にあったのにも
関わらず、同じ道をぐるぐる・・・仕方なしに、目に入った魚屋さんで
その店を訪ねたところ、誰も知りませんでした。仕方ないので、そこの
ご主人お奨めのところを聞いたところ、長崎屋の地下に色んな店の餃子が味わえる
アンテナショップのようなものがあるとの事。ああ、長崎屋。きっと立ち読み
だけした、愚かな旅人に対する仕打ちなのでしょう。もう抗う事無く、生まれた
ままの心で長崎屋に向かいます。
しないことも無きにしも非ず。東京では雨でも、きっと雪に違いないと
言う妄想めいた思い込みは見事に破壊されました。なんとなく、栃木は
もう東北雪国みたいなイメージがあったのです。
この日泊まるホテルは駅から徒歩2分ほどのところにありましたが、
チェックインまではまだ時間が。少し離れたところにはパルコとかがある、
東武宇都宮駅を中心としたもうひとつの中心地があります。雨は降って
いるけれど、事前に見ておいた地図だとそれほど遠くない感じです。
それに靴下も買わないと(雨続きで乾いていなくて。ユニクロも無印も
道中にいくつかあったけど、原油高のせいか無印もユニクロも値上がりして
いて買うチャンスを逃したのです。せこい私。ええ気後れしましたとも)。
とりあえず、無印がテナントに入っているパルコを目指します。
ところが駅近くから見えているパルコ、歩けども歩けども近づかず。
あれは大道具さんが作ったセットなんだとすら思われました。降り続く
雨、距離の縮まらないパルコ。靴下なんかどうでも良くなってきて、
こうなったら石田純一みたいに素足で靴を履いてやる!と叫びそうに
なった頃、ようやくパルコに着きました。
無印で靴下を買って、時計を見るともうすぐチェックインの時間。ここまで
来たのならここいらで晩御飯を食べる事を決め、ホテルに遅くなります、と
だけ電話を入れて、そのあたりをうろうろしました。
餃子の街と謳う位なのですから、餃子横丁と言えるくらい軒を連ねている
と思っていたのですが、これが・・・吃驚するくらい見つけられません。
私の目が節穴なのか、それとも本当に餃子屋がないのか。
パルコの隣にある長崎屋には幸いにも大きな書店がありました。これ以上
うろついていても餓死するか、道に迷うかのどちらかになりそうでしたので
早速駆け込んで、地域情報を扱うコーナーに向かいます。「おすすめ餃子100店!」
とかそういうタイトルの本を探したのですが見つからず・・・やたら目に
付く「東京なんちゃら」や「京都なんちゃら」に宇都宮市民の控えめすぎる
態度をみたように思います。
それでも栃木の観光ガイドブックのようなものを見つけて、それの餃子特集を
見ます。思いのほか、餃子店がこのあたりに無いことにショックを受けつつも
一店絞り、脳に地図を焼き付けて(買えよ)記憶が消えないうちに店を目指します。
ああ、買えばよかった・・・地図では簡単に見つかりそうな場所にあったのにも
関わらず、同じ道をぐるぐる・・・仕方なしに、目に入った魚屋さんで
その店を訪ねたところ、誰も知りませんでした。仕方ないので、そこの
ご主人お奨めのところを聞いたところ、長崎屋の地下に色んな店の餃子が味わえる
アンテナショップのようなものがあるとの事。ああ、長崎屋。きっと立ち読み
だけした、愚かな旅人に対する仕打ちなのでしょう。もう抗う事無く、生まれた
ままの心で長崎屋に向かいます。